スズキ ワゴンRは故障(不具合)が多い?過去の故障事例やリコール情報を交えて徹底解説

軽トールワゴンの先駆けとなったスズキ ワゴンRは、1993年の発売以降、現在まで老若男女に根強い人気を誇る軽自動車です。昨今ではスーパーハイトワゴンの人気が上昇傾向にありますが、それでもワゴンRの人気っぷりは安定しています。20年以上に渡り幅広い世代に愛され続けている車両ではありますが、故障(不具合)に無縁というわけではありません。ここでは過去の故障(不具合)事例やリコール情報を交えながら、スズキ ワゴンRは安心できる車両なのかという点に迫っていきたいと思います。

スズキ ワゴンRは故障(不具合)が多いのか?

スズキ ワゴンRに関する故障(不具合)の声

30代/男性

子供が増えて、動きやすい車をと思いワゴンRを購入しましたが、よく故障しますね……。ラジエーターの液漏れやウォーターポンプのガタつき、ATミッションも交換したし。。とにかく故障ばっかりで早く買い換えたい気持ちが大きい。

60代/男性

中古車で購入しましたので、ある程度故障は覚悟の上です。ただ、購入してからそんなに期間が経っていないうちにエアコンのホースに穴が開いたり、マフラーの排気漏れがあったり、ウォーターポンプががたついたり色々あります。

20代/女性

大きな故障はありませんが、1度だけドアミラーが壊れました。母も古い型式のワゴンRに乗っていますが、特に大きな故障はなかったと言っています。

40代/女性

子育て中にすごくお世話になりました。10年以上乗っていましたが、ドアミラーの故障とテールの接触不良が起こったくらいで、大きな問題はありませんでした。まだまだ乗りつぶす予定です。

30代/男性

エアコンのガス抜け、ヘッドライトに水が浸入、ラジエーターからの液漏れ、エアコンホースに穴が空くなど色々あります。まあ、使い勝手がいいので特に不満はありません。

スズキ ワゴンRの故障が多い箇所

ワゴンRを発売しているスズキに限らず、日本製の車両においては信頼性が高く、故障(不具合)が少ないと思っている方も多いでしょう。

確かに、国産メーカーの車両は海外製の車両に比べて、故障(不具合)率は低いと言われているため、それだけの安心感があります。

しかしながら、工場製品である以上、故障(不具合)の可能性がゼロというわけではありません。スズキ ワゴンRにも故障しやすい箇所があり、次のような箇所には注意が必要です。

  • エアコンの故障
  • オルタネーターの液漏れ
  • ドアミラーの故障(不具合)
  • エンジンの不調や故障
  • エンジンチェックランプに関する不具合や故障
  • ATに関する不具合や故障
  • オイル漏れ

スズキが発表しているワゴンRに関する故障・不具合・リコール情報

完成検査に関わるリコールについて(2019年4月18日届)

任命されていない検査員(検査補助者)が合否判定を行う等、完成検査工程における合否判定が不明確であったため、道路運送車両の保安基準に関する検査が適切に行われていなかった可能性があります。

対象車両

型式 車台番号
DBA-MH34S MH34S-411145~MH34S-962945(平成27年5月6日~平成28年12月13日)
DAA-MH44S MH44S-135714~MH44S-805261(平成27年5月6日~平成28年12月12日)
DBA-MH35S MH35S-100026~MH35S-672856(平成29年1月25日~平成31年2月1日)
DAA-MH55S MH55S-100065~MH55S-912533(平成29年1月27日~平成31年2月1日)

電動パワーステアリングコントローラに関する不具合(2018年11月15日届)

電動パワーステアリングコントローラの不具合を検出するプログラムが不適切なため、エンジン始動時またはアイドリングストップ後の再始動時にバッテリー電圧が低下していると、不具合として誤って検出することがあります。そのため、警告灯が点灯するとともにステアリングのアシスト機能が停止し、操舵力が増大するおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
DBA-MH34S MH34S-100077~MH34S-428051(平成24年8月21日~平成27年8月3日)
MH34S-700022~MH34S-768421(平成24年8月29日~平成26年7月31日)
MH34S-900047~MH34S-962949(平成24年8月29日~平成27年8月3日)
DAA-MH44S MH44S-100034~MH44S-139817(平成26年7月31日~平成27年8月3日)
MH44S-450014~MH44S-481501(平成26年7月31日~平成27年8月3日)

