スズキ エブリイは故障(不具合)が多い?過去の故障事例やリコール情報を交えて解説

1982年の発売以来、現在もなお幅広く愛され続けているスズキ エブリイ。商用車で使用されているイメージもありますが、自家用車としても幅広く愛用されています。アウトドアやキャンピングカーとして利用している方も多く、カスタマイズ性が高いことも人気の1つと言えるでしょう。今回は、そんなスズキ エブリイの故障(不具合)について迫ります。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

スズキ エブリイは故障(不具合)が多いのか?

スズキ エブリイに関する故障(不具合)の声

30代/男性

自営業なので、仕事にもプライベートにも利用しています。積載性にも優れていて特に不満もないし、大きな故障もありません。ただ、ウィンドウの外側のパッキンが弱いような気がします。

40代/男性

故障なのかな。。。ロアアームが緩んだことがあります。

50代/男性

今もエブリイに乗っていますが、以前乗っていたエブリイでオルタネーターの故障とエアコンが故障しました。結構長く乗っていたので仕方ない部分ではあるのかなと思いますが。

30代/男性

社用車でエブリイに乗っていましたが、自分が乗っているときにタービンが故障しました。他にも複数台、社用車としてエブリイがありましたが、大きな故障はあまりなかったように思います。

40代/男性

いきなり走行中に加速ができなくなりました。そのころ、エンジン不調かなと感じていたので、止まらないような~と思いながら運転していましたが、やっぱり先に点検に出しておくべきでした・・・。結局、O2センサーが故障していたようです。

60代/男性

乗りつぶす予定で、10年程エブリイに乗っていましたが、ついにミッションが故障したようです。修理費用にもよりますが、そろそろ買い替え時かな。気に入っているので、またエブリイにしようと思っています。

スズキ エブリイの故障が多い箇所

長く愛され続けている車両は、年数を重ねるごとに改良されていくため、故障(不具合)も少ないのではないかと考える人も多いと思います。

しかし、工業製品である以上、故障(不具合)の可能性はゼロではありません。

スズキ エブリイにも故障(不具合)しやすい箇所が存在し、下記の部品には注意しておきたいところです。

  • オルタネーターの故障(不具合)
  • タービンの故障(不具合)※ターボ車
  • エアコンの故障
  • ミッションの故障
  • オイル漏れ

スズキが発表しているエブリイに関する故障・不具合・リコール情報

機械式自動変速機(AGS)に関する不具合(2018年11月1日届)

① 機械式自動変速機(AGS)のトランスミッションフロントケース(以下、フロントケース)の形状が不適切であり及びクラッチレリーズベアリングの被水条件下での耐久性が不足しているものがあります。そのため、フロントケース内に水が浸入すると、当該ベアリング内部のグリスが被水して潤滑性が低下し、クラッチ操作が繰り返し行われると、最悪の場合、当該ベアリングが破損してクラッチ操作が不能となり、変速不能及び走行不能となるおそれがあります。

② 機械式自動変速機(AGS)のギヤ位置を検知するための部品(アンチローテーションピン)の材質が不適切なため、アンチローテーションピンの耐久性が不足しているものがあります。そのため、変速が繰り返し行われると、アンチローテーションピンが破損して、警告灯が点灯するとともに、変速不能及び走行不能となるおそれがあります。

③ 機械式自動変速機(AGS)の変速を行なうための部品(セレクトピストン)の構造が不適切なため、セレクトピストンの耐久性が不足しているものがあります。そのため、変速が繰り返し行われると、セレクトピストンが破損して、警告灯が点灯するとともに、変速不能及び走行不能となるおそれがあります。

④ 機械式自動変速機(AGS)のクラッチケーブルアンカの組付指示が不適切なため、当該アンカとレリーズフォークのスリットが一致し、クラッチケーブルのクランプ部に応力が集中するものがあります。そのため、変速が繰り返し行われると、クラッチケーブルが破断して、警告灯が点灯するとともに、変速不能及び走行不能となるおそれがあります。

⑤ 四輪駆動仕様車の機械式自動変速機(AGS)を制御するコントローラに接続するワイヤハーネスの配索設計が不適切なため、ワイヤハーネスがトランスファケースのリブと接触するものがあります。そのため、走行振動等により、ワイヤハーネスが損傷し、最悪の場合、変速不能及び走行不能となり、またはエンジンの始動ができなくなるおそれがあります。

⑥ 機械式自動変速機(AGS)のセレクタアッシのコネクタの配置が不適切なため、結露した水滴が当該コネクタに滴下し、端子間が短絡することがあります。そのため、警告灯が点灯するとともに、変速不能及び走行不能となるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
HBD-DA17V DA17V-100088~DA17V-244615(平成27年2月3日~平成29年5月8日)
DA17V-250004~DA17V-338316(平成29年5月8日~平成30年8月3日)

