メルセデスベンツの中核的存在ともいわれるEクラスの車両は、高級感があることはもちろん、普段使いしやすい、さまざまな用途で活躍してくれるなど人気の高い車両です。特に日本国内では、販売されるラインナップの中でも販売台数1位を誇ります。いま現在、購入を検討している方もいるのではないでしょうか。しかし、国産車ではないからこそ、故障(不具合)には敏感になりますよね。ここでは、メルセデスベンツEクラスの故障(不具合)について徹底解説します。ぜひ参考にしてください。
目次
メルセデスベンツEクラスは故障(不具合)が多いのか?
メルセデスベンツEクラスに関する故障(不具合)の声
40代/男性
特に大きな故障もないし、故障と言えるほどではありませんが、アイドリングストップが頻繁に動作しません。動作しなくても困ることはないので、定期点検までは放置する予定ですが……。
50代/男性
購入してからわずか3、4年程で、パワーウィンドウが正常に作動しなくなりました。あとは、ナビ関係は弱いと思います。
30代/男性
故障ではなさそうですが、頻繁に警告ランプが点灯します。点検に持っていっても不具合はなさそうなので、とりあえず様子見です。
40代/男性
毎日かなりの距離を移動しているのも原因ですが、オイル漏れがあります。あとはGPSの接触不良、エアコンの故障も経験しました。
50代/男性
5年以上乗っていますが、1度だけ、センサー系のエラーが表示された経験があります。エンジンの再始動でエラーは消え、点検時にも問題なかったので良かったです。そのほかの故障はなく、今も快調に走ってくれています。
メルセデスベンツEクラスの故障(不具合)が多い箇所
いまや、海外メーカーの自動車であっても故障(不具合)は少ないと言われるようになりました。
ただし、国産メーカーに比べるとやはり信頼度は落ちるようです。
どんな車であっても、精密機器ですから、故障(不具合)が生じる可能性はゼロではありません。
メルセデスベンツEクラスにも故障(不具合)しやすい箇所が存在し、下記の箇所には注意が必要です。
- オイル漏れ(特にW212後期型)
- エアコンの故障(不具合)
- 電動式コラム調整機能に関する不具合
- インテリジェントライトシステムの故障(不具合)
- エアマスセンサーの故障
メルセデスベンツが発表しているEクラスに関する故障・不具合・リコール情報
衝突被害軽減装置(レーダーセンサーコントロールユニット)に関する不具合(2019年10月8日届)
衝突被害軽減装置において、レーダーセンサーコントロールユニットの制御プログラムが不適切なため、障害物を正しく認識しないことがある。そのため、自律支援ブレ
対象車両
型式 | 車台番号 |
---|---|
RBA-238342C(E200クーペ) | WDD2383422F100592~WDD2383422F105160(平成31 年 3 月 19 日~令和元年 5 月 7 日) |
RBA-238442C (E200カブリオレ) | WDD2384422F101179~WDD2384422F105897(平成31 年 3 月 19 日~令和元年 5 月 7 日) |
DBA-238348C(E300クーペ) | WDD2383482F100383~WDD2383482F104194(平成31 年 3 月 25 日~平成31 年 4 月 22 日) |
DBA-238368(E450 4MATICクーペ) | WDD2383682F103598(平成31 年 4 月 22 日) |
DBA-238468(E450 4MATICカブリオレ) | WDD2384681F102388~WDD2384681F102476(平成31 年 4 月 8 日~平成31 年 4 月 19 日) |
原動機(エンジンコントロールユニット)に関する不具合(2019年9月3日届)
ガソリンエンジンの油圧カムシャフトアジャスタにおいて、ロック機構の材質が不適切なため、 耐久性が不足している。そのため、当該ロック機構が摩耗しエンジン始動時に異音が発生し て、最悪の場合、エンジン警告灯(MIL)が点灯して触媒加熱制御を停止させることで、排出ガ スが規制値を満足しなくなるおそれがある。
対象車両
型式 | 車台番号 |
---|---|
DBA-212047C(E250CGI) | WDD2120472A007475~WDD2120472A660150(平成21 年 9 月 17 日~平成24 年 9 月 6 日) |
DBA-212247C(E250CGIステーションワゴン) | WDD2122472A101232~WDD2122472A657402(平成22 年 1 月 12 日~平成24 年 7 月 13 日) |
DBA-207347(E250CGIクーペ) | WDD2073472F012900~WDD2073472F181970(平成21 年 10 月 1 日~平成24 年 8 月 1 日) |
座席(シートバックレスト)に関する不具合(2019年6月27日届)
運転席及び助手席のバックレストのロック機構において、構成部品の寸法が不適切なため、 ロック機構が正常に作動せず、バックレストが確実に固定されないことがある。そのため、衝突 等によりバックレストに強い力が加わった際、バックレストが前方に倒れ、最悪の場合、乗員が 負傷するおそれがある。
対象車両
型式 | 車台番号 |
---|---|
RBA-238342C(E200クーペ) | WDD2383422F000413~WDD2383422F009018(平成29 年 4 月 10 日~平成29 年 10 月 10 日) |
DBA-238348C(E300クーペ) | WDD2383482F000393~WDD2383482F008864(平成29 年 4 月 10 日~平成30 年 1 月 5 日) |
DBA-238366(E400 4MATICクーペ) | WDD2383662F000418~WDD2383662F009015(平成29 年 4 月 10 日~平成29 年 10 月 18 日) |
電気装置(パワートレインコントロールユニット)に関する不具合(2019年4月24日届)
コントロールユニット間の通信プロトコル変換を行うパワートレインコントロールユニットにおい て、制御プログラムが不適切なため、走行中にシステムが再起動することがある。そのため、コ ントロールユニット間の通信が途絶え、最悪の場合、走行中にエンジンストールが発生するお それがある。
対象車両
型式 | 車台番号 |
---|---|
DBA-213068(E450 4MATIC) | WDD2130681A442240(平成 30 年 10 月 31 日) |
DBA-213268(E450 4MATICステーションワゴン) | WDD2132681A444216(平成 30 年 10 月 31 日) |
乗員補助拘束装置(SRSコントロールユニット)に関する不具合(2019年4月24日届)
エアバッグ等(乗員補助拘束装置)を制御するSRSコントロールユニットにおいて、部品組み付 け作業が不適切なため、当該ユニットが損傷しているものがある。そのため、衝突時等に乗員 補助拘束装置が作動しないおそれがある、又は、意図せず乗員補助拘束装置が作動するお それがある。
対象車両
型式 | 車台番号 |
---|---|
RBA-213042C(E200) | WDD2130422A001269~WDD2130422A094619(平成 28 年 2 月 19 日~平成 28 年 12 月 12 日) |