補助電源モジュールの構成部品(素子)に関する不具合(2018年11月15日届)

補助電源モジュールの構成部品(素子)の溶着が不適切なため、当該素子内部に亀裂が生じているものがあります。そのため、通電の繰返しにより当該素子が損傷し、アイドリングストップシステムOFF表示灯が点滅してアイドリングストップ機能が停止、または、エンストするおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
DBA-MH34S MH34S-146936~MH34S-237351(平成24年12月20日~平成25年9月11日)
MH34S-715020~MH34S-750487(平成24年12月20日~平成25年9月11日)
MH34S-909839~MH34S-938965(平成24年12月20日~平成25年9月11日)

緊急自動車のサイレンアンプに関する不具合(2018年9月3日届)

緊急自動車のサイレンアンプの電源スイッチの構造が不適切なため、電源スイッチ操作時に、当該スイッチが押し込まれた状態から戻らないものがあります。そのため、サイレンアンプが作動せず、警光灯の点灯及びサイレンの吹鳴ができなくなるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
DBA-MH34S MH34S-439521~MH34S-439605(平成28年6月24日)

四輪駆動車のリヤ車輪速センサーに関する不具合(2018年1月18日届)

四輪駆動車のリヤ車輪速センサーにおいて、センサーの樹脂材質が不適切なため、樹脂が吸水することがあります。そのため、センサー内部の電子部品がショートし、センサーが異常な信号を出力して、ABS警告灯が点灯して機能が停止または、速度計が作動しなくなるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
DBA-MH23S MH23S-100082~MH23S-353272(平成20年9月3日~平成22年7月30日)
MH23S-360004~MH23S-389598(平成22年8月2日~平成22年11月2日)
MH23S-500031~MH23S-582007(平成20年9月16日~平成22年7月30日)
MH23S-590005~MH23S-601962(平成22年8月2日~平成22年10月29日)
CBA-MH23S MH23S-400014~MH23S-405364(平成20年9月3日~平成21年9月30日)
MH23S-800055~MH23S-845397(平成20年9月16日~平成22年8月3日)
MH23S-850002~MH23S-850722(平成22年8月2日~平成22年10月29日)

フロントサスペンションフレームに関する不具合(2017年11月24日届)

フロントサスペンションフレームの製造が不適切なため、塩水等の腐食促進物質によってサスペンションフレームのロアアーム取付ブラケットが腐食することがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、腐食が進行し、ロアアーム取付ブラケットが破損して、最悪の場合、ロアアームが脱落して走行不能となるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
CBA-MH21S MH21S-778510~MH21S-781693(平成19年2月1日~平成19年5月7日)
MH21S-851029~MH21S-851262(平成19年2月1日~平成19年4月27日)
CBA-MH22S MH22S-500011~MH22S-524809(平成19年2月1日~平成19年7月4日)
MH22S-600008~MH22S-604313(平成19年4月27日~平成19年7月5日)
MH22S-800020~MH22S-811794(平成19年2月1日~平成19年7月4日)
MH22S-900004~MH22S-900340(平成19年5月7日~平成19年7月5日)
DBA-MH21S MH21S-965014~MH21S-996777(平成19年2月1日~平成19年5月8日)
DBA-MH22S MH22S-100034~MH22S-127133(平成19年2月1日~平成19年7月4日)
MH22S-250012~MH22S-273764(平成19年5月7日~平成19年7月16日)

補助電源モジュールの制御プログラムに関する不具合(2017年7月6日届)

補助電源モジュールの制御プログラムが不適切なため、減速時アイドリングストップ状態から再加速に切り替わる過渡期に、スタータ機能付発電機に流れる大電流を過大と判断し、鉛バッテリーへの充電回路を遮断したままとする保護制御に入ることがあります。このため、表示灯が点滅し、そのままの状態で使用を続けると、鉛バッテリーが放電し、最悪の場合、エンストやエンジン始動不能に至るおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
DAA-MH55S MH55S-100066~MH55S-112188(平成29年1月27日~平成29年3月4日)
MH55S-700025~MH55S-703809(平成29年1月27日~平成29年3月8日)
MH55S-900074~MH55S-902805(平成29年1月27日~平成29年2月23日)

