ニュービートルの故障って多い?オーナーの評判やニュービートルの魅力についてご紹介!

発売当初から現在も人気が継続しているニュービートル。コロンとしたフォルムは女性のみならず、男性からも高い人気を誇ります。幅広い世代から愛され、一度は乗ってみたいと思う方も多いのではないでしょうか。ただし、国産車ではないことから、故障を懸念する方がいるのも事実です。ここでは、世界中でトップクラスといっても過言ではないニュービートルの魅力や故障について解説していきます。

ニュービートルは故障が多いのか?

ニュービートルに関する故障の声

・30代/男性
ニュービートルを中古車で購入してから4年が経ちました。走行距離も少なく、事故歴もなかったので購入しましたが、4年で4回も故障しました。現在もエアコンが故障し、冷たい風が出てこず……。夏はエアコンないと無理なので、現在修理に出しています。毎年壊れているので、もう1年に1回のイベント化しています。でも、やっぱり見るたびに形が好きと感じるので手放せません。

・50代/女性
ニュービートルに乗りたくて、丁度子供も手が離れたのでいい機会と思い決めました。購入前に故障が心配と主人に言われましたが、故障はどの車でもあるでしょう。と軽く流していました。実際に乗り始めてからも、故障という故障はなく、快適に過ごしていましたが、5年目に大きな故障が……。詳しいことは分かりませんが、エンジンの吸気系が壊れたようです。修理代も高くついてしまいましたが、念願だったニュービートルを手放す気はないので、これからもメンテナンスをしっかりしながら乗り続けます。

・40代/男性
中古車で購入してから1年経たずに、オルタネーターが故障。10万円前後の出費でした……。ニュービートルのデザインに惚れ込んで購入しましたが、次なにか故障があったら手放そうか検討中です。やはり外車は高くつきますね。

・20代/女性
学生の頃から、ニュービートルに乗るのが夢で、やっと念願だったニュービートルを購入することができ、楽しいカーライフを送っています。デザインが可愛く、なんとなく写真をとっても映え、インスタによく載せています(笑)ただ、最近、エンジンキーが回りづらいというか、回らないことがよくあります。キーが回らないと移動できないし……。早いところ修理に持っていこうと思っています。

・30代/男性
ニュービートルに乗り始めて、6年になります。中古車で購入しましたが、これまで故障には縁がなく、快適に過ごしてきました。しかし、ついこの前、後部の窓が急に動かなくなってしまいました。窓落ちというやつですね。すぐに修理工場へ持っていき、治してもらいましたが、梅雨前でよかったです(笑)

 

ニュービートルの故障が多い箇所

工業製品である以上ニュービートルが全く壊れないことはありえません。
そのため、ニュービートルにも故障しやすい箇所というのがいくつかあり、次の様な部品は比較的故障が多いものです。

窓落ち

前項でご紹介した、ニュービートルの口コミにもありましたが、「窓落ち」が比較的多いようです。窓落ちとは、名のとおり窓が突然落ちてしまうのです。

なお、この窓落ちは1度故障してしまうと、修理しても頻繁に起こるといった声もあるので、覚悟しておきたい故障個所と言えるでしょう。

AT滑り

AT滑りは、古い型かつ走行距離が多いニュービートルに起こりやすい故障のようです。

AT滑りは、ギアが入らない、シフトアップできないといった症状がみられ、走行に支障がある故障と言えます。なんらかの症状がでた場合は、早めに工場で点検してもらうようにしましょう。

ウィンカーの故障

ウィンカーが点滅しなくなったり、点滅したまま消えなくなったり、不規則に点滅したりなど、ウィンカーの故障事例が多く報告されています。

故障しても簡単な修理で元に戻りますので、ウィンカーの不調を感じた場合はすぐに工場へ持っていくようにしてください。

エンジンの故障

突然エンジンがかからなくなったり、エンジンのかかりが悪かったりとエンジンの故障も多いです。故障の具合が酷い場合は、エンジンの吹き上がりが起こるケースもあります。

 

このように、ニュービートルの故障について様々な報告がされています。詳細が詳しく知りたい方は、「ニュービートル 故障」で検索してみてください。

ただし、前述した通り、車は工場製品である以上、ニュービートルに限らずどの車でも起こり得るものです。

場合によっては車体の故障率などを掲載しているサイトなどもありますが、全世界の故障を把握することは非常に難しいですし、それぞれどのような状態で乗っていたかにもよります。

故障率を検索するより、故障した場合、どのような対処をすればいいのかを学んでおいた方が良いかもしれませんね。

 

フォルクスワーゲンが発表しているニュービートルに関する故障・不具合・リコール情報

ナビゲーションユニットに不具合(2010.05.19届)

内容:
純正アクセサリ部品として販売したGPSナビゲーションシステムで、ディスプレイと本体をつなぐフレキシブルケーブルの形状が不適切なため、ディスプレイ開閉の繰り返しにより当該ケーブルに亀裂が生じ、ディスプレイ開閉ができなくなる恐れがある。