DBA-213043C(E200 4MATIC) | WDD2130432A016864~WDD2130432A094621(平成 28 年 8 月 12 日~平成 29 年 11 月 15 日) |
LDA-213004C(E220d) | WDD2130042A016878~WDD2130042A094839(平成 28 年 7 月 9 日~平成 28 年 10 月 13 日) |
RBA-213045C(E250) | WDD2130452A016891~WDD2130452A094864(平成 28 年 7 月 9 日~平成 30 年 4 月 16 日) |
RBA-213071(E400 4MATIC) | WDD2130712A016894~WDD2130712A094551(平成 28 年 6 月 21 日~平成 29 年 11 月 15 日) |
車載式故障診断装置(エンジンコントロールユニット)に関する不具合(2019年4月24日届)
車載式故障診断装置において、エンジンコントロールユニットの制御プログラムが不適切なた め、トランスミッションの特定不具合に関して、不具合が生じていないにも係わらずメーターパ ネル内のエンジン警告灯が点灯するものがある。そのため、保安基準第31条(排気ガスの基 準)に適合しないおそれがある。
対象車両
型式 | 車台番号 |
---|---|
RBA-212036C (E250) | WDD2120362A701822~WDD2120362A920523(平成 25 年 3 月 26 日~平成 25 年 12 月 15 日) |
RBA-212236C (E250ステーションワゴン) | WDD2122362A703695~WDD2122362A920325(平成 25 年 4 月 18 日~平成 25 年 12 月 15 日) |
RBA-207336 (E250クーペ) | WDD2073362F215450~WDD2073362F247826(平成 25 年 6 月 24 日~平成 25 年 11 月 20 日) |
RBA-207436(E250カブリオレ) | WDD2074362F215643~WDD2074362F247261(平成 25 年 4 月 6 日~平成 25 年 11 月 20 日) |
RBA-212055C(E300) | WDD2120552A538987~WDD2120552A885487(平成 23 年 12 月 1 日~平成 25 年 10 月 15 日) |
RBA-212255C(E300ステーションワゴン) | WDD2122552A595119~WDD2122552A882706(平成 24 年 3 月 19 日~平成 25 年 11 月 7 日) |
RBA-212080C(E300 4MATIC) | WDD2120801A562415~WDD2120801A881336(平成 24 年 1 月 10 日~平成 25 年 11 月 7 日) |
RBA-212280C(E300 4MATICステーションワゴン) | WDD2122801A597119~WDD2122801A887824(平成 24 年 3 月 17 日~平成 25 年 11 月 7 日) |
RBA-212059C(E350) | WDD2120591A586406~WDD2120591A767635(平成 24 年 3 月 3 日~平成 25 年 4 月 12 日) |
WDD2120592A523836~WDD2120592A886151(平成 23 年 11 月 6 日~平成 25 年 10 月 15 日) | |
RBA-212259(E350 ステーションワゴン) | WDD2122592A475704(平成 23 年 11 月 15 日) |
RBA-212259C(E350 ステーションワゴン) | WDD2122592A547963~WDD2122592A882152(平成 23 年 12 月 14 日~平成 25 年 11 月 7 日) |
RBA-207359(E350クーペ) | WDD2073591F136426~WDD2073591F236347(平成 23 年 8 月 18 日~平成 25 年 9 月 13 日) |
WDD2073592F136721~WDD2073592F244293(平成 23 年 8 月 22 日~平成 25 年 10 月 23 日) | |
RBA-207459(E350カブリオレ) | WDD2074591F137203~WDD2074591F247797(平成 23 年 9 月 14 日~平成 25 年 11 月 7 日) |
CBA-212073 (E550) | WDD2120731A473809~WDD2120731A748738(平成 23 年 12 月 5 日~平成 25 年 1 月 29 日) |
WDD2120732A526715~WDD2120732A896576(平成 23 年 11 月 6 日~平成 25 年 10 月 31 日) | |
CBA-212273(E550ステーションワゴン) | WDD2122731A518940~WDD2122731A733547(平成 23 年 10 月 24 日~平成 25 年 1 月 4 日) |
WDD2122732A775328~WDD2122732A895253(平成 25 年 7 月 5 日~平成 25 年 10 月 31 日) | |
CBA-207373(E550クーペ) | WDD2073731F179319~WDD2073731F239390(平成 24 年 7 月 3 日~平成 25 年 9 月 28 日) |
CBA-212074(E63) | WDD2120741A498474~WDD2120741A742137(平成 23 年 10 月 3 日~平成 25 年 1 月 18 日) |
WDD2120742A547431~WDD2120742A870351(平成 23 年 12 月 14 日~平成 25 年 9 月 28 日) | |
CBA-212274(E63ステーションワゴン) | WDD2122741A520523~WDD2122741A689509(平成 23 年 10 月 24 日~平成 24 年 10 月 13 日) |
CBA-212092(E63 4MATIC) | WDD2120921A760784~WDD2120921A892751(平成 25 年 7 月 28 日~平成 25 年 10 月 23 日) |
CBA-212292(E63 4MATICステーションワゴン) | WDD2122921A761478~WDD2122921A893403(平成 25 年 7 月 28 日~平成 25 年 10 月 23 日) |
CBA-212075(E63S) | WDD2120752A788877~WDD2120752A895655(平成 25 年 7 月 28 日~平成 25 年 10 月 31 日) |
CBA-212076(E63 4MATIC) | WDD2120761A788848~WDD2120761A875947(平成 25 年 5 月 7 日~平成 25 年 10 月 10 日) |
CBA-212276(E63 4MATICステーションワゴン) | WDD2122761A837610~WDD2122761A896043(平成 25 年 8 月 3 日~平成 25 年 10 月 31 日) |
乗員補助拘束装置(シートベルトバックル)に関する不具合(2019年3月27日届)