フロントストラットとナックルに関する不具合(2017年3月3日届)

フロントストラットとナックルを締結するボルトとナットの締付けが不適切なため、ナットが規定トルクで締め付けられていないものがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ナックルがストラットから外れ、最悪の場合、走行不能となるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
DBA-MH34S MH34S-541902~MH34S-547787(平成28年10月3日~平成28年12月5日)
DAA-MH44S MH44S-184054~MH44S-186438(平成28年10月3日~平成28年11月14日)
DAA-MH55S MH55S-101574~MH55S-108881(平成29年1月30日~平成29年2月16日)
MH55S-901854(平成29年2月9日)

四輪駆動車のトランスファに関する不具合(2017年2月23日届)

四輪駆動車のトランスファにおいて、トランスファ内のインターミディエイトシャフトの設計が不適切なため、右側ドライブシャフトが正しく嵌合していないものがあります。そのため、段差乗り越え等の大きな衝撃が加えられた場合、ドライブシャフトが抜け、異音、オイル漏れの発生や加速不良となり、最悪の場合、走行不能や駐車中に車両が動き出すおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
CBA-MH23S MH23S-400014~MH23S-405364(平成20年9月19日~平成21年9月30日)
MH23S-800055~MH23S-832657(平成20年9月19日~平成21年10月19日)
DBA-MH23S MH23S-100082~MH23S-244998(平成20年9月19日~平成21年10月19日)
MH23S-500039~MH23S-546771(平成20年9月19日~平成21年10月19日)

エアコンのコンプレッサにおける不具合(2016年3月3日届)

エアコンのコンプレッサにおいて、コンプレッサオイルの充てん量が不適切なため、エアコン使用時にコンプレッサ内の潤滑が不足することがあります。そのため、そのまま使用を続けると、コンプレッサ内部が焼き付き、コンプレッサがロックし、最悪の場合、エンジン回転数が低下時に走行中エンストすることがあります。

対象車両

型式 車台番号
DBA-MH23S  MH23S-100080~MH23S-995062(平成20年9月2日~平成24年8月10日)
CBA-MH23S MH23S-400013~MH23S-856370(平成20年9月3日~平成24年8月11日)

イグニッションスイッチにおける不具合(2015年4月22日届)

イグニッションスイッチにおいて、接点部に使用するグリスが不適切なため、可動接点が固定接点から離れる際のアーク放電の熱によりグリスが炭化することがあります。そのため、そのまま使用を続けると、グリスの絶縁性の低下と可動接点の摩耗による金属粉の堆積により接点間が導通し、発熱することでグリスが発煙し、最悪の場合、火災に至るおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
GF-MC11S MC11S-100036~MC11S-102748(平成10年10月9日~平成11年9月17日)
MC11S-110001~MC11S-110781(平成11年10月6日~平成12年11月14日)
MC11S-600022~MC11S-658580(平成10年10月1日~平成11年10月6日)
MC11S-670001~MC11S-755265(平成11年10月6日~平成12年11月27日)
TA-MC12S MC12S-100014~MC12S-136070(平成12年11月28日~平成13年11月1日)
GF-MC21S MC21S-100057~MC21S-130017(平成10年10月1日~平成11年10月6日)
MC21S-140001~MC21S-142295(平成11年10月6日~平成12年4月28日)
MC21S-600069~MC21S-743322(平成10年10月1日~平成11年10月5日)
MC21S-750002~MC21S-947168(平成11年10月6日~平成12年11月30日)
LA-MC22S MC22S-100044~MC22S-251002(平成12年11月28日~平成13年11月5日)
MC22S-260003~MC22S-326541(平成13年11月7日~平成14年8月22日)
MC22S-340002~MC22S-350141(平成14年8月30日~平成15年4月4日)
MC22S-360001~MC22S-368448(平成15年4月4日~平成15年8月21日)
UA-MC22S MC22S-400003~MC22S-436411(平成14年4月5日~平成14年8月26日)
MC22S-450001~MC22S-514753(平成14年8月30日~平成15年4月3日)
MC22S-520001~MC22S-577882(平成15年4月4日~平成15年9月9日)
TA-MC22S MC22S-600008~MC22S-637748(平成12年11月28日~平成13年11月2日)
MC22S-660002~MC22S-694697(平成13年11月7日~平成14年8月27日 )
MC22S-700001~MC22S-726601(平成14年8月30日~平成15年4月2日)
MC22S-730001~MC22S-740978(平成15年4月4日~平成15年8月21日)

