スバル エクシーガの故障(不具合)事情とは?過去の故障事例とリコール情報などを交えて解説

2008年にスバルから発売された3列シートのエクシードは、現在は販売が終了していますが、居心地の良い室内空間や快適な走行性から、中古車でも人気のある一台です。しかし、中古車を購入する際には、故障のリスクなどが気になります。今回は、スバル エクシーガの故障(不具合)しやすい箇所や中古車を選ぶ際の注意点について解説します。

スバル エクシーガは故障(不具合)が多いのか?

スバル エクシーガに関する故障(不具合)の声

50代/男性

10年落ちの中古車を購入したので、すでに色々あります。スバル車はセンサー関係が弱いと聞いていましたが、やはりセンサーが故障しました。5AT搭載車のセンサーは必ず壊れるそうです。

30代/男性

エアコンのポンプが壊れました。あとは経年劣化でタイミングベルトの交換したくらいです。

40代/男性

タービン回転センサーの不具合でハーネスを交換しました。バブルボディも故障したので交換して、いまはATミッションの不具合が起きます。

50代/男性

エバポレーターとエアコンのコンプレッサーの故障。

40代/男性

10万㎞くらいのときにLLC漏れを発見。修理費用に4万円くらいかかりました。

20代/男性

走行距離が約6万㎞の中古車を購入しました。購入してからわりとすぐに、変な音がし始め、走行できなくなってしまいエンジンを交換しました。スラッジ詰まりによる故障だったみたいです。

30代/男性

右側のミラーが急に開閉できなくなって交換しました。

スバル エクシーガの故障が多い箇所

スバル エクシーガで故障(不具合)が起きやすい箇所は下記のとおりです。

  • エンジンオイル漏れ
  • セカンドシートの不具合
  • パワーステアリングのオイルポンプの故障(不具合)

工業製品である以上、車が全く壊れないということはなく、スバル エクシーガにも故障しやすい箇所というのがあります。

上記の中でもスバル エクシーガは、エンジンオイル漏れが多く起きています。

エンジンオイル漏れが起こる原因として多いのは、ゴムパッキンの劣化です。一般的にカムカバーとシリンダーヘッドの間にゴムパッキンが入っており、このゴムパッキンが劣化することで、間からオイルが漏れやすくなります。一般的な直立エンジンやV型エンジンでも劣化は生じるものですが、スバル エクシーガに搭載されている水平対向エンジンはオイル漏れのタイミングが早い傾向にあると言われています。

セカンドシートの不具合は初期モデルに多いと言われシートが不安定になり、走行中にはカタカタと異音が発生する現象が起きます。

そのままでも問題なく走行はできますが、不具合が起きた場合は、シートはもちろん、シートレールまで変えなければなりません。

パワーステアリングポンプの故障については、経年劣化によって異音が発生したり、パワーステアリングが利かなくなったりといった症状が起こります。

スバルが発表しているエクシーガに関する故障・不具合・リコール情報

エアバッグ装置(インフレータ)のにおける不具合(2019年3月28日届)

助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。このため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある。

対象車両

型式 車台番号
DBA-YA5 YA5-034077 ~ YA5-034390(平成26年1月7日~平成27年4月3日 )
DBA-YAM YAM-011788 ~ YAM-023930(平成26年1月6日~平成28年8月1日)

エアバッグ装置(インフレータ)のにおける不具合(2018年3月29日届)

助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。このため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある。

対象車両

型式 車台番号
DBA-YA5 YA5- 032812~YA5- 034076(平成25年1月7日~平成25年12月19日 )
DBA-YAM YAM- 006545~YAM- 011789(平成25年1月7日~平成25年12月27日)

完成検査に関わるリコール(2018年2月8日届)

車両製作工場の完成検査において、所定の教育を受けずに登用された完成検査員が合否判定を行ったものが認められたため、道路運送車両の保安基準に関する検査が適切に行われていなかった。

対象車両

型式 車台番号
DBA-YAM YAM-030131 ~ YAM-030703(平成29年10月4日 ~ 平成29年12月14日)

ルーフレール フロントカバーにおける不具合(2017年5月18日届)

ルーフレールにおいて、フロントカバー取付け部の設定が不適切なため、ルーフレールを車体に組付ける際に、フロントカバーの固定爪の一部が損傷することがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、固定爪の損傷が拡大してガタが発生し、最悪の場合、走行中にフロントカバーが脱落し、他の交通の妨げになるおそれがある。