後部座席の製造指示に関する不具合(2015年7月29日届)

後部座席の製造指示が不適切なため、座席を車体へ固定するためのラッチの内部部品の隙間が狭いものがあります。そのため、ロック解除レバーの動きが悪くなり、最悪の場合、後部座席が確実に固定することができなくなるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
HBD-DA17V DA17V-100090~DA17V-104963(平成27年2月3日~平成27年2月27日)
EBD-DA17V DA17V-800031~DA17V-800842(平成27年2月3日~平成27年2月27日)

アンチロックブレーキシステム(ABS)の油圧調整装置に関する不具合(2015年7月23日届)

アンチロックブレーキシステム(ABS)の油圧調整装置において、構成部品の形状が不適切なため、圧入組付け時に樹脂製の異物が発生することがあります。そのため、当該異物が油圧制御弁などに噛み込んでABS作動時に調圧が遅れて、走行安定性を損なうおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
HBD-DA17V DA17V-100090~DA17V-100095(平成27年2月4日)
ABA-DA17W DA17W-100069~DA17W-100073(平成27年2月4日)

機械式自動変速機における不具合(2015年4月16日届)

機械式自動変速機において、変速機単体の作動検査時に使用する検査用オイルの抜き取り作業が不適切なため、変速機内部にオイルが残留しているものがあります。そのため、車両組立時に規定量のオイルを入れると、規定より油量が多くなり、そのままの状態で高速走行をすると油温が上昇し、変速機の内部部品が溶損したり、熱の影響で変速機周辺のハーネスが溶損して、最悪の場合、走行不能やエンジンが再始動できないおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
HBD-DA17V DA17V-100090~DA17V-104231(平成27年2月3日~平成27年2月25日)

走行用前照灯における不具合(2015年4月17日届)

走行用前照灯において、バルブの固定用スプリングの形状が不適切なため、走行用前照灯の製造時に当該スプリングがバックカバーに干渉します。そのため、バルブが正常に固定されず、走行用前照灯の照射方向が、保安基準第32条に適合しないおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
ABA-DA17W DA17W-100068~DA17W-101346(平成27年2月3日~平成27年3月4日)

フロントドアラッチ及びバックドアラッチにおける不具合(2015年2月19日届)

フロントドアラッチ及びバックドアラッチにおいて、製造時に異なる材質の部品を使用したため、強度が不足するものがあります。そのため、施錠及び開錠操作の繰り返しにより、当該部品が破損し、施錠または開錠ができなくなり、最悪の場合、ドアを開けることができなくなるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
HBD-DA64V DA64V-832486〜DA64V-845205(平成26年3月22日〜平成26年6月27日 )
EBD-DA64V DA64V-919717〜DA64V-924951(平成26年3月22日〜平成26年6月26日)
ABA-DA64W DA64W-434943〜DA64W-438364(平成26年3月22日〜平成26年6月27日)

エアコンに関する不具合(2014年9月18日届)

エアコンの外気導入口の構造が不適切なため、雨水がブロアファンモータ部に浸入し、当該モータの軸受け部が錆びて固着するものがあります。そのため、ブロアファンモータが停止してデフロスタが作動しなくなります。また、マニュアルエアコン仕様車においては、ブロアファンモータの回転を制御する、抵抗ユニット内の温度ヒューズの仕様が不適切なため溶断せず、最悪の場合、抵抗が過熱して火災に至るおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
EBD-DA64V DA64V-100072~DA64V-397989(平成17年8月6日~平成22年3月18日)
GBD-DA64V DA64V-600016~DA64V-755859(平成17年8月24日~平成22年2月25日)
ABA-DA64W DA64W-100100~DA64W-340676(平成17年 8月24日~平成22年2月25日)

アクセルケーブルにおける不具合(2012年12月1日届)

アクセルケーブルの製造工程において、全長の短い樹脂チューブを組み付けたものがあります。そのため、そのまま使用を続けると当該ケーブルのインナケーブルが損傷し、最悪の場合、アクセルペダルを操作してもエンジン回転が上がらず、走行不能となるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
EBD-DA64V DA64V-490588~DA64V-491535(平成23年10月13日~平成23年10月18日)
GBD-DA64V DA64V-767246(平成23年10月17日)
ABA-DA64W DA64W-378164~DA64W-378351(平成23年10月13日~平成23年10月17日)

アクセルケーブルに関する不具合(2011年3月8日届)

