ジープ ラングラーの故障の多さや修理費用を口コミ・評判から調査！

ジープ ラングラーはアメリカのジープ社が開発・販売している車です。クロスカントリー車の代表格ともいえる車で、そのワイルドさに惹かれる人も多いのではないでしょうか？

しかし、輸入車ということで気になるのは故障ですよね。ジープ ラングラーはどの程度故障するのか、ここでは口コミなどを元にご解説します。

ラングラーは故障が多いのか？

ジープ ラングラーの故障が多い箇所

ジープ ラングラーは、３代目であるJK型は比較的故障が少ないとされています。逆に２代目TJ型や初代のYJ型は故障しやすい車として有名です。もし旧型を購入される場合は突然のエンストなども覚悟しておいた方がいいでしょう。

特にジープ ラングラーが口コミで壊れやすいと言われているのは以下のような箇所です。

ATクーラーホースからのオイル漏れはJKの初期型でよく起こる不具合のようです。これを放置してしまうとミッションが焼き付くなどより故障範囲が大きくなります。ミッションの様子がおかしいと感じたらオイルが漏れていないか確認してみてください。

バッテリー上がりはどの車でも起こりますが、ジープ ラングラーは他の車よりもバッテリーが上がりやすいと言われています。ブースターで復帰することもありますが、ダメなら交換するしかありません。

電気系統の故障はジープ ラングラーに限らず、輸入車に多いトラブルです。

オルタネーターの故障をはじめ、エアコン関連の故障、カーナビの故障など、様々なところに故障の可能性があります。電気系統の故障は急に起こることも多いので注意が必要です。

ジープ社が発表しているラングラーに関する故障・不具合・リコール情報

ブレーキスイッチに関する不具合（2018年７月６日）

ブレーキスイッチの構成部品の成形加工が不適切なため、ブレーキ操作を繰り返し行うと、ブレーキスイッチがオン状態を保持することがあります。対策として全車両、ブレーキスイッチを良品に交換します。

対象車両

助手席側エアバッグ・インフレ―タに関する不具合（2018年３月30日）

助手席用のエアバッグのインフレータ（膨張装置）において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切であった場合、高い湿度の環境下で大きな温度変化を繰り返すと、ガス発生剤が劣化することがあります。

対策として全車両、助手席用エアバッグのインフレータを対策品と交換する。なお、対策品の準備に時間を要することから、まずは全ての使用者に対しダイレクトメールにより連絡し、対策品が準備できた段階で再度連絡し、交換作業を行う。

対象車両

クラッチ・スタート・システムのスイッチに関する不具合（2017年11月28日）

マニュアルトランスミッション車の始動装置において、誤発進防止機構（クラッチ・スタート・システム）のスイッチの製造が不適切なため、使用過程でスイッチ内部の部品が破損し、破損した部品により当該スイッチが通電することがあります。対策として全車両、クラッチ・スタート・システムのスイッチを良品に交換します。

対象車両

ジープ ラングラー各部品の修理費用

上で紹介した代表的な故障が起きてしまった場合の修理費用の目安は以下の通りです。

これらはディラーで純正品を使った場合の目安です。例えばバッテリーなどは純正品ではないものでも規格が同じなら代替品を利用することでもっと安く修理することもできます。

ただ、電気系統の部品などはメーカーの純正品でないと直せない場合もありますし、国産車の修理よりは頻度も多くなりますので、費用的は高くなるのは覚悟しておくべきです。常にある程度の修理費用をストックしておいた方が安全でしょう。

ジープ ラングラーオーナーの評判

ジープ ラングラーは口コミにもあるように、完全に趣味の車です。アウトドア好き・ワイルドな見た目が好き・ジープが好きという方が休みの日に乗るような車ですね。

元々軍用車なだけあっても作りは頑丈で、事故等の衝撃には強いでしょう。

ジープ ラングラーはオフロードカーですが、そもそも日本ではあまりオフロードを走る機会もありませんので、普通の道路を走る用に作られているラングラーアンリミテッドの方が人気が高いようです。

燃費や維持費を考えると通勤やちょい乗りには全く向かない車です。こういう部分からもやはり趣味のための車といえますね。

ジープ ラングラーとはどんな車？

ラングラーはジープ社が製造・販売するクロスカントリーカーです。

元々ジープ社は軍用車を製造する会社で、ラングラーはその軍用車のデザインをそのまま流用して作られています。

日本では現在までYJ型、TJ型、JK型３代目まで発売されていますが、2018年の年内にJL型という新型ラングラーが登場するようです。

ジープ ラングラーを中古車で購入する際に気をつけること

ジープ ラングラーの中古車を購入する場合、よほどのこだわりが無ければJK型を選ぶのが無難です。TJ型やYJ型は修理地獄に陥る可能性が高いです。

また、JK型でもなるべく新しく走行距離が短いものを選んだ方がいいでしょう。

目安としては５万km以上から様々なパーツの交換が必要になると言われています。購入後はどこかに不具合がないか点検・整備してもらってから乗った方がいいでしょう。

まとめ

ラングラーはそのワイルドな見た目で人気があり、他人と同じような車は乗りたくないという人であれば、これ以上ない個性のある車です。これでアウトドアに出かけると楽しそうですね。

ただ、一方で普段使いの車にはあまり向きませんし、維持費もかかる点には注意です。JK型は壊れにくくなったとはいえ、やはりゼロではないので、いつでも修理できるように修理費用貯金はしておきたいですね。