シートベルトバックルにおいて、シートベルトの差し込みを検知する内部スイッチの曲げ加工 が不適切なため、シートベルトの装着を正しく認識しないものがある。そのため、衝突時に シートベルトテンショナが作動せず、乗員を適切に拘束できないおそれがある。
対象車両
型式 | 車台番号 |
---|---|
RBA-238342C(E200クーペ) | WDD2383422F076291~WDD2383422F080435(平成 30 年 8 月 29 日~平成 30 年 10 月 16 日) |
DBA-238348C(E300クーペ) | WDD2383482F076265~WDD2383482F080743(平成 30 年 8 月 29 日~平成 30 年 10 月 24 日) |
DBA-238368(E450 4MATICクーペ) | WDD2383681F077960~WDD2383681F079023(平成 30 年 9 月 10 日~平成 30 年 10 月 16 日) |
RBA-238442C(E200カブリオレ) | WDD2384422F074135~WDD2384422F077283(平成 30 年 8 月 29 日~平成 30 年 10 月 24 日) |
DBA-238368(E450 4MATICクーペ) | WDD2383682F077808~WDD2383682F079613(平成 30 年 9 月 10 日~平成 30 年 10 月 25 日) |
DBA-238468(E450 4MATICカブリオレ) | WDD2384681F077614~WDD2384681F078230(平成 30 年 9 月 10 日~平成 30 年 10 月 24 日) |
燃料装置(燃料ホース)に関する不具合(2018年12月13日届)
ディーゼルエンジンの燃料ホースにおいて、組み付け指示が不適切なため、他の部品と干渉 するものがある。そのため、走行振動等により燃料ホースの表皮が摩耗して穴が空き、燃料漏 れが発生し、最悪の場合、燃料供給が不足し走行中にエンジンストールが発生するおそれが ある。
対象車両
型式 | 車台番号 |
---|---|
LDA-213004C(E220d) | WDD2130042A016878~WDD2130042A330385(平成 28 年 7 月 9 日~平成 29 年 10 月 26 日) |
LDA-213217(E220d 4MATIC SW) | WDD2132172A201661~WDD2132172A329082(平成 29 年 3 月 2 日~平成 29 年 10 月 26 日) |
LDA-213204C(E220dステーションワゴン) | WDD2132042A118399~WDD2132042A329104(平成 28 年 11 月 9 日~平成 29 年 10 月 26 日) |
座席(着座検知システム)に関する不具合(2018年11月21日届)
助手席乗員重量区分システムにおいて、製造時の重量校正が不適切なため、本来の重量よ り重たく判断することがある。そのため、手荷物など、わずかな重量を検出した場合に、人が 着座していると認識し、衝突時に意図せずエアバッグが展開するおそれがある。
対象車両
型式 | 車台番号 |
---|---|
RBA-213042C(E200) | WDD2130422A331933~WDD2130422A390880(平成 29 年 10 月 26 日~平成 30 年 1 月 29 日) |
DBA-213043C(E200 4MATIC) | WDD2130432A335057~WDD2130432A339488(平成 29 年 10 月 25 日~平成 29 年 11 月 9 日) |
LDA-213004C (E200d) | WDD2130042A322651~WDD2130042A422809(平成 29 年 9 月 22 日~平成 30 年 3 月 17 日) |
RBA-213045C(E250) | WDD2130452A323895~WDD2130452A384920(平成 29 年 10 月 3 日~平成 30 年 2 月 5 日) |
RBA-213071(E400 4MATIC) | WDD2130711A319221~WDD2130711A419178(平成 29 年 9 月 22 日~平成 30 年 3 月 17 日) |
WDD2130712A321707~WDD2130712A416843(平成 29 年 9 月 19 日~平成 30 年 3 月 17 日) |
エンジンコントロールユニットに関する不具合(2018年7月5日届)
エンジンコントロールユニット内における車載式故障診断装置(OBD)において、燃料システム コントロールユニットの信号を認識するプログラムが不適切なため、燃料圧力センサ、燃料温 度センサ、または、燃料ポンプに異常が生じた場合、メーターパネル内のエンジン警告灯 (MIL)が点灯しない。そのため、保安基準第31条の基準に適合しない。
対象車両
型式 | 車台番号 |
---|---|
CBA-212074 (E63) | WDD2120742B107693(平成 26 年 12 月 9 日) |
CBA-212075(E63S) | WDD2120752B116434~WDD2120752B118631(平成 26 年 12 月 22 日~平成 27 年 1 月 15 日) |
CBA-212076 (E63S 4MATIC) | WDD2120761B079383~WDD2120761B139497(平成 26 年 10 月 2 日~平成 27 年 2 月 4 日) |
座席(シートバックレスト)に関する不具合(2018年7月5日届)
運転席及び助手席のバックレストのロック機構において、構成部品の寸法が不適切なため、 ロック機構が正常に作動せず、バックレストが確実に固定されないことがある。そのため、衝 突等によりバックレストに強い力が加わった際、バックレストが前方に倒れ、最悪の場合、乗 員が負傷するおそれがある。
対象車両
型式 | 車台番号 |
---|---|
RBA-238342C(E200クーペ) | WDD2383422F008731~WDD2383422F017675(平成 29 年 6 月 7 日~平成 29 年 8 月 12 日) |
DBA-238348C(E300クーペ) | WDD2383482F009117~WDD2383482F016680(平成 29 年 6 月 7 日~平成 29 年 8 月 12 日) |
DBA-238366(E400 4MATICクーペ) | WDD2383662F009039~WDD2383662F017444(平成 29 年 6 月 7 日~平成 29 年 8 月 12 日) |
電気装置(配線)に関する不具合(2018年7月5日届)
ステアリングコラムモジュールのアース配策が不十分なため、ステアリングコラムモジュールカ バーの隙間から異物が侵入した際、当該アースが断線するものがある。そのため、エアバッグ の警告灯が点灯し、最悪の場合、帯電した静電気が放電されず意図せずエアバッグが展開 するおそれがある。
対象車両
型式 | 車台番号 |
---|---|
LDA-212001C(E220 BlueTEC) | WDD2120012B157991~WDD2120012B287327(平成 27 年 4 月 10 日~平成 27 年 12 月 3 日) |
RBA-212036C(E250) | WDD2120362A773977~WDD2120362A986931(平成 25 年 4 月 25 日~平成 26 年 4 月 21 日) |