アクセルケーブルの組付け工程において、作業者の組付け方法が不適切なため、アクセルケーブルが折れ曲がったものがあります。そのため、そのまま使用を続けると当該ケーブルのインナケーブルが損傷し、最悪の場合、アクセルペダルを戻してもエンジン回転が下がらなくなるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
EBD-DA64V DA64V-450519~DA64V-450637(平成22年12月18日~平成22年12月20日)
ABA-DA64W DA64W-361376~DA64W-361420(平成22年12月18日~平成22年12月20日)

エアコンに関する不具合(2010年2月25日届)

エアコンの外気導入口の構造が不適切なため、雨水がブロアファンモータ部に浸入し、当該モータの軸受けが錆びて固着するものがあります。そのため、ブロアファンモータが停止してデフロスタが作動しなくなります。また、マニュアルエアコン仕様においては、ブロアファンの回転数を制御する抵抗のヒューズが溶断せず、最悪の場合、火災に至るおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
EBD-DA64V DA64V-100072~DA64V-378424(平成17年8月6日~平成21年10月29日)
GBD-DA64V DA64V-600016~DA64V-755360(平成17年8月24日~平成21年10月23日)
ABA-DA64W DA64W-100098~DA64W-334381(平成17年8月6日~平成21年10月23日)

手動変速機付車における後輪デファレンシャル(差動装置)のピニオンシャフトに関する不具合(2009年2月25日届)

手動変速機付車において、後輪デファレンシャル(差動装置)のピニオンシャフトの強度が不足しているため、過大な荷重がかかる走行を繰り返すと、当該ピニオンシャフトが折損する場合があります。そのため、異音の発生、または走行不能となり、最悪の場合、車輪がロックするおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
LE-DA62V DA62V-481683~DA62V-548385(平成16年4月16日~平成17年7月11日)
GBD-DA62V DA62V-560084~DA62V-561025(平成16年4月20日~平成17年7月6日)

オルタネータ に関する不具合(2008年7月4日届)

オルタネータ (発電機) に接続する電気配線の端子のかしめ力が不足しているため、当該端子のかしめ部が酸化し、断線する場合があります。そのため、バッテリが充電されなくなり、そのまま使用を続けると、原動機が停止し、再始動できなくなるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
EBD-DA64V DA64V-100072~DA64V-264888(平成17年8月6日~平成19年11月30日)
GBD-DA64V DA64V-600016~DA64V-743201(平成17年8月24日~平成19年11月30日)
ABA-DA64W DA64W-100098~DA64W-253881(平成17年8月6日~平成19年11月30日)

オートステップ装着車のオートステップコントローラに関する不具合(2007年7月10日届)

オートステップ装着車において、オートステップコントローラのプログラムが不適切なため、エンジン停止時にオートステップが張出した状態でブレーキを1秒間に2回以上踏んだ場合、車両が走行したと誤判定することがあります。そのため、当該コントローラのフェールセーフ機能が働き、最悪の場合、乗降中突然当該ステップが格納されるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
ABA-DA64W DA64W-100099~DA64W-116672(平成17年8月6日~平成17年12月26日)
DA64W-130009~DA64W-170088(平成17年12月26日~平成19年1月20日)

四輪駆動貨物自動車のリヤプロペラシャフト軸受における不具合(2007年4月18日届)

四輪駆動の貨物自動車において、リヤプロペラシャフト軸受の材質が不適切なため、長時間の高速走行を行った場合、潤滑油が高温になり、潤滑油中の硫黄成分と当該軸受の銅の化学反応が促進され、硫化銅が多量に生成されることがあります。

そのため、そのまま使用を続けると、当該軸受に硫化銅が堆積して、摺動抵抗が増大することにより更に高温となり、軸受がトランスファケースから抜けて異音が発生し、最悪の場合、トランスファケース及びアウトプットシャフトが破損してリヤプロペラシャフトが脱落し、走行不能となるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
LE-DA62V DA62V-300006~DA62V-359635(平成13年3月9日~平成14年11月1日)
DA62V-370001~DA62V-406313(平成14年11月11日~平成15年8月9日)
DA62V-450015~DA62V-548384(平成15年8月26日~平成17年7月11日)
UE-DA62V DA62V-550006~DA62V-550415(平成15年9月2日~平成16年4月1日)
GBD-DA62V DA62V-560001~DA62V-561030(平成16年4月5日~平成17年7月8日)
TE-DA62V DA62V-700006~DA62V-704860(平成13年8月28日~平成14年10月31日)
DA62V-750002~DA62V-753545(平成14年11月11日~平成15年8月9日)
DA62V-900002~DA62V-908805(平成15年8月26日~平成17年7月13日)
EBD-DA64V DA64V-100073~DA64V-121625(平成17年8月6日~平成17年12月26日)
DA64V-130003~DA64V-199502(平成17年12月26日~平成19年3月13日)
GBD-DA64V DA64V-600019~DA64V-600548(平成17年8月25日~平成17年12月24日)
DA64V-630002~DA64V-631740(平成18年1月5日~平成19年3月8日)