対象車両

型式 車台番号
DBA-YAM YAM-017001 ~ YAM-022229(平成27年4月8日 ~ 平成28年5月13日)

エアバッグ装置(インフレータ)における不具合(2017年3月30日届)

助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。このため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある。

対象車両

型式 車台番号
DBA-YA4 YA4- 009623~YA4- 021308(平成22年1月6日~平成24年6月15日)
CBA-YA5 YA5- 017188~YA5- 018930(平成22年1月6日~平成22年4月5日)
DBA-YA5 YA5- 017185~YA5- 032811(平成22年1月6日~平成24年12月27日)
DBA-YA9 YA9- 002001~YA9- 011282(平成22年1月6日~平成24年6月7日)
DBA-YAM YAM- 002001~YAM- 006549(平成24年6月18日~平成24年12月28日)

原動機(ウォーターポンプ)における不具合(2016年11月25日届)

エンジンのウォーターポンプにおいて、ベアリング部の組付隙間が小さいため、ベアリングが破損し、ウォーターポンプが機能しなくなる場合がある。そのため、タイミングベルトが損傷し、そのまま使用を続けると、エンジンが停止して再始動出来なくなるおそれがある。

対象車両

型式 車台番号
CBA-YA5 YA5-002002~YA5-018930(平成20年5月27日~平成22年4月5日)
DBA-YA4 YA4-002001~YA4-015742(平成20年5月27日~平成22年10月26日 )
DBA-YA5 YA5-002001~YA5-023940(平成20年5月27日~平成22年11月9日)

エアバッグ装置(インフレータ)における不具合(2016年11月25日届)

助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。このため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある。

対象車両

型式 車台番号
DBA-YA4 YA4- 002001~YA4- 009622(平成20年5月27日~平成21年12月26日 )
DBA-YA5 YA5- 002001~YA5- 017183(平成20年5月27日~平成21年12月26日)
DBA-YA9 YA9- 002003~YA9- 002183(平成21年12月7日~平成21年12月22日)
CBA-YA5 YA5- 002002~YA5- 017184(平成20年5月26日~平成21年12月26日 )

2次エアポンプリレーにおける不具合(2016年10月6日届)

排出ガス発散防止装置の2次エアポンプにおいて、当該ポンプを制御するリレー内の接点の押付け力が不適切なため、接点オン時にアーク放電が発生し、接点が溶着され電流が流れ続けることがある。そのため、当該ポンプのポンプモーターが常時回転となり、2次エア配管の内圧が上昇し警告灯が点灯、そのまま使用を続けると、ポンプが高温となり樹脂部品が溶損し異臭や煙が発生、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

対象車両

型式 車台番号
CBA-YA5 YA5-002002 ~ YA5-018930(平成20年5月26日 ~ 平成22年4月5日)
DBA-YA4 YA4-015001 ~ YA4-021308(平成22年8月4日 ~ 平成24年6月15日)
DBA-YA5 YA5-018155 ~ YA5-034029(平成22年4月15日 ~ 平成25年9月6日)

原動機(ウォーターポンプ)における不具合(2012年6月7日届)

エンジンのウォーターポンプにおいて、ベアリング部の組付隙間が小さいため、ベアリングが破損し、ウォーターポンプが機能しなくなる場合がある。そのため、タイミングベルトが損傷し、そのまま使用を続けると、エンジンが停止して再始動できなくなるおそれがある。

対象車両

型式 車台番号
CBA-YA5 YA5-002077~YA5-011412(平成20年 5月26日~平成20年10月1日)
DBA-YA4 YA4-002033~YA4-005576(平成20年5月27日~平成20年9月30日)
DBA-YA5 YA5-002078~YA5-011400(平成20年5月27日~平成20年9月30日)

キーレスアクセス&プッシュスタートシステムにおける不具合(2011年10月6日通知)

キーレスアクセス&プッシュスタートシステムを装着した車両において、通信エリア内に別の車両のアクセスキーがあると、当該システムが正常に通信できなくなり、ドアロックの開錠・施錠、またはエンジンの始動がしにくくなるおそれがある。

対象車両

型式 車台番号
DBA―YA4 YA4-018110~YA4-018227(平成23年6月21日~平成23年7月10日)
DBA―YA5 YA5-027111~YA5-027298(平成23年6月21日~平成23年7月11日 )
DBA―YA9 YA9-010043~YA9-010125(平成23年6月21日~平成23年7月12日)