WDD2120362B039369~WDD2120362B325306(平成 26 年 7 月 9 日~平成 28 年 3 月 25 日) | |
DBA-212047C(E250CGI) | WDD2120472A627955~WDD2120472A759889(平成 24 年 5 月 8 日~平成 25 年 3 月 25 日) |
RBA-212055C(E300) | WDD2120552A790474~WDD2120552A982280(平成 25 年 5 月 20 日~平成 26 年 4 月 4 日) |
WDD2120552B180649~WDD2120552B180721(平成 27 年 5 月 7 日~平成 27 年 5 月 14 日) | |
RBA-212080C(E300 4MATIC) | WDD2120801A829410(平成 25 年 7 月 28 日) |
WDD2120801B299599(平成 28 年 1 月 4 日) | |
RBA-212059C (E350) | WDD2120592A774222~WDD2120592A907190(平成 25 年 4 月 25 日~平成 25 年 11 月 20 日) |
LDA-212024C(E350 BlueTEC) | WDD2120242A656373(平成 24 年 7 月 13 日) |
LDA-212026C(E350 BlueTEC) | WDD2120262A829566~WDD2120262A901524(平成 25 年 7 月 24 日~平成 25 年 11 月 7 日) |
WDD2120262B067345~WDD2120262B281416(平成 26 年 9 月 3 日~平成 27 年 12 月 1 日) | |
MBA-212061C(E400) | WDD2120612B197935~WDD2120612B232227(平成 27 年 6 月 26 日~平成 27 年 8 月 22 日) |
DAA-212095C(E400 HYBRID) | WDD2120951A799262~WDD2120951A939374(平成 25 年 7 月 5 日~平成 26 年 1 月 10 日) |
WDD2120951B072272~WDD2120951B118561(平成 26 年 9 月 11 日~平成 27 年 1 月 15 日) | |
CBA-212073(E550) | WDD2120732A876729~WDD2120732A910867(平成 25 年 9 月 28 日~平成 25 年 11 月 20 日) |
CBA-212074 (E63) | WDD2120742B057427(平成 26 年 8 月 26 日) |
CBA-212075 (E63S) | WDD2120752A830741(平成 25 年 8 月 9 日) |
LDA-212201C(E220BlueTEC ステーションワゴン) | WDD2122012B161388~WDD2122012B289349(平成 27 年 4 月 14 日~平成 27 年 12 月 3 日) |
RBA-212236C(E250ステーションワゴン) | WDD2122362A963426(平成 26 年 3 月 7 日) |
WDD2122362B055395~WDD2122362B086655(平成 26 年 8 月 21 日~平成 26 年 11 月 7 日) | |
LDA-212226C(E350BlueTECステーションワゴン) | WDD2122262A830953~WDD2122262A901418(平成 25 年 7 月 24 日~平成 25 年 11 月 7 日) |
WDD2122262B072593(平成 26 年 9 月 11 日) | |
RBA-207336(E250クーペ) | WDD2073362F215446~WDD2073362F355706(平成 25 年 4 月 18 日~平成 28 年 12 月 26 日) |
RBA-207359(E350クーペ) | WDD2073591F214326~WDD2073591F288974(平成 25 年 3 月 19 日~平成 26 年 9 月 10 日) |
WDD2073592F215445~WDD2073592F287907(平成 25 年 4 月 18 日~平成 26 年 8 月 28 日) | |
MBA-207361(E400クーペ) | WDD2073611F286514~WDD2073611F354125(平成 26 年 10 月 27 日~平成 28 年 8 月 20 日) |
WDD2073612F282854~WDD2073612F357656(平成 27 年 1 月 15 日~平成 28 年 10 月 12 日) | |
CBA-207373(E550クーペ) | WDD2073731F215444~WDD2073731F291358(平成 25 年 4 月 18 日~平成 26 年 10 月 10 日) |
ー207373ー(E550クーペ) | WDD2073731F243320(平成 25 年 8 月 30 日) |
RBA-207436(E250カブリオレ) | WDD2074362F215516~WDD2074362F358248(平成 25 年 4 月 6 日~平成 28 年 11 月 8 日) |
RBA-207459(E350カブリオレ) | WDD2074591F215647~WDD2074591F289587(平成 25 年 4 月 18 日~平成 26 年 10 月 27 日) |
MBA-207461(E400カブリオレ) | WDD2074611F286797~WDD2074611F356798(平成 26 年 9 月 16 日~平成 29 年 1 月 17 日) |
その他(プログラム)における不具合(2018年3月29日届)
制御プログラム管理サーバの不具合により、特定の日に整備作業等を行ったコントロールユニット等において、書き込まれた制御プログラムの内容に不適切なものがある。そのため、
① 前後輪の周長が異なった値で設定され、車速が正しく表示されないおそれがある。
② カーブライトとライトレンジ調整が誤作動し、対向車を眩惑させるおそれがある。
③ 車両寸法が正しく設定されず一部の範囲で警告が作動しないため、障害物に気付かずに接触するおそれがある。
④ シートベルトの装着状態が正しく検知できず、警告音が正しく作動しないおそれがある。
⑤ 雨量が正しく検知されず、オートワイパの作動速度が低下するおそれがある。
⑥ オートクルーズの速度調整が正しく行われず、設定速度を超過するおそれがある。
⑦ リヤビューカメラが正しく表示されず、後退する際障害物に気付かずに接触するおそれが
ある。
⑧ 車室内からの施錠・開錠等ができないおそれがある。
⑨ スマートエントリーが正しく検知されず、エンストや始動不可が発生するおそれがある。
⑩ 車両に合わせた適切な制動力が設定されず、制動距離が伸びる場合や駐車ブレーキ性
能が低下するおそれがある。
⑪ 後部扉の位置が正しく検知できず、扉が確実に閉まらないおそれがある。
⑫ エコスタート・ストップの不作動または非常点滅灯が点灯しないおそれがある。
対象車両
型式 | 車台番号 |
---|---|
DBA-211256C(E350ステーションワゴン) | WDB2112562B071079(平成 18 年 12 月 6 日) |
DBA-211077(E63) | WDB2110772B039614(平成 18 年 10 月 23 日) |