跳ね上げ式バックドアに関する不具合(2006年9月28日届)

跳ね上げ式バックドアに取り付けられているバランサの製造工程が不適切なため、当該バランサのダンパケース内に残留した洗浄液により、Oリングが膨潤して減衰力が低下し、バックドアの開放速度が速くなるものがあり身体の一部に当たるおそれがあります。又は、速く開いた反動でバックドアが上下に揺動し、そのまま使用を続けると、最悪の場合、バランサ取り付け部が破損してバックドアが降下し身体の一部に当たるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
EBD-DA64V DA64V-100074~DA64V-162694(平成17年 8月24日~平成18年 7月19日)
GBD-DA64V DA64V-600016~DA64V-630994(平成17年 8月24日~平成18年 7月18日)
ABA-DA64W DA64W-100107~DA64W-153619(平成17年 8月24日~平成18年 7月26日)

イグニッションスイッチにおける不具合(2006年4月6日届)

イグニッションスイッチの接点の構造が不適切なため、スイッチの使用頻度が極めて高い場合、作動時に発生する摩耗粉が接点付近に溜まって導通するものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、スタータモータが回転し続けるとともに、スイッチの接点が発熱し、摩耗粉から異臭、煙が発生し、最悪の場合、火災に至るおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
GD-DA52V DA52V-100031~DA52V-135582(平成10年12月23日~平成11年11月19日 )
DA52V-160010~DA52V-176125(平成11年11月22日~平成12年 5月 8日 )
DA52V-180003~DA52V-202704(平成12年 5月12日~平成12年11月30日)
GD-DB52V DB52V-100060~DB52V-119309(平成10年12月23日~平成11年11月19日)
DB52V-160017~DB52V-167926(平成11年11月22日~平成12年 5月 8日)
DB52V-180001~DB52V-188135(平成12年 5月12日~平成12年11月21日)
GF-DA52W DA52W-100010~DA52W-105834(平成11年 5月12日~平成11年11月15日)
DA52W-130036~DA52W-137028(平成11年11月22日~平成12年 5月 8日)
DA52W-140010~DA52W-148423(平成12年 5月12日~平成12年11月30日)
GF-DA32W DA32W-100060~DA32W-104062(平成11年 6月23日~平成11年11月20日)
DA32W-120003~DA32W-122172(平成11年11月22日~平成12年 4月 3日)
DA32W-126003~DA32W-128452(平成12年 5月12日~平成12年11月28日)

原動機の冷却水用ホースにおける不具合(2006年2月16日届)

1. 不具合の状況
原動機の冷却水用ホースにおいて、冷却水の原動機出口側の取付方法が不適切なため、高回転運転時の水圧により、当該ホースの取付位置がずれることがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ホースが周辺部品と干渉し損傷する、又はホースが抜け、冷却水が流出し、最悪の場合、オーバーヒートするおそれがあります。

2. 改善の内容
【自然給気車両】全車両、冷却水用ホースをプロテクタ装着した対策品と交換し、当該ホースの挿入部にクランプを追加します。
【過給機付き車両】全車両、当該ホースの挿入部にクランプを追加し、ハーネスブラケットを対策品と交換するとともに、当該ホースの損傷を点検し、1損傷がない場合は、当該ホースにプロテクタを追加します。2損傷がある場合は、当該ホースをプロテクタ装着した対策品と交換します。

対象車両

型式 車台番号
EBD-DA64V DA64V-100072~DA64V-119122(平成17年 8月 6日~平成17年12月20日)
GBD-DA64V DA64V-600016~DA64V-600388(平成17年 8月24日~平成17年11月29日)
ABA-DA64W DA64W-100098~DA64W-114618(平成17年 8月 6日~平成17年12月23日)

ステアリングアッパシャフトにおける不具合(2005年9月20日届)

1. 不具合の状況
ステアリングアッパシャフトとステアリングロアシャフトを結合するステアリングジョイントの組み付け作業が不適切なため、当該ジョイントとアッパシャフトのかみ合いが浅いものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、最悪の場合、ジョイントとアッパシャフトの嵌合が外れ、操舵不能となるおそれがあります。

2. 改善の内容
全車両、ステアリングアッパシャフトとステアリングジョイントの組み付け状態を点検し、組み付け状態が不適切なものは正規の状態に組み付けます。

対象車両

型式 車台番号
EBD-DA64V DA64V-100091~DA64V-100898(平成17年 8月24日~平成17年 9月 2日)
GBD-DA64V DA64V-600024~DA64V-600045(平成17年 8月25日~平成17年 8月30日)
ABA-DA64W DA64W-100110~DA64W-101189(平成17年 8月24日~平成17年 9月 2日)