対象:
型式 GH-9CAZJ / 車体番号 WVWZZZ9CZ6M500027~WVWZZZ9CZ7M565884
型式 GH-9CBFS / 車体番号 WVWZZZ9CZ6M500029~WVWZZZ9CZ7M565907
型式 ABA-9CBFS / 車体番号 WVWZZZ9CZ7M564284~WVWZZZ9CZAM023207
型式 ABA-9CAZJ / 車体番号 WVWZZZ9CZ8M550074~WVWZZZ9CZAM022000

フォルクスワーゲン 原動機(点火コイル)(2009.01.28届)

内容:
「フォルクスワーゲン」の原動機の点火コイルで、材質が不適切なためコイルボディに亀裂が発生するものがあり、当該コイルの電圧が必要な点火電圧に到達せず、点火プラグが失火して排出ガスの基準値を超えるおそれがあるため、点火コイルの部品番号を点検し、対象となるものは対策品と交換

通称名:ニュービートル 1.8T、ニュービートル ターボ

 

ニュービートルのリコール情報を調べてみましたが、上記2件のみのヒットとなりました。情報が少ない為、リコールが出される程の故障はないのではないかと思います。

リコール情報が少ないことから、日々のメンテナンスをしっかり行っていれば、故障に遭遇することも少ないのかもしれませんね。

 

ニュービートルの各部品の修理費用

ここでは、各部品の修理費用の相場をご紹介いたします。
※修理費用については、各工場や使用する部品(新品もしくは中古)によっても変動するため、あくまでも参考程度にしてください。

  • 窓落ちの修理:約2万円~4万円
  •  オイルネーターの修理:約10万円
  • ATミッションの修理:約50万円
  • エンジンの修理(オーバーヒートした場合):30万円以上

ATミッションが故障した場合やエンジンの故障した場合の修理費用は非常に高いように思います。しかしながら、国産車でATミッションやエンジンが故障した場合も、修理費用が高いため、ニュービートルの修理が高いという訳ではありません。

輸入車や外車だからという訳ではなく、国産車を所有するうえでも、いつ故障が起きるか予測不能ですので、日々コツコツと修理費用を貯めておくことが大切と言えるでしょう。

 

ニュービートルオーナーの評判

・50代/男性
たまたま営業先の担当者がニュービートルに乗っていて、乗せてもらう機会がありました。それからニュービートルが気になってしまい、購入してしまいました!妻は故障や維持費が高くつくのではないかと乗り気ではなかったのですが、一度乗ってみると、妻の方がどっぷりハマったようです(笑)

乗り始めて半年程経ったとき、突然窓が落ちてしまいましたが、それも愛くるしい感じがします。これからもニュービートルで色んな土地に出かけてみたいです。

・20代/女性
あの丸いボディに惹かれて、最初に購入する車はコレ!と決めていたので、3年の節約生活を経て購入しました!故障も気にはなっていましたが、購入して4年、今のところ大きな故障はありません。

・40代/女性
免許を取ったばかりの娘と兼用で使うため、ニュービートルを購入しました。中古車だったので、不安もありましたが、前オーナーがキレイに使用していたおかげか、特に不満に感じることもありません。購入してから3年目くらいにウィンカーの故障がありましたが、すぐに修理もできたし、他部品等にも不調はないようです。想像していた以上に維持費もかからず、安心しました。

・20代/女性
乗り心地最高です!どこにいっても目立つし、可愛いし、不満に思うことが全くありません!快適すぎて、ニュービートルで寝泊まりしたいくらいです(笑)窓落ちも体験しましたが、ショックというより、笑い話です。それくらい魅力にあふれる車だと思います。

 

ニュービートルとはどんな車?

オシャレなフォルムが特長で、愛くるしさ満点のニュービートル。
そービートルは、1998年より販売開始、ザ・ビートル初代タイプ1をモチーフにデザインされました。

日本では、1999年に販売が開始され、瞬く間に人気車種の仲間入りをしています。

現在販売されているニュービートルは、3代目。発売当初の人気が今でも続いていると言われる程、幅広い世代から愛される1台です。

なお、ニュービートルの魅力はフォルムだけではなく、内装のこだわりも高い人気を誇る秘密です。

他の車ではなかなか見られない、ハンドル横に設けられた一輪挿しがあるなど遊び心も満載で、子供から大人まで楽しめる車と言えるでしょう。

 

ニュービートルを中古車で購入する際に気をつけること

ニュービートルに限らず中古車を購入する際は、細かな部品の劣化なども注意して確認しておいた方が良いでしょう。

外装や内装がどれだけ綺麗に維持してあっても、年数が経てば部品等は必ず交換しなければなりません。

直接車を確認し、整備士や販売担当者と一緒に部品等の状態を確認することをおすすめします。

また、日本車に比べて修理費用が割高であったり、修理できる工場が限られたりする場合もあります。

信頼のおける販売業者からの購入、近くに修理をしてくれる工場があるかなども含め、慎重に検討するようにしてください。

 

まとめ

可愛らしいフォルム、遊び心溢れる内装、細かな部分までこだわりのあるニュービートルについてご紹介してきましたが、いかがでしたか。

ニュービートルの故障について詳しくご紹介してきましたが、車は必ず故障するものです。故障について検索すると、故障ばかりに目が行きがちですが、ニュービートルは故障も可愛らしいと思えるほど魅力たっぷりの車両なのではないかと思います。

オシャレな車に乗りたい!という方はぜひ、ニュービートルを検討してみてはいかがでしょうか。