イグニッションスイッチにおける不具合(2015年3月31日届)

イグニッションスイッチにおいて、接点部に使用するグリスが不適切なため、可動接点が固定接点から離れる際のアーク放電の熱によりグリスが炭化することがあります。そのため、そのまま使用を続けると、グリスの絶縁性の低下と可動接点の摩耗による金属粉の堆積により接点間が導通し、発熱することでグリスが発煙し、最悪の場合、火災に至るおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
GF-MA63S(ワゴンRプラス) MA63S-100079~MA63S-128989(平成11年5月21日~平成12年11月2日)
LA-MA64S(ワゴンRソリオ) MA64S-100017~MA64S-122151(平成12年11月23日~平成14年11月4日 )
LA-MA34S(ワゴンRソリオ) MA34S-100037~MA34S-143041(平成12年11月23日~平成17年7月30日 )
UA-MA34S(ワゴンRソリオ) MA34S-200001~MA34S-212949(平成15年8月7日~平成17年8月1日)

補助制動灯に関する不具合(2015年1月30日届)

補助制動灯において、LED素子内部の電気基板の設計が不適切なため、電気基板が腐食し導通不良を起こすものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、補助制動灯が点灯しなくなるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
DBA-MH34S MH34S-126428~MH34S-174485(平成24年10月31日~平成25年3月6日)
MH34S-710149~MH34S-725395(平成24年10月31日~平成25年3月6日)
MH34S-904107~MH34S-918879(平成24年10月31日~平成25年3月7日)

前席用シートベルトにおける不具合(2013年7月17日届)

前席用シートベルトにおいて、巻取装置内部のロック機構部の製造方法が不適切なため、圧入部が緩み、シートベルト脱着時に異音や引っ掛かりが発生するおそれがあります。そのまま使用を続けると、最悪の場合、圧入部品が外れ、衝突時にシートベルトのロックが作動しなくなります。

対象車両

型式 車台番号
DBA-MH34S MH34S-100090~MH34S-184482(平成24年8月21日~平成25年3月30日)
MH34S-700022~MH34S-729833(平成24年8月29日~平成25年3月30日)
MH34S-900047~MH34S-921894(平成24年8月29日~平成25年4月4日)

リヤドアラッチにおける不具合(2012年9月7日届)

左リヤドアにおいて、リヤドアラッチの製造不良により当該ドアラッチ内部の樹脂部品が破損しているものがあり、ロック機構が作動しないため、ドアが確実に閉まらない場合があります。そのため、最悪の場合、走行中にドアが開くおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
DBA-MH34S MH34S-100859~MH34S-108470(平成24年8月25日~平成24年9月5日)

バックドアラッチにおける不具合(2010年12月9日届)

バックドアにおいて、バックドアラッチの製造不良により当該ドアラッチの樹脂ボディーの寸法が不適切なものがあり、ロック機構が作動しないため、ドアが確実に閉まらない場合があります。そのため、最悪の場合、走行中にドアが開き、積載物が落下するおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
DBA-MH23S MH23S-273651~MH23S-324793(平成22年1月8日~平成22年5月12日)
MH23S-554308~MH23S-567997(平成22年1月8日~平成22年5月6日)
MH23S-860018~MH23S-860021(平成22年4月19日~平成22年4月22日)
MH23S-980010~MH23S-980015(平成22年4月19日~平成22年4月22日)
CBA-MH23S MH23S-836323~MH23S-841428(平成22年1月8日~平成22年5月6日)

乗車装置(助手席昇降シート)に関する不具合(2010年11月25日届)

助手席に昇降シートを搭載した車両において、昇降シートの折畳式フットレストのヒンジ端部が露出しているため、フットレストを使用せずにシートの下降操作をした場合、当該ヒンジ端部に足等が接触し、最悪の場合、足等を負傷するおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
GF-MC21S MC21S-835573 ~ MC21S-945512(平成12年4月19日~平成12年11月27日)
LA-MC22S MC22S-105866 ~ MC22S-326377(平成12年12月18日~平成14年8月29日)
UA-MC22S MC22S-401733 ~ MC22S-435828(平成14年4月16日~平成14年8月28日)