自動変速機のオイルストレーナにおける不具合(2005年7月28日届)

1. 不具合の状況
自動変速機のオイルストレーナの容量が不足しているため、クラッチ摩耗粉によりオイルストレーナが目詰まりし、作動油圧が不足することがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、走行不能となるおそれがあります。または、作動油圧変動が大きくなり自動変速機内シフトソレノイド(No.1)のブラケットが破損し、フロントクラッチの作動油圧が不足して加速不良や後退不能となるおそれがあります。

2. 改善の内容
全車両、オイルストレーナを容量アップした対策品と交換するとともに、補強ブラケットを追加します。

対象車両

型式 車台番号
GD-DA52V DA52V-160021~DA52V-176124(平成11年11月22日~平成12年 5月 8日)
DA52V-180009~DA52V-230979(平成12年 5月 8日~平成13年 8月11日)
GF-DA52W DA52W-130036~DA52W-137028(平成11年11月22日~平成12年 5月12日)
DA52W-140010~DA52W-159531(平成12年 5月12日~平成13年 8月22日)
TE-DA62V DA62V-700004~DA62V-704864(平成13年 8月28日~平成14年10月31日)
DA62V-750002~DA62V-753548(平成14年11月 8日~平成15年 8月 9日)
GH-DA62W DA62W-700015~DA62W-722403(平成13年 8月28日~平成14年10月31日)
GH-DA62W DA62W-750036~DA62W-764860(平成14年11月 1日~平成15年 8月25日)
GD-DB52V DB52V-160024~DB52V-167834(平成11年11月22日~平成12年 4月26日)
DB52V-180015~DB52V-199338(平成12年 5月12日~平成13年 8月11日)

エキゾーストパイプのフロントフランジ部における不具合(2005年4月18日届)

エキゾーストパイプのフロントフランジ部の溶接が不適切なため、溶接強度が不十分なものがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、走行中の振動により溶接部が剥れ、排気ガスが漏れて騒音が増大するおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
LE-DA62V DA62V-488346~DA62V-502949(平成16年 5月29日~平成16年 9月10日)
GBD-DA62V DA62V-560298~DA62V-560516(平成16年 6月 7日~平成16年10月 1日)
TA-DA62W DA62W-600661~DA62W-600909(平成16年 5月29日~平成16年 9月10日)

過給機付き車の排気管における不具合(2003年7月10日届)

過給機付き車の排気管において、排気管を支持している金具の取付け構造が不適切なため、振動により当該金具の溶接部において排気管に亀裂が発生し、排気ガスが漏れ、そのままの状態で使用を続けると、排気管が折損し騒音が増大するおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
TE-DA62V DA62V-700004~DA62V-703372(平成13年8月28日~平成14年6月17日)
GH-DA62W DA62W-700015~DA62W-715555(平成13年8月28日~平成14年6月17日)

かじ取装置における不具合(2003年1月9日届)

かじ取装置において、右側のナックルとフロントストラットを締結するボルトとナットの締付け力が不足しているものがあるため、当該ボルトとナットが緩み脱落し、直進性が低下することがあり、最悪の場合、ハンドル操作困難となるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
LE-DA62V DA62V-332724~DA62V-346635(平成14年 5月 7日~平成14年 7月31日)
TE-DA62V DA62V-702944~DA62V-703932(平成14年 5月10日~平成14年 7月31日)
TA-DA62W DA62W-301000~DA62W-301497(平成14年 5月 9日~平成14年 7月30日)
GH-DA62W DA62W-712984~DA62W-718082(平成14年 5月 7日~平成14年 7月31日)
LA-DA32W DA32W-133815~DA32W-136620(平成14年 5月13日~平成14年 7月31日)

電気自動車の動力伝達装置における不具合(2002年10月22日届)

電気自動車の動力伝達装置において、リヤアクスルシャフトとドライブシャフトフランジを結合するスプライン部の強度が不足しているため、当該スプライン部が摩滅するものがあり、駆動力をリヤアクスルシャフトに伝えることができなくなり、走行不能にいたるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
GD-DA52V(改)(エブリイ電気自動車) DA52V-127851~DA52V-228539(平成11年10月 5日~平成13年 7月31日)
LE-DA62V(改)(エブリイ電気自動車) DA62V-303663~DA62V-330697(平成13年10月18日~平成14年 4月11日)

制動装置における不具合(2001年12月5日届)