DBA-212047C (E250CGI) | WDD2120472A169970(平成 22 年 3 月 8 日) |
DBA-212247C (E250CGIステーションワゴン) | WDD2122472A759085(平成 25 年 3 月 11 日) |
RBA-212036C(E250) | WDD2120362A922188(平成 25 年 12 月 15 日) |
DAA-212095C(E400 HYBRID) | WDD2120951A864100(平成 25 年 9 月 7 日) |
RBA-213045C(E250) | WDD2130452A127841(平成 28 年 11 月 9 日) |
エアバッグ装置(インフレータ)に関する不具合(2019年3月29日届)
特定の助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が 不適切であった場合、高い湿度の環境下で温度変化を繰り返すと、ガス発生剤が劣化するこ とがある。そのため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある。
対象車両
型式 | 車台番号 |
---|---|
RBA-207336(E250クーペ) | WDD2073362F215446~WDD2073362F355706(平成 25 年 4 月 18 日~平成 28 年 12 月 26 日) |
DBA-207347 (E250CGIクーペ) | WDD2073472F211793~WDD2073472F216361(平成 25 年 3 月 4 日~平成 25 年 4 月 12 日) |
RBA-207436(E250カブリオレ) | WDD2074362F215516~WDD2074362F358248(平成 25 年 4 月 6 日~平成 28 年 11 月 8 日) |
RBA-207359(E350クーペ) | WDD2073591F214326~WDD2073591F288974(平成 25 年 3 月 19 日~平成 26 年 9 月 10 日) |
RBA-207359(E350クーペ) | WDD2073592F215445~WDD2073592F287907(平成 25 年 4 月 6 日~平成 26 年 8 月 28 日) |
RBA-207459(E350カブリオレ) | WDD2074591F214361~WDD2074591F289587(平成 25 年 3 月 11 日~平成 26 年 10 月 27 日) |
MBA-207361(E400クーペ) | WDD2073611F286514~WDD2073611F354125(平成 26 年 10 月 27 日~平成 28 年 8 月 20 日) |
WDD2073612F282854~WDD2073612F357656(平成 27 年 1 月 15 日~平成 28 年 10 月 12 日) | |
MBA-207461(E400カブリオレ) | WDD2074611F286797~WDD2074611F356798(平成 26 年 9 月 16 日~平成 29 年 1 月 17 日) |
DBA-207373(E550クーペ) | WDD2073731F286750~WDD2073731F312508(平成 26 年 10 月 23 日~平成 27 年 4 月 14 日) |
CBA-207373(E550クーペ) | WDD2073731F215444~WDD2073731F291358(平成 25 年 4 月 18 日~平成 26 年 10 月 10 日) |
原動機(燃料レール圧力制御バルブ)に関する不具合(2018年2月28日届)
燃料装置において、燃料レール圧力制御バルブ内のシールリング組付けが不適切なため、 コネクタ部から燃料が漏れることがある。そのため、燃料がエンジンハーネスを伝い、エンジン 制御モジュールに浸透すると、エンジンチェックランプ(MIL)が点灯し、排出ガス中のNOxの排 出量が、保安基準第31条の基準に適合しなくなり、最悪の場合、エンジンの始動ができなく なるおそれがある。
対象車両
型式 | 車台番号 |
---|---|
LDA-213004C(E220d) | WDD2130042A073274~WDD2130042A074705(平成 28 年 8 月 19 日~平成 28 年 8 月 23 日) |
座席ベルト(シートベルトプリテンショナ)に関する不具合(2018年1月31日届)
座席ベルトのシートベルトプリテンショナにおいて、製造管理が不適切なため、点火剤が設計 通り調合されていないものがある。そのため、衝突時にシートベルトの弛みを巻きとることがで きず、乗員が過度の傷害を負うおそれがある。
対象車両
型式 | 車台番号 |
---|---|
RBA-213042C(E200) | WDD2130422A094980~WDD2130422A130187(平成 28 年 9 月 22 日~平成 29 年 3 月 2 日) |
DBA-213043C(E200 4MATIC) | WDD2130432A095016~WDD2130432A128543(平成 28 年 9 月 22 日~平成 29 年 3 月 6 日) |
RBA-213242C(E200ステーションワゴン) | WDD2132422A119669~WDD2132422A146887(平成 28 年 11 月 9 日~平成 29 年 1 月 25 日) |
DBA-213243C(E200 4MATICステーションワゴン) | WDD2132432A122559~WDD2132432A127494(平成 28 年 11 月 16 日~平成 29 年 10 月 10 日) |
LDA-213004C(E220d) | WDD2130042A094888~WDD2130042A131821(平成 28 年 9 月 22 日~平成 29 年 1 月 19 日) |
LDA-213204C(E220dステーションワゴン) | WDD2132042A118399~WDD2132042A146933(平成 28 年 11 月 9 日~平成 29 年 1 月 17 日) |
RBA-213045C (E250) | WDD2130452A094875~WDD2130452A131650(平成 28 年 9 月 22 日~平成 29 年 2 月 22 日) |
RBA-213245C(E250ステーションワゴン) | WDD2132452A119396~WDD2132452A145895(平成 28 年 11 月 9 日~平成 29 年 1 月 12 日) |
RBA-213071(E400 4MATIC) | WDD2130711A115204(平成 28 年 10 月 25 日) |
WDD2130712A094610~WDD2130712A147128(平成 28 年 9 月 22 日~平成 29 年 3 月 6 日) | |
RBA-213271 (E400 4MATICステーションワゴン) | WDD2132711A118584~WDD2132711A118585(平成 28 年 11 月 9 日~平成 28 年 11 月 23 日) |
WDD2132712A119666~WDD2132712A120310(平成 28 年 11 月 23 日~平成 29 年 1 月 12 日) |
始動装置(始動電流リミッタ)に関する不具合(2017年9月28日届)