リモコンエンジンスタータにおける不具合(2010年12月9日通知)

後付け用品のリモコンエンジンスタータが装着された車両において、リモコンエンジンスタータと車両側回路の不整合により、エンジン停止中もバッテリから微弱電流が流れバッテリが放電する場合がある。

対象車両

型式 車台番号
DBA-YA4 YA4-012041~YA4-015272(平成22年7月22日~平成22年9月1日)
DBA-YA5 YA5-020229~YA5-023397(平成22年7月16日~平成22年9月7日)
DBA-YA9 YA9-008129(平成22年9月7日)

スバル エクシーガ各部品の修理費用

ここでは、各部品の修理費用の相場を紹介します。

故障(不具合)箇所 費用
パワーステアリングポンプの故障(不具合) 2万~7万円程
シートの不具合 数十万円
エアコンプレッサーの故障(不具合) 10万円~
タイミングベルト 3~4万円程

上記の表からもわかるように、パワーステアリングポンプの修理費用は大きく差が生じます。これは、リビルト品を使用しての修理か、純正のものでの修理になるのかの違いです。

リビルト品であれば修理費用も安く抑えることができますが、リビルト品は少ない傾向にありますので、タイミングが合えばお得に交換できるでしょう。

また、修理費用が高額になりがちなのが、エアコンプレッサーの故障です。長い期間乗っていると、故障が避けられない場所でもあり、そのほとんどの場合が、コンプレッサーに関連する部品にも不具合が生じています。

コンプレッサーの修理プラス、不具合が生じている箇所の修理費用が必要となるため、大きな出費となってしまうでしょう。

ディーラーや整備工場など、修理を依頼する場所によっても価格に差があるので、安く抑えたい場合は事前に見積もりを出してもらったうえで、依頼するようにしてください。

スバル エクシーガオーナーの評判

スバル エクシーガを所有しているオーナーの評判を紹介します。

ポジティブ

  • 乗用車と同じ感覚で乗れる
  • サイズ感
  • 安定した走行ができる
  • 見た目以上に室内が広い
  • 自転車を乗せることができる
  • コーナリングがスムーズ
  • 路面を選ばず走行ができる
  • 視界が広い
  • 坂道でも失速しない
  • パノラマニックガラスリーフで開放感がある
  • 3列目も広々

ネガティブ

  • シートがカタカタと音がする
  • フラットにならない
  • 燃費が悪い

スバル エクシーガは、水平対向エンジンの搭載で重心が低く、安定した走行ができるという特徴があります。オーナーの評判からも、走行性能に関してポジティブな意見が多く、4WDでは悪路や雪道などの走行もスムーズで、路面を選ばず走行ができます。走行性能を重視したい人にはおすすめの車両です。

また、3列目もゆったりとしたスペースを確保しているので、大人数で乗っても窮屈に感じず、ドライブを楽しむことができるでしょう。シートを倒すことで大容量の荷室を確保することもできるので、さまざまな用途に合わせた使い方が可能です。

それだけでなく、パノラマニックガラスリーフやシアターシートレイアウトなど快適な居住空間を作り出している点も、高い評価を得ています。

エクシーガとはどんな車?

旧・富士重工、現・SUBARU株式会社(以下、スバル)が2008年から2018年までの10年間、製造と販売をおこなってきたミニバン(のちクロスオーバーSUV)、それがエクシーガです。

Excite(興奮する、楽しむなど)や、Active(活動的、活発など)といった意味を含ませた造語で、「EXIGA」と表記します。

現在は生産されておらず、販売も終了しています。実は、エクシーガの販売終了にともない、スバルの3列シート車は完全撤退ということになりました(2019年6月時点)。

なお、厳密にはミニバンの「エクシード」の製造は2008年〜2015年3月まで、それ以降はクロスオーバーSUV「エクシーガ クロスオーバー7」が製造されていました。

ここでは、基本的にミニバンの「エクシーガ」をメインにご紹介していきます。

エクシーガは7人乗りという、スバルにしては久しぶりの「多人数乗り」の車種だったわけですが、レガシィ、インプレッサ、フォレスターといったワゴン製造の技術や知識、経験を存分に生かし、「7人全員が快適に乗車できる居住性」の確保をテーマに掲げて開発されました。

リアサスペンションにはダブルウィッシュボーン式のサスペンションを採用しているほか、シャシーにSIシャシー(スバル・インテリジェント・シャシー)を採用したことで、高い静粛性と操舵の安定性、そして上品な乗り心地を実現しました。

もちろん、スバルの代名詞とでも言うべき「水平対向エンジン」を搭載し、かつ重心を低めにするなど、走りの安定性も実現しています。

快適な居住性を確保するさまざまな工夫!