制動装置において、倍力装置の負圧ホース製造時の作業が不適切なため、当該ホース内の逆流防止弁に異物が残留しているものがあり、そのままの状態で使用を続けると、逆流防止弁が固着して開かなくなることがあり、倍力装置の負圧が減少して、制動力が不足するおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
LE-DA62V DA62V-300020~DA62V-313182(平成13年8月28日~平成13年11月8日)
TE-DA62V DA62V-700004~DA62V-701273(平成13年8月29日~平成13年11月8日)
TA-DA62W DA62W-300035~DA62W-300355(平成13年 8月28日~平成13年 11月8日)
GH-DA62W DA62W-700015~DA62W-704671(平成13年 8月28日~平成13年 11月8日)

運転席側ドアのドアロック装置における不具合(2001年10月11日届)

運転席側ドアにおいて、ドアロック装置の固定用ネジの締め付け力が不足しているものがあるため、当該ネジが緩んで脱落し、ドアラッチの噛み合いが不完全となることがあり、最悪の場合、走行中にドアが開くおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
GD-DA52V DA52V-216261~DA52V-226248(平成13年 4月 7日~平成13年 6月 21日)
GD-DB52V DB52V-194058~DB52V-197664(平成13年 4月 7日~平成13年 6月 21日)
GF-DA52W DA52W-154660~DA52W-157805(平成13年 4月 7日~平成13年 6月 21日)
GF-DA32W DA32W-129283~DA32W-129351(平成13年 4月 9日~平成13年 4月 21日)
LA-DA32W DA32W-130009~DA32W-131153(平成13年 5月15日~平成13年 6月 21日)

手動変速機付車の動力伝達装置における不具合(2001年9月6日届)

手動変速機付車の動力伝達装置において、ギヤシフトコントロールケーブルの組付け作業が不適切なため、インナーケーブルが変形したものがあり、そのままの状態で使用を続けると、ギヤシフト操作時に当該ケーブルの変形部分に応力が集中し、最悪の場合、当該ケーブルが折損し、シフト操作ができなくなるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
GD-DA52V DA52V-100032~DA52V-135582(平成10年12月23日~平成11年11月12日 )
DA52V-160010~DA52V-169902(平成11年11月22日~平成12年2月24日)
GD-DB52V DB52V-100060~DB52V-119309(平成10年12月23日~平成11年11月15日)
DB52V-160017~DB52V-165110(平成11年11月22日~平成12年2月24日)
GF-DA52W DA52W-100010~DA52W-105834(平成11年5月12日~平成11年11月15日)
DA52W-130036~DA52W-135016(平成11年11月22日~平成12年2月25日)

原動機の加速装置における不具合(2001年8月30日届)

原動機の加速装置において、アクセルペダルとアクセルケーブルを連結しているペダルピンとケーブルエンドを固定しているケーブルエンドクリップのはめ合い寸法が不適切なため、嵌合部が滑らかに回転しないものがあり、そのままの状態で使用を続けると、ペダル操作によりインナーケーブルが屈曲し、最悪の場合、当該ケーブルが折損し、走行不能に至るおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
GD-DA52V DA52V-180003~DA52V-208182(平成12年 5月 12日~平成13年 1月 9日)
GD-DB52V DB52V-180001~DB52V-190717(平成12年 5月12日~平成13年 1月18日)
GF-DA52W DA52W-140010~DA52W-150120(平成12年 5月12日~平成13年 1月10日)
GD-DA52T DA52T-220002~DA52T-240949(平成12年 5月12日~平成13年 1月10日)
GD-DB52T DB52T-220003~DB52T-253349(平成12年 5月12日~平成13年 1月18日)

原動機の点火装置における不具合(1999年6月3日届)

原動機の点火装置に使用している高圧電線(ハイテンションコード)のプラグキャップ部の材質が不適切なため、高温多湿の状態で運転を長期間繰り返すと、絶縁劣化するものがあり、原動機が不調となる場合があります。

対象車両

型式 車台番号
V-DE51V DE51V-500055~DE51V-753832(平成 3年 9月11日~平成 7年 5月10日)
V-DF51V DF51V-500056~DF51V-722995(平成 3年 9月13日~平成 7年 5月10日)

スズキ エブリイ各部品の修理費用

ここでは、スズキ エブリイにおける、各部品の修理費用の相場をご紹介いたします。

故障(不具合)箇所 費用
オイル漏れ 2万円前後
エアコンの故障・不具合 5万~20万円程度
エンジンの不具合 O2センサー交換:4万円前後
ガスケット交換:10万円~
オルタネーターの故障 5万円程度
タービンの故障 10万円~
ミッションの故障・不具合 10万円~30万円程度
ハブベアリングの交換 2万円前後

スズキ エブリイオーナーの評判

では、ここでは実際にスズキ エブリイを所有している方、所有していた方の評判をご紹介します。

ポジティブ、ネガティブな面に分けてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ポジティブ

  • 積載性に優れているから何でも載せられる!
  • 布団を敷いて車中泊もできる!
  • 燃費がいい
  • 使い方無限大!
  • 操作性がよく、扱いやすい
  • シンプルデザイン
  • 見通しがいい

ネガティブ

  • リヤスピーカーがない
  • 長距離移動には向いていない
  • ハンドル位置が微妙に高い
  • 雨音が響く

エブリイとはどんな車?