燃料装置(燃料タンク)に関する不具合(2010年1月21日届)

車いす移動車において、燃料タンクの気密検査工程が不適切なため、燃料ポンプに内蔵された燃料蒸発ガス排出抑止装置配管の逆止弁が脱落しているものがあります。そのため、燃料を過給油すると、燃料タンクからキャニスタ内に燃料が流入し、最悪の場合、キャニスタから燃料が漏れるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
DBA-MH21S改 MH21S-633347~MH21S-996740(平成18年5月15日~平成19年5月25日)
DBA-MH22S改 MH22S-250016~MH22S-431607(平成19年5月31日~平成20年11月28日)
DBA-MH23S改 MH23S-124125~MH23S-228766(平成20年12月24日~平成21年9月21日)

側方照射灯(コーナリングランプ)付車におけるオートライトシステムに関する不具合(2009年7月2日届)

側方照射灯(コーナリングランプ)付車において、オプション品として設定したオートライトシステム(車外の明るさに応じて前照灯<ヘッドランプ>を自動的に点灯、消灯する装置)の電気回路が不適切なため、前照灯が点灯していない場合に側方照射灯が点灯し、道路運送車両の保安基準に適合しません。

対象車両

型式 車台番号
CBA-MH23S MH23S-400018~MH23S-404864(平成20年9月3日~平成21年6月4日)

無段変速機(CVT)用オイルポンプにおける不具合(2009年5月25日届)

無段変速機(CVT)用オイルポンプ製造時に内部ギヤの隙間管理が不適切なため、当該ギヤの隙間が不足しポンプ内面と干渉するものがあります。そのため、ポンプ内面が摩耗しギヤが固着してオイルポンプが駆動されなくなり、走行不能となるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
DBA-MH21S MH21S-689297~MH21S-734127(平成18年9月5日~平成18年11月16日)
MH21S-940062~MH21S-990910(平成18年11月17日~平成19年4月9日)

車いす固定装置 (車いす固定用ワイヤー)における不具合(2007年12月25日届)

スロープ式車いす移動車において、車いす固定用ワイヤーがねじれやすいため、ワイヤーを滑車に保持するためのカバーが動き、ワイヤーが滑車から外れる場合があります。そのため、ワイヤーがカバーと干渉し、最悪の場合、ワイヤーが切れて車いすを固定できなくなるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
UA-MC22S改 MC22S-483910~MC22S-535226(平成15年1月31日~平成15年5月30日)
MC22S-563588~MC22S-577717(平成15年10月1日~平成15年11月28日)

車いす固定装置(車いす固定用ワイヤー)における不具合(2007年12月6日届)

スロープ式車いす移動車において、車いす固定用ワイヤーがねじれやすいため、ワイヤーを滑車に保持するためのカバーが動き、ワイヤーが滑車から外れる場合があります。そのため、ワイヤーがカバーと干渉し、最悪の場合、ワイヤーが切れて車いすを固定できなくなるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
UA-MC22S改 MC22S-520038~MC22S-574263(平成15年6月2日~平成15年9月30日)
CBA-MH21S改
DBA-MH21S改
MH21S-125062~MH21S-996740(平成15年12月5日~平成19年5月25日)
DBA-MH22S改 MH22S-250016~MH22S-280618(平成19年5月31日~平成19年8月7日)

ECU(エンジン制御コンピュータ)における不具合(2007年3月14日届)

ECU(エンジン制御コンピュータ)電極部のメッキ処理が不適切なため、電極部が酸化し電極を接合している半田が剥離するものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、電極部が接触不良となり、警告灯が点灯するとともに、アイドリングが不調となり、最悪の場合、エンストし、再始動できなくなるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
CBA-MH21S MH21S-762270~MH21S-766358(平成18年 9月28日~平成18年10月27日)

助手席エアバッグに関する不具合(2007年12月16日届)