前述したように、エクシードは「7人全員が快適に乗車できる居住性」をテーマに開発されています。そのため、至るところに優れた居住性を実現する工夫が盛り込まれています。

例えば、エクシードは「2人→3人→2人」という3列シートですが、後方に行くに従って着座高が少しずつ高くなっています(シアターシートレイアウト)。これにより、後方からでもひらけた視界を感じることができます。

また、こちらはオプションでしたが、パノラミックガラスルーフ(通常のガラスルーフよりも面積が広く、後部座席まで覆っているもの)」を選ぶことも可能でした。

こうして後部座席の人まで広い視野を確保できるような工夫、より多くの光を採り込めるようなオプションの設定はもちろん、全長や全幅に余裕がある3ナンバー仕様だったことで、車内空間も広めに設計されています。

より詳しくはスペックの項目でもお伝えしますが、「2.5i スペックB アイサイト」を例に挙げると「室内長2720mm×室内幅1510mm×室内高1275mm」となっているなど、全高が抑えられたミニバンでありながら、十分な広さが確保されていることが分かります。

そして、スバルの強み「水平対向エンジン(フラットエンジン)」です。

上下に狭く、左右に広い水平対向エンジンは重心を低くできる特徴があるため、安定感のある走りが可能になります。そのうえ、直列型などのエンジン比べて大幅に低振動となることから、静粛性にも優れたエンジンです。

このように、エクシーガにはデザインからエンジンまで、スバルの「みんなに快適に過ごしてほしい」という想いが込められているのです。

スバルと言えばもうひとつ!CVT「リニアトロニック」

2009年2月にマイナーチェンジを施して発売されたエクシーガには、一部をのぞき「リニアトロニック」を搭載しています(のちに全グレード・モデルに搭載)。

リニアトロニックとは、主変速機機構(バリエーター)に金属ベルトではなくチェーンを採用したものです。ベルトでは“滑り”によって失われてしまうエネルギーがありましたが、チェーンにすることでその損失を見事にカバー、エネルギーの伝達を高効率化することができる特徴があります。

金属からチェーンにすることで小型化も可能となるほか、オートマチックトランスミッションに見られた変速ショックもありませんので、滑らかな加速と心地よい乗り心地を得られる、というわけです。

また、エクシーガのリニアトロニックは6速マニュアルモード付き(パドルシフト搭載)です。パドルシフトを用いたシフトチェンジはなんと0.1秒以下というスピードでおこなえるため、よりスポーティーな走りも可能となります。

このように水平対向エンジンはさまざまなメリットがあり、それらが相互作用することで、全速度域において高い走行性能、そして優れた低燃費性能(従来のオートマチックトランスミッションと比べておよそ6%の燃費向上)を実現しています。

エクシーガのこうした特徴は、街乗りをする(スタート・ストップが多い)というドライバーや、多人数で乗車することが多いドライバー、渋滞の際のストレスをできる限り軽減したいというドライバーなどに最適です。

エクシーガのスペックなど基本情報

エクシーガは発売以来さまざまなモデルが発表されています。その中でここでは2008年6月発売の「2.0i」、2012年7月発売の「2.5i アイサイト アルカンターラセレクション」、そして2014年8月発表の「2.0GT-Sアイサイト」の基本スペックをご紹介します。

エクシーガ2.0i

寸法 全長4740mm / 全幅1775mm / 全高1660mm
ホイールベース 2750mm
トレッド 前1525mm / 後1530mm
車内寸法 室内長2720mm / 室内幅1510mm / 室内高1275mm
車両重量 1480kg
エンジン型式 EJ20
最高出力 148ps[109kW] / 6000rpm
最大トルク 19.5kg・m[191N・m] / 3200rpm
エンジン種類 水平対向4気筒DOHC16バルブ
総排気量 1994cc
過給機 なし
燃料供給装置 EGI(電子制御燃料噴射装置:マルチポイント・インジェクション)
燃料タンク 65L
駆動方式 FF
トランスミッション 4速オートマチックトランスミッション
燃費 14.0km/L(10モード / 10・15モード)