始動装置において、使用方法に対する評価が不十分なため、エンジン、スタータの内部部品 が故障により固着して、スタータモータが回転できない状態で始動操作を繰り返すとスタータ の電気回路に過電流が流れ、始動電流リミッタが発熱することがある。そのため、始動電流リ ミッタの周辺部位が溶損、発煙し、最悪の場合、発火するおそれがある。
対象車両
型式 | 車台番号 |
---|---|
RBA-213071(E400 4MATIC) | WDD2130711A115204~WDD2130711A161489(平成 28 年 10 月 25 日~平成 28 年 12 月 26 日) |
RBA-213271(E400 4MATICステーションワゴン) | WDD2132711A118585(平成 28 年 11 月 9 日) |
かじ取り装置(電動式パワーステアリング)に関する不具合(2017年6月15日届)
電動パワーステアリングにおいて、電動モータ内部の製造管理が不適切なため、端子部の溶 接が行われていないものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、端子部の接続 が外れてしまいパワーステアリングのアシストが失われるおそれがある。
対象車両
型式 | 車台番号 |
---|---|
RBA-213042C (E200) | WDD2130422A031939(平成 28 年 6 月 21 日) |
エアバッグ装置(インフレータ)に関する不具合(2017年6月15日届)
エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、製造管理が不適切なため、点火剤が設計通 り調合されていないものがある。そのため、衝突時にエアバックが展開せず、乗員が過度の傷 害を負うおそれがある。
対象車両
型式 | 車台番号 |
---|---|
RBA-213271(E400 4MATICステーションワゴン) | WDD2132711A118585(平成 28 年 11 月 9 日) |
座席(着座検知システム)に関する不具合(2017年5月11日届)
助手席の着座検知システム用コントロールユニットにおいて、当該ユニットの組付作業が不適切なため、圧力ホースが正しく組み付けられていないものがあります。そのため、着座した乗員を正しく認識できないことから、衝突時にエアバッグが正常に作動せず、乗員に過度の傷害を与えるおそれがあります。
対象車両
型式 | 車台番号 |
---|---|
RBA-213042C (E200) | WDD2130422A001261~WDD2130422A069370(平成 28 年 2 月 19 日~平成 28 年 9 月 23 日) |
RBA-213242C(E200ステーションワゴン) | WDD2132422A055331(平成 28 年 10 月 26 日) |
DBA-213043C(E200 4MATIC) | WDD2130432A018073~WDD2130432A068582(平成 28 年 8 月 12 日~平成 28 年 9 月 23 日) |
LDA-213004C (E220d) | WDD2130042A016878~WDD2130042A068416(平成 28 年 7 月 9 日~平成 28 年 9 月 23 日) |
RBA-213045C(E250) | WDD2130452A016891~WDD2130452A069349(平成 28 年 6 月 21 日~平成 28 年 10 月 12 日) |
RBA-213071(E400 4MATIC) | WDD2130712A016894~WDD2130712A068526(平成 28 年 6 月 21 日~平成 28 年 9 月 18 日) |
エアバッグ装置(インフレータ)に関する不具合(2017年3月30日届)
特定の助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が 不適切であった場合、高い湿度の環境下で温度変化を繰り返すと、ガス発生剤が劣化するこ とがある。そのため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある。
対象車両
型式 | 車台番号 |
---|---|
DBA-207347(E250CGIクーペ) | WDD2073472F035215~WDD2073472F211481(平成 22 年 3 月 8 日~平成 25 年 2 月 21 日) |
DBA-207356(E350クーペ) | WDD2073561F034319~WDD2073561F130260(平成 22 年 3 月 1 日~平成 23 年 7 月 9 日) |
WDD2073562F034493~WDD2073562F127179(平成 22 年 3 月 1 日~平成 23 年 7 月 6 日) | |
RBA-207359(E350クーペ) | WDD2073591F130421~WDD2073591F210639(平成 23 年 7 月 9 日~平成 25 年 1 月 29 日) |
WDD2073592F113780~WDD2073592F210015(平成 23 年 7 月 9 日~平成 25 年 1 月 29 日) | |
DBA-207456(E350カブリオレ) | WDD2074561F027178~WDD2074561F126864(平成 22 年 4 月 13 日~平成 23 年 6 月 20 日) |
RBA-207459(E350カブリオレ) | WDD2074591F113499~WDD2074591F208685(平成 23 年 6 月 20 日~平成 25 年 1 月 18 日) |
ー207459ー(E350カブリオレ) | WDD2074232F187057(平成 24 年 10 月 1 日) |
WDD2074731F144542(平成 23 年 9 月 23 日) | |
CBA-207372 (E550クーペ) | WDD2073721F034568~WDD2073721F120349(平成 22 年 3 月 1 日~平成 23 年 5 月 16 日) |
CBA-207373(E550クーペ) | WDD2073731F134596~WDD2073731F195844(平成 23 年 9 月 29 日~平成 24 年 10 月 13 日) |
かじ取り装置(電動パワーステアリング)に関する不具合(2017年2月23日届)
電動パワーステアリングにおいて、制御ユニット内の基板の製造工程が不適切なため、端子 部の溶接が確実に行われていないものがある。そのため、端子部の溶接が外れてしまいパ ワーステアリングのアシストが失われ、最悪の場合、基板内に過大な電流が流れて過熱し、車 両火災に至るおそれがある。
対象車両
型式 | 車台番号 |
---|---|
LDA-212001C (E220 BlueTEC) | WDD2120012B154511(平成 27 年 3 月 20 日) |
RBA-212036C(E250) | WDD2120362B125922~WDD2120362B152568(平成 27 年 1 月 15 日~平成 27 年 3 月 20 日) |
電気装置(ワイパ用配線)に関する不具合(2017年2月23日届)
ワイパの電気配線において、車両組付け時の固定指示が不適切なため、ワイパ作動時にワイ パリンケージと干渉することがある。そのため、配線が損傷し、ワイパが作動しなくなるおそれ がある。
対象車両
型式 | 車台番号 |
---|---|