助手席エアバッグの折りたたみ寸法が不適切なため、エアバッグと格納部との間に隙間が生じたものがあります。そのため、エアバッグ展開時に側面方向の圧力が高くなり、側面部より展開するため、乗員保護性能が低下するおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
LA-MA34S MA34S-129414~MA34S-143041 (平成15年 3月11日~平成17年 7月30日)
UA-MA34S MA34S-200001~MA34S-212949 (平成15年8月 7日~平成17年 8月 1日)

アクセルケーブルにおける不具合(2006年4月6日届)

アクセルケーブルの取り回しが不適切なため、当該ケーブルを車体に固定するケーシングキャップに応力が集中し破損するものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、破損したキャップの端部とインナーケーブルが干渉し、摩耗することから、最悪の場合、インナーケーブルが切損し、アクセル操作不能になるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
LA-MA34S MA34S-100037~MA34S-110510(平成12年11月23日~平成14年 5月31日 )
MA34S-120001~MA34S-134639(平成14年 6月12日~平成15年 8月 2日)
MA34S-140001~MA34S-143041(平成15年 8月 7日~平成17年 7月30日)
UA-MA34S MA34S-200001~MA34S-212949(平成15年 8月 7日~平成17年 8月 1日 )

自動変速機内の減速ギヤ用シャフトに関する不具合(2005年11月24日届)

自動変速機内の減速ギヤ用シャフトに組み付けられた左側ベアリングの潤滑方法が不適切なため、当該ベアリングが摩耗するものがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、異音が発生し、最悪の場合、当該ベアリングが損傷し車両が急激に減速するおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
TA-MC12S MC12S-100014~MC12S-136070(平成12年11月28日~平成13年11月 1日)
LA-MC22S MC22S-100044~MC22S-251002(平成12年11月28日~平成13年11月 5日)
MC22S-260003~MC22S-322534(平成13年11月 7日~平成14年 6月15日)
UA-MC22S MC22S-400003~MC22S-416678(平成14年 4月 5日~平成14年 6月15日)

無段変速機(CVT)における不具合(2005年3月29日届)

無段変速機(CVT)において、
(1) 変速部の防塵構造が不適切なため、ダストにより変速部のスライダが摺動不良となり、変速できなくなることがあります。そのため、最悪の場合、高速側で変速が固定された場合には、発進時に電磁クラッチが締結されなくなり、走行できなくなるおそれがあります。

(2) 動力伝達経路を切替えるクラッチの構造が不適切なため、操作方法によっては当該クラッチが固着して、加速不良や変速不良となるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
GF-MC21S MC21S-112696~MC21S-125876(平成10年12月22日~平成11年 5月27日)
MC21S-632003~MC21S-743044(平成10年12月16日~平成11年 9月30日)
MC21S-751579~MC21S-946227(平成11年10月 6日~平成12年11月15日)
LA-MC22S MC22S-100262~MC22S-186882(平成12年11月28日~平成13年 6月 8日)

手動変速機付車のギヤシフトコントロールケーブルのインナーケーブルにおける不具合(2004年8月4日届)

手動変速機付車のギヤシフトコントロールケーブルのインナーケーブルの強度が不足しているため、急激なギヤシフト操作を行なうと、当該インナーケーブルが変形することがあります。そのため、そのまま使用を続けると、当該インナーケーブルが折損し、シフト操作ができなくなるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
GF-MC11S MC11S-100048~MC11S-102452(平成10年10月29日~平成11年 5月29日)
MC11S-601300~MC11S-654546(平成10年10月 7日~平成11年 9月15日)
MC11S-681697~MC11S-709903(平成11年12月 4日~平成12年 4月 3日)
GF-MC21S MC21S-100057~MC21S-126108(平成10年10月 7日~平成11年 6月10日 )
MC21S-607580~MC21S-743294(平成10年10月 7日~平成11年10月 1日 )
MC21S-750001~MC21S-835544(平成11年10月 6日~平成12年 4月 6日)

電動ドアミラーにおける不具合(2004年7月28日届)

電動ドアミラーからエンジンコントロールユニットへの電気配線の回路が不適切なため、始動時に発生するノイズにより当該ユニット内部のIC(集積回路)が破損することがあります。そのため、酸素センサヒータが制御不能となりエンジン警告灯が点灯する、またはインジェクタが作動不能となりエンジン不調またはエンジン始動不能となるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
LA-MH21S MH21S-500047~MH21S-519569(平成15年 9月18日~平成16年 3月30日)
ABA-MH21S MH21S-530001~MH21S-533820(平成16年 4月 1日~平成16年 6月24日)