1982年に販売が開始されて2019年現在まで、長きにわたり愛され続けているのがエブリイです。エブリイは、スズキ株式会社(以下、スズキ)が製造と販売を手がけるワンボックスタイプの軽自動車(5ドアキャブオーバー型ライトバン/ワンボックスカー)です。

なお、厳密には1964年に登場したスズキライトキャリイバンが、1982年のマイナーチェンジを実施した際、上級グレードを「エブリイ」に変更したという経緯があります。これを踏まえ、エブリイは実質1964年から存在していたとする見方もあります。

いずれにしても、長い歴史を持つ軽ワゴンに変わりはないですね。

エブリイは、1985年、1991年、1999年、2005年、そして2015年と5度のフルモデルチェンジがおこなわれ、現行モデルは6代目(キャリイバンを含めると7代目)、実に37年(同55年)の歴史を持つ車となります。

なお、エブリイが登場してからもキャリイバンは販売され続けてきましたが、3代目の途中、1993年11月にすべてエブリイに統合されたため、その時点でキャリイバンの歴史は幕を閉じています。

大きな変化を遂げたのは、軽自動車の規格改正にともなってフルモデルチェンジされた4代目です。

エンジンは運転席の下にあり、キャブオーバーの構造自体は受け継がれたものの、セミキャブオーバーの新デザインを施し、イメージが一新されました。

「エブリイワゴン」の初代が誕生したり、1999年には「エブリイ 電気自動車」や、圧縮天然ガスを燃料とする「エブリイ 天然ガス自動車」を立て続けに発売したりするなど、エブリイが大きく変貌を遂げていった世代となりました。

昭和、平成、令和…時代を超えて今なお愛され続けるエブリイの特徴やスペック、中古車価格などをご紹介します。

なんといっても使い勝手の良さ!気兼ねなく荷物を積める

エブリイは、軽キャブバン(ワンボックスタイプの軽商用車)としてはNo.1とも言われるほど広い荷室サイズを誇ります。

荷室の床面長は、2名乗車時で最大1955mm、およそ2mになりますから、これだけでも広いと実感できますね。

荷室高は1240mm(GA以外)、荷室幅は4名乗車時で1385mm、さらに2名乗車時の荷室長1910mm(JOINターボとJOINは1820mm。GAは1905mm)など、とにかく広い荷室空間がもっとも大きなポイントです。

ちなみに、助手席を前に倒すことで最大2640mmまでの床面長を確保できますので、長尺部材なども余裕で積み込むことが可能です。

後部座席のサイドドアや、バックドアの開口部高も大きく設計されており、積み降ろしもラクラクおこなえる点が高い評価を受けています。

とても軽自動車とは思えない積載量、これこそが、エブリイが愛され続けている大きな特徴のひとつになっています。

もちろんその他の性能だって負けていない!

積載量が多いとはいえ「ただ荷物がたくさん積めるだけ」の軽自動車なら、何もエブリイでなくても構いませんよね。エブリイは、その他の性能も素晴らしいのです。

例えば燃費を見てみると、2WDの5AGS車(PA・GA)が20.2km/L、4WDの5AGS車(JOIN・PC・PA)でも19.0km/L(いずれもJC08モード)と、圧倒的な低燃費性を誇ります。

これは、吸気VVY(可変バルブタイミング)を採用したR06A型エンジンを搭載したことにより、パワフルでありながら余裕のある走りを実現したことに加え、超高張力鋼板をはじめとする高剛性・かつ軽量の素材を使用したことによる車重の軽量化が図られたことも大きく影響しています。

トランスミッションは3種類、街乗り程度なら「4速オートマチックトランスミッション」、パワフルな走りが必要なら「5速マニュアルトランスミッション」そして走りと燃費、両方の効率性を求めるなら「5速オートギヤシフト(5AGS)」といったように、乗り方に応じて選べるようになっています。

特に注目は「5AGS」です。

5速マニュアルトランスミッションをベースとしつつ、クラッチやシフト操作などを自動でおこなってくれるトランスミッションです。

5速マニュアルトランスミッションの力強い走りと、電子制御によって最適化されたギヤ選択および燃費性能により、ストレスなく走りの燃費の両方を効率よく得ることができます。

さらに、一般的なオートマチックトランスミッション同様に「クリープ機能」も搭載されていますので、渋滞時や駐車時などにサポートしてくれる「微速走行」も簡単におこなえます。