エクシーガ2.5i アイサイト アルカンターラセレクション

寸法 全長4740mm / 全幅1775mm / 全高1660mm
ホイールベース 2750mm
トレッド 前1525mm / 後1530mm
車内寸法 室内長2720mm / 室内幅1510mm / 室内高1275mm
車両重量 1580kg
エンジン型式 FB25
最高出力 173ps[127kW] / 5600rpm
最大トルク 24.0kg・m[235N・m] / 4100rpm
エンジン種類 水平対向4気筒DOHC16バルブ
総排気量 2498cc
過給機 なし
燃料供給装置 EGI(電子制御燃料噴射装置:マルチポイント・インジェクション)
燃料タンク 65L
駆動方式 フルタイム4WD
トランスミッション CVT(無段変速車)
燃費 13.2km/L(JC08モード)

エクシード2.0GT-Sアイサイト

寸法 全長4740mm / 全幅1775mm / 全高1660mm
ホイールベース 2750mm
トレッド 前1525mm / 後1530mm
車内寸法 室内長2720mm / 室内幅1510mm / 室内高1275mm
車両重量 1620kg
エンジン型式 EJ20
最高出力 225ps[165kW] / 5600rpm
最大トルク 33.2kg・m[326N・m] / 4400rpm
エンジン種類 空冷水平対向4気筒DOHC16バルブICターボ
総排気量 1994cc
過給機 インタークーラー付きターボ
燃料供給装置 EGI(電子制御燃料噴射装置:マルチポイント・インジェクション)
燃料タンク 65L
駆動方式 フルタイム4WD
トランスミッション 5速AT
燃費 11.2km/L(JC08モード)

スバル エクシーガの中古車価格

一度乗ったらその安定感や快適な乗り心地の虜になってしまうかもしれない、スバルのエクシーガ。中古車市場でも根強い人気を維持している車種のひとつです。

2019年6月の調査時点では、およそ400台のエクシーガの中古車を確認できました。価格帯は15万円程度〜200万円程度、平均相場は60万円前後となっています。

15万円程度からというと不安に感じるかもしれませんが、ワンオーナー、修復歴なし、走行距離10万km未満という個体も確認できました。予算にある程度余裕があるという人は、2014年〜2015年式を狙ってみてはいかがでしょうか?

100〜150万円前後で5万km以下のものも多数、並んでいます。

昨今、さまざまな問題でネガティブな話題を撒き散らしたスバルではありますが、エクシーガに関してはかなり評価が高く、ファンも多い車種です。

走る楽しさ、優れた居住性、そして何よりスバルで貴重な7シーターを持つエクシーガ、ぜひ中古車情報をチェックしてお気に入りの一台を見つけましょう。

スバル エクシーガを中古車で購入する際に気をつけること

  • 車体全体のバランスを見る
  • 床下を確認
  • 車両情報の確認

車体全体を見て、歪みがないか、外板パネル同士の隙間の幅が均等になっているかなど確認をしましょう。フレーム部分に歪みがあったりったり、外板パネル同士の隙間の幅が異なったりしている場合は、損傷を受けていたりする可能性があります。大きな故障につながる恐れもあるので入念にチェックしておきましょう。

床下は、道路から近い場所であるため、石が飛び跳ねたり、冬場であれば融雪剤が付着したりなど様々な影響を受けやすい場所です。そのため、傷や錆びなどがないか、事前にしっかりと確認しておいてください。

また、スバル エクシーガに関わらず、中古車購入の際はこれまでの修復歴や部品を交換した時期、定期点検の情報を確認することも大切です。その情報から、前オーナーが大切に扱っていたのかどうかを把握することができるので、いい状態の車であるかどうか判断することができるでしょう。購入後も消耗部品などの交換時期を判断するのに役立ちます。

まとめ

「7人全員が快適に乗車できる居住性」がテーマのスバル エクシーガ。そのテーマの通り高い居住性を誇る、魅力的な1台であることは分かっていただけたのではないでしょうか。

また、それだけではなく走行性も優れているため、さまざまなシーンで活躍してくれること間違いありません!

工業製品である以上、故障(不具合)のリスクもありますが、状態のいい車に出会えさえすれば私たちのカーライフをより魅力的なものにしてくれる素晴らしい車両です。

今回の記事を参考にしながら、お気に入りの1台を見つけてみてください!