燃料デリバリパイプにおける不具合(2004年3月25日届)

燃料デリバリパイプをインジェクタへ組み付ける作業が不適切なため、インジェクタのシールリングが当該パイプに噛み込んでいるものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、当該シールリングに亀裂が生じて、燃料が漏れるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
UA-MH21S MH21S-800045~MH21S-806934(平成15年9月12日~平成16年1月12日)

ターボチャージャにおける不具合(2003年11月6日届)

ターボチャージャの排気側ハウジングの製造時に型ずれが発生したため、当該ハウジングの肉厚が不足しているものがあります。そのため、そのまま使用を続けると当該ハウジングに亀裂が入り、排気ガスが漏れるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
LA-MH21S MH21S-500056~MH21S-503708(平成15年 9月26日~平成15年10月13日)
UA-MH21S MH21S-800046~MH21S-801554(平成15年 9月18日~平成15年10月15日 )

動力伝達装置における不具合(2002年4月16日届)

動力伝達装置において、自動変速機内の減速ギヤ用シャフトの組付けが不適切なため、当該シャフトのローラーベアリングが摩耗して異音が発生することがあり、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、当該ベアリングが損傷して車両が急激に減速し、または停止するおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
TA-MC12S MC12S-106370~MC12S-114127(平成12年12月23日~平成13年3月10日)
LA-MC22S MC22S-114243~MC22S-146703(平成12年12月23日~平成13年3月10日)
TA-MC22S MC22S-605079~MC22S-615330(平成12年12月23日~平成13年3月10日)

スズキ ワゴンR各部品の修理費用

ここでは、各部品の修理費用の相場をご紹介いたします。

故障(不具合)箇所 費用
エンジンチェックランプ点灯に関する不具合・故障 3,000円程度
ATに関する不具合や故障 8万~10万円前後
オイル漏れ 数千円~10万円程度(漏れ箇所による)
エアコンの故障(不具合) 10万円前後
エンジンに関する不具合や故障 1万円前後~

スズキ ワゴンRオーナーの評判

それでは、実際にスズキ ワゴンRを所有している方や、過去に所有したことのある方の評判はどうでしょうか。

ポジティブ、ネガティブ面に分けてご紹介していきます。

ポジティブな評判

  • 燃費がいい
  • 運転しやすい
  • 車内が広い
  • ハンドル、シフトレバーが軽い
  • ベンチシートがいい
  • 自分好みにアレンジしやすい
  • 視野が広い
  • 後部座席可倒式が便利
  • 小物収納スペースが多い
  • シートのアレンジ性が高い
  • 耐久性が高い
  • やや狭いが車中泊もできる広さ
  • 故障率は低いと思う

ネガティブな評判

  • 2名上になるとややパワー不足を感じる
  • 加速力があまりない

ワゴンRとはどんな車?

改めてご紹介するまでもありませんが、ワゴンRはスズキ株式会社(以下、スズキ)が製造と販売を続ける軽自動車です。

発売当初、日本の軽自動車シーンに革命を起こした超斬新なワゴンRは、今では当たり前となった「軽トールワゴン(ハイトワゴン)」というジャンルを確立した、歴史上絶対に外せない存在です。

それまでの軽自動車と言えば、車高が低く車内空間も狭い乗用車タイプ、または商用車から派生したワンボックスタイプしかありませんでした。

ところがワゴンRはフロアパネルの二重構造化を図り、座面を高く確保することで軽自動車特有の圧迫感を払拭し、かつ、視認性や開放感を高めることに成功しました。

瞬く間に人気に火がつき、当初は「男性にもウケる軽自動車」を目指していたものの、実際には老若男女問わず非常に幅広い年齢層かつ家族構成の人たちに購入されていきました。

当初、スズキは月間販売目標台数を4000台としていたそうですが、それをはるかに上回る受注数があったことで、急遽生産ラインを拡張するなど対策に追われたというのも今となっては伝説でしょう。