クリープ機能とは、アクセルを踏まなくてもアイドリングしている状態で車が進むことです。

もちろん、安全性能にも抜かりはありません。

追突のリスクを検知して回避または衝突被害の軽減を図る「レーダーブレーキサポート」、ペダルおよびシフトの操作ミスによる衝突の回避に貢献する「誤発進抑制機能」、横滑り防止・加速した時の駆動輪の空転抑制・ABSなどを統合的に制御する車両走行安定補助システム「ESP」などが搭載されています。

広い荷室空間、優れた燃費性能、余裕のある走行性能、そして高い安全性能など、エブリイにはスズキのさまざまな「先端技術」が盛り込まれています。

エブリイのスペックなど基本情報

現行モデルのエブリイには「GA(標準ルーフ)」「PA(ハイルーフ)」「PC(ハイルーフ)」「JOIN(ハイルーフ)」「JOINターボ(ハイルーフ)」などのグレードが設定されています。基本スペック(GA標準ルーフ)をご紹介します。

寸法 全長3395mm / 全幅1475mm / 全高1800mm
荷室寸法 長さ1905mm / 幅1315mm / 高さ1140mm
ホイールベース 2430mm
トレッド 前1310mm / 後1290mm
最低地上高 150mm
車両重量 2WD=5MT840kg / 5AGS850kg / 4AT860kg / 4WD=5MT880kg
最大積載量 350kg
燃費 2WD5MT19.0km/L、5AGS20.2km/L、4AT17.0km/L、4WD5MT17.4km/L
燃費向上対策 可変バルブタイミング、電動パワーステアリング、電子制御式燃料噴射、自動MT(5AGS車)
エンジン型式 R06A型
エンジン種類 水冷4サイクル直列3気筒DOHC12バルブ VVT
総排気量 658cc
最高出力 36kW[49PS] / 5700rpm
最大トルク 62N・m[6.3kg・m] / 3500rpm
燃料タンク 37L
制動倍力装置 真空倍力式
制動力制御装置 ABS(EBD付)

グレードによって変わってきますが、基本的なスペックは以上の通りです。なお、燃費はJC08モードにおける値となります。

また、ハイルーフ車を選んだ場合、全高は1895mm、荷室高は1240mmとなります(参考:JOINターボ ハイルーフ)。

エブリイの中古車価格

ということで、スズキの超ロングセラー車種、エブリイの特徴や基本スペックなどをご紹介してきました。続いて中古車価格を見ていきたいと思います。

当然ながら、中古車市場には非常に多くのエブリイが並んでいます。2019年6月の調査時点では実に3000台を超えるエブリイが確認できました。

価格帯は30万円〜330万円前後となっており、平均相場は95万円前後となります。さすがに初代(1982〜1985年)のエブリイは見つけることができませんでしたが、2代目以降はリーズナブルな価格帯で多数のエブリイが並んでいます。

カラードバンパーといった特別装備を実装した「ジョイポップ」と呼ばれるグレード、5代目の特別仕様車(のちにカタログ化)「PAリミテッド」などもかなり残っており、フォルクスワーゲンバスを彷彿とさせる仕様になっているものもありました。

平均相場の95万円前後になってくると、2019年式、走行距離数キロ〜数十キロ、もちろんワンオーナー、修復歴なしといった好条件がそろったエブリイが多数並んでいます。

もちろん5AGS車もこれでもかというほどラインナップされていますので、じっくり時間をかけてより自分の条件に最適なエブリイを探すことができるのではないでしょうか?ぜひ中古車情報をチェックしてみてください!

スズキ エブリイを中古車で購入する際に気をつけること

最後に、スズキ エブリイを中古車で購入する際の注意点をまとめてみました。

  • 車両に歪みが生じていないか
  • 下回りなどに液漏れの跡がないか
  • エンジン始動時に異音や違和感がないか
  • 実走で、加速不足や異音がないか
  • スイッチ類が正常に稼働するか

スズキ エブリイは商用車で使用されたり、アウトドア、キャンピングカーとしても多く利用されています。

そのため、大量の荷物を載せたり、中にはバイクを載せたりすることもあるでしょう。
内装にも大きな傷や汚れ、修理跡などがみられることがあるため、細部までしっかり確認しておくことをお勧めします。

まとめ

今回は、長きに愛され続けるスズキ エブリイの故障や不具合について解説してきました。

スズキ エブリイは、商用車としての利用はもちろん、カスタマイズ性が高いため、アウトドアやキャンプにも最適の車両です。自分好みの車両に仕上げていくことができるので、DIYなどが好きな方にもおすすめの車両と言えるでしょう。

ベビーカーや子供のおもちゃなども軽々と詰めるので、子育て世代にも好まれています。

ぜひ、この機会にスズキ エブリイの購入を検討してみてはいかがでしょうか。