LDA-213004C (E220d) | WDD2130042A016878~WDD2130042A100193(平成 28 年 7 月 9 日~平成 28 年 9 月 26 日) |
RBA-213042C (E200) | WDD2130422A001261~WDD2130422A095971(平成 28 年 2 月 19 日~平成 28 年 9 月 24 日) |
DBA-213043C (E200 4MATIC) | WDD2130432A016047~WDD2130432A098719(平成 28 年 8 月 12 日~平成 28 年 11 月 23 日) |
RBA-213045C (E250) | WDD2130452A016891~WDD2130452A099755(平成 28 年 6 月 21 日~平成 28 年 9 月 26 日) |
RBA-213071(E400 4MATIC) | WDD2130712A016894~WDD2130712A099283(平成 28 年 6 月 21 日~平成 28 年 9 月 26 日) |
エアバッグ装置(インフレータ)に関する不具合(2016年11月30日届)
特定の助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が 不適切であった場合、高い湿度の環境下で温度変化を繰り返すと、ガス発生剤が劣化するこ とがある。そのため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある。
対象車両
型式 | 車台番号 |
---|---|
DBA-207347 (E250CGIクーペ) | WDD2073472F012900~WDD2073472F033164(平成 21 年 10 月 1 日~平成 22 年 2 月 15 日) |
DBA-207356(E350クーペ) | WDD2073561F000277~WDD2073561F033551(平成 20 年 12 月 24 日~平成 22 年 2 月 15 日) |
WDD2073562F000834~WDD2073562F033957(平成 21 年 4 月 20 日~平成 22 年 2 月 15 日) | |
CBA-207372 (E550クーペ) | WDD2073721F002010~WDD2073721F032178(平成 21 年 6 月 4 日~平成 22 年 2 月 15 日) |
DBA-207456 (E350カブリオレ) | WDD2074561F028336~WDD2074561F033917(平成 22 年 1 月 12 日~平成 22 年 5 月 10 日) |
メルセデスベンツEクラスにおける各部品の修理費用
ここでは、ルセデスベンツEクラスにおける各部品の修理費用の相場を紹介します。あくまでも参考価格となり、修理工場によっても金額に大きな差があります。修理を依頼する際は、事前に見積もりを出してもらったり、いくつかの修理工場で見積もりを出してもらったりすることが良いでしょう。
故障(不具合)箇所 | 費用 |
---|---|
インテリジェントライトシステムの故障 | 10万円前後~20万円程度 |
エアコンの故障(不具合) | 10万円程度~ |
コラム調整機能の故障 | 5万円~ |
オイル漏れ | 配線の交換やO2センサー交換の場合:20万円程度 |
国産車に比べると修理費用は高額になる傾向にありますが、メルセデスベンツの最上位モデルSクラスと比べると、比較的維持しやすい価格帯であるのではないでしょうか。
メルセデスベンツEクラスオーナーの評判
ここまで、メルセデスベンツEクラスの故障(不具合)や、リコール情報などについて解説してきました。
故障(不具合)やリコール情報と、メルセデスベンツEクラスのマイナスポイントと言えるところを中心に紹介してきたため、メルセデスベンツEクラスは乗らないほうがいいのでは?と考える方もいると思います。
ここでは、故障(不具合)から少し離れてみて、実際にメルセデスベンツEクラスのオーナーの評判についてまとめました。
まずは、ポジティブな評判を見てみましょう。
- 高速でも抜群の安定性を誇る
- 割と燃費が良い
- 飽きのこないスタイリング
- 先進装備満載である
- 致命的な故障はほとんどない
- スイッチの配置がわかりやすい
- 足回りが良い
- 長時間の運転も疲れない
- トランクが広く、積載性が高い
一方、ネガティブな評判は下記の点があげられました。
- ナビの性能が悪い
- サンルーフのスイッチが安っぽい
- オーディオの音質はやや悪い
ナビやオーディオの性能、音質などに不満を感じる方が多く見受けられましたが、その点を踏まえても「最高の車両」「星5つ」という意見が多かったです。
メルセデスベンツEクラスとはどんな車?
メルセデス・ベンツはドイツの大手自動車メーカー、ダイムラーが持っているブランドです。メーカー名や社名のようなイメージがありますが、ブランド名なのですね。
ベンツにはAクラス、Cクラス、Gクラス、Sクラスなどさまざまなクラスが設定されており、その中のひとつにEクラスがあります。基本的に、アルファベットが後ろに行くほど、価格が高くなります(ただし、モデルによっては上位クラスよりも価格が高いものもあります)。
Eクラスにはセダン、ステーションワゴン、クーペ、カブリオレなどのモデルがラインナップされています。
このEクラスのEは「Executive」の頭文字から来ていると言われることが多いですが、一方では、ドイツ語で注入や燃料の噴射などを意味する「Einspritzung」から来ているとも言われています。
ベンツEクラスは、メルセデスブランドの中核を担う非常に重要なポジションです。1985年に初代Eクラス(W124)が登場して以来、1995年の2代目、2002年からの3代目、2009年からの4代目、そして2016年からの5代目・Eクラスが現行モデルです。
日本において「ベンツ」と言うとCクラスをイメージする人が多いと思いますが、EクラスはそのCクラスよりもひと回りボディーサイズが大きく、存在感や高級感が際立っています。
しかも、2006年にはSクラスやCクラスを抑えて日本での最多販売クラスに輝いたこともあるなど、ベンツの中でも人気が高いクラスです。
メルセデスブランドの名にふさわしく、最先端技術と上質さが見事にマッチしたベンツEクラス。そんなEクラスの魅力や、基本スペック、中古車価格の相場などをご紹介していきます。
Eクラスはエンジンのバリエーションが魅力
ベンツEクラスには「ガソリンエンジン」「BSG」「Blue DIRECT」「プラグインハイブリッド」というエンジンのバリエーションがあります。
2.0リッターのガソリンエンジンは、最高出力258PS、最大トルク370N・mを誇る超パワフルなエンジンです。ベンツEクラスの「E 300 AVANTGARDE Sports」に採用されています。
BSG(ベルトドリブン・スターター・ジェネレーター)は、電動化技術48Vシステムを用いた、新開発のエンジンです。1.5リッターの直噴ターボエンジンに加えて48Vの電気システム、そしてBSGとの組み合わせにより、効率性・高性能性・快適性すべての向上を実現したモデルです。まさに「未知の感覚」を味わえるエンジンと言われています。
3.0リッターV6ツインターボと4MATIC(フルタイム四輪駆動)、そしてエア・ボディー・コントロール・サスペンションというそれぞれの最高級素材を組み合わせ、ハイパワーと高環境性能を実現させたのが Blue DIRECTエンジンです。メルセデスも「極上の乗り心地」が味わえると謳っているほどです。
そして人気のプラグインハイブリッドエンジンです。モーター性能が非常に高いのが特徴で、最高出力65kW(88PS)、最大トルク450N・m(45.9kgf・m)を発生させることができます。アクセルを踏んだ瞬間にトルクが発生し、ドライバーに強力な加速を体感させてくれます。
自動運転とアクシデントフリーというゴールに一歩近づいた
メルセデスは長きにわたって安全技術を追求・開発し続けています。そのゴールは「自動運転」「アクシデントフリー」という究極とも言えるテクノロジーの開発です。
そのゴールに近づいたと言えるのが、ベンツEクラスに搭載された安全技術です。
ベンツEクラスには最高性能のステレオカメラとセンサーが採用されています。これにより、従来よりも複雑な状況把握や、より人の感覚に近いところでのドライビングサポートを実現しています。
たとえば、「アクティブ・ディスタンス・アシスト・ディストロニック(自動再発進機能付き)」と「アクティブ・ステアリング・アシスト」は、渋滞時から高速走行時まで、前走車との距離を最適にキープすることや、車線のカーブやガードレールなどを認識してその車間を保ったままステアリング操作をアシストしてくれます。
また「アクティブ・ブレーキ・アシスト」機能では、歩行者や障害物などへの衝突を回避するためにドライバーがブレーキを踏むと、必要に応じてブレーキ圧を高め、制動力を最大限、発揮できるようサポートしてくれます。もちろん、ドライバーが歩行者や障害物などに気づかなかった場合でも、最大の制動力で自動緊急ブレーキが作動します。
まだまだ、これらはほんの一部ですが、このようにベンツEクラスには「自動運転」「アクシデントフリー」というゴールに一歩も二歩も近づいたと言える、さまざまな安全技術が盛り込まれています。
ベンツEクラスのスペックなど基本情報
現行モデルのベンツEクラスには「アバンギャルド」「アバンギャルドAMGライン仕様」「アバンギャルドスポーツ」「エクスクルーシブ」「Mercedes-AMG」といったグレードが設定されています。ここでは、アバンギャルドとエクスクルーシブの基本となるスペックをご紹介します。
E 200アバンギャルド
寸法 | 全長4930mm / 全幅4930mm / 全高4930mm |
ホイールベース | 2940mm |
トレッド | 前1605mm(ET40) / 後1610mm(ET40) |
最低地上高 | 130mm |
車両重量 | 1670kg |
車両総重量 | 1945kg |
乗車定員 | 5名 |
エネルギー消費効率 | 14.7km/L(JC08モード) |
エンジン種類・シリンダー数 | DOHC直列4気筒ターボチャージャー付 |
総排気量 | 1991cc |
最高出力 | 135kW[184PS]/5500rpm EEC |
最大トルク | 300N・m[30.6kg・m]/1200-4000rpm EEC |
駆動方式 | 後輪駆動(FR) |
トランスミッション | 電子制御9速AT |
E 450 4MATICエクスクルーシブ
寸法 | 全長4930mm / 全幅1850m / 全高1455mm |
ホイールベース | 2940mm |
トレッド | 前1600mm(ET43) / 後1605mm(ET43) |
車両重量 | 1880kg / 1920kg(エクスクルーシブパッケージ) |
車両総重量 | 2155kg / 2195(エクスクルーシブパッケージ) |
乗車定員 | 5名 |
エネルギー消費効率 | 10.4km/L(JC08モード) |
エンジン種類・シリンダー数 | DOHC V型6気筒ツインターボチャージャー付 |
総排気量 | 2996cc |
最高出力 | 270kW[367PS]/5500-6000rpm EEC |
最大トルク | 500N・m[51.0kg・m]/1800-4500rpm EEC |
駆動方式 | 四輪駆動(4WD) |
トランスミッション | 電子制御9速AT |
ベンツEクラスの中古車価格
走り、乗り心地、安全性能…どれを取っても最高級クラスのベンツEクラス。チャンスがあるなら一度は乗ってみたい見事な車種ですよね。新車で購入するとなると、700万円〜1000万円を超えてしまうベンツEクラスですが、中古車となると価格帯はどれくらいになっているでしょうか?
2019年7月の調査時点では、およそ1000台の中古車情報が確認できました。価格帯は360万円〜960万円程度、平均相場は530万円前後となっています。
1991年の初代モデルから2019年の現行モデルまで、各世代のベンツEクラスがラインナップされています。
当然、高年式車は価格帯も高くなりがち…と思ってしまいますが、2018年のアバンギャルドが400万円台(もちろん修復歴なし、かつ1万km以下)で並んでいるなど、「もしかすると掘り出し物が!?」と期待してしまうような顔ぶれです。
ディーゼルターボやレザーパッケージ、パノラミックルーフ、新ハンドルモデルなど、バラエティ豊かなEクラスがそろっています。
ところで、ベンツの中古車ならディーラーの認定中古車も候補になってくるという人も多いのではないでしょうか?認定中古車は、一般的な中古車市場の相場と比べると若干、高い傾向にあります。
ですが、ディーラーが認定しているだけあって、品質や保証などのアフターケアまで、しっかり行き届いていることがほとんどです。
中古車とはいえ、ベンツのEクラスともなれば決して安い買い物ではありません。
中古車情報サイトでアフターケアなどの細かい部分までしっかりと確認しましょう。併せて、保証が用意されている認定中古車も、ぜひ比較・検討してみることをお勧めします。
メルセデスベンツEクラスを中古車で購入する際に気をつけること
では、メルセデスベンツEクラスを中古車で購入する場合、どのような点に気を付ければよいのでしょうか。
メルセデスベンツEクラス中古車購入で注意するポイントは主に5つです。
- 過去の整備、交換、修理履歴が残っているか
- カスタマイズ車両は避けた方が無難
- 高年式の車両
- エンジン始動時に異音や違和感がないか
- スイッチ類は正常に稼働するか
過去の整備記録や、交換、修復履歴が残っていれば、これまでどのように乗られてきたのか確認できるため、故障(不具合)しにくい車両を選ぶことができるでしょう。
逆に、記録が一切残っていない車両は大切に扱われていたとは考えにくいため、故障(不具合)が生じる可能性が高いです。
中古車であっても、決して安い価格ではありませんので、1度も実物を見ないで購入を決定することはおすすめしません。実際に乗ってみたり、エンジンなどの各部品を目でみたりして、契約を進めるようにしてください。
また、メルセデスベンツの修理を請け負う工場が自宅付近にあるかどうかも、購入を決めるポイントと言えます。国産車ではないため、整備工場によっては、メルセデスベンツの修理を受け付けていないところもあります。
事前に、近くの整備工場で修理が行えるか、おおよその修理費用なども確認しておけば、安心して検討することができるでしょう。
まとめ
今回は、さまざまなラインナップを揃えるメルセデスベンツの中から、国内販売台数1位のメルセデスベンツEクラスの故障(不具合)について解説してきました。
以前に比べると、メルセデスベンツの車両における故障(不具合)も低下傾向にあります。
街乗り、アウトドアなどさまざまな用途で活躍するメルセデスベンツEクラスは、価格以上の素晴らしいカーライフをもたらしてくれることでしょう。
ぜひ、この機会にメルセデスベンツEクラスの購入を検討してみてはいかがでしょうか。