1993年〜1998年にかけて販売されていた初代、1998年〜2003年までの2代目、2003年〜2008年までの3代目、2008年〜2012年までの4代目、2012年〜2017年までの5代目と続き、現行モデルは2017年からの6代目ワゴンRです。

なお、車名の由来には諸説ありますが「セダンもある、ワゴンもある」の「ある」が「R(あ〜る)」になったと言われています(当初はZIPの名で発売予定だったそうです)。また「Revolutionary = 画期的な」「Relaxation = くつろぎ」といった意味もRに込められているとされています。

発売以来、販売台数はほぼ、軽自動車市場のトップを走り続けているワゴンR。もはや「軽自動車のスタンダード」と言っても過言ではありません。ここでは、そんなワゴンRの魅力や基本スペック、中古車価格などをご紹介します。

4代目からはスタイリッシュに、5代目からはエコロジーに

ワゴンRは時代とともにそのエクステリアも変化してきましたが、特に大きな変貌を遂げたのは4代目ワゴンRです。

それまでの「スペース重視」という基本路線は変更していないものの、デザイン性が格段に向上し、キリッとした凛々しいフロントマスクが印象的な、スタイリッシュな仕上がりになっています。

車内空間の中でも特に居住スペースを広く確保したことで、荷室スペースが3代目までと比べて狭くなっているのも特徴です。ただし、4代目からは最大160mm前後にスライド可能なリヤスライドシートを全車に標準装備し、シートアレンジの自由度を向上させるなどして対応しています。

そして5代目からは、よりエコロジーに重点が置かれるようになります。もちろん、それまでも燃費性能の向上といったエコ技術は組み込まれてきましたが、5代目では「スズキ・グリーン・テクノロジー」を採用した第1弾の車種として、ワゴンRが発売になったのです。

「スズキ・グリーン・テクノロジー」は、「エネチャージ」「エコクール」といった低燃費・軽量化技術などを用いた次世代の環境技術です。

ガソリン使用量の最小限化やエンジン負荷の軽減を図る技術、エンジン停止中のエアコンの送風運転時に蓄冷剤を通した冷気を送り、車内温度の上昇を抑える仕組み、フロントピラー、外板、内装、足回りなどの素材を見直し70kgもの軽量化などを実現しています。

6代目は一部を除き、すべてがマイルドハイブリッドに

6代目ワゴンRにも、これまで通り「ワゴンR」「ワゴンRスティングレー」が設定されています。

ワゴンRの「FA」およびスティングレーの「L」のみ、アイドリングストップ機能が搭載されていないガソリンエンジンモデルとなり、それ以外はすべてマイルドハイブリッドを採用したモデルになっています。

発電効率の高いモーター機能付き発電機(ISG)により、減速時のエネルギーから発電して鉛バッテリーとリチウムイオンバッテリーに充電、さらにその電力を用いてモーターのみでのクリープ走行、加速時のモーターによるエンジンアシストなどが可能となり、より高い低燃費性能を実現するのが、マイルドハイブリッドです。

ワゴンR HYBRIDの「FZ」「FX」の2WD車は、いずれも33.4km/Lという、軽自動車最高クラスの低燃費性を誇ります(JC08モード値)。

ドライバーは今まで通り「普通に」運転するだけで、より簡単に低燃費を感じることができます。

6代目はこうした「スズキ・グリーン・テクノロジー」のさまざまな技術により“2020年度燃費基準+30%達成車”および“平成17年排出ガス基準75%低減”に認定されました。自動車取得税、自動車重量税、そして軽自動車税がそれぞれ50%減税となります。

スズキ ワゴンRのスペックなど基本情報

燃費性能や環境性能に目がいきがちですが、強さと軽さを兼ね備えた新・軽量衝撃吸収ボディー「テクト」を採用したり、2017年度予防安全性能評価「ASV++」を獲得したりするなど、安全面でもこれまでより大幅に向上しています。そんなワゴンRの基本スペックをご紹介します。

HYBRID FZ 2WD

寸法 全長3395mm / 全幅1475mm / 全高1650mm
ホイールベース 2460mm
トレッド 前1295mm / 後1300mm
車両重量 790kg
乗車定員 4名
燃費消費率 33.4km/L(JC08モード値)
エンジン種類 水冷4サイクル直列3気筒
総排気量% 658cc
最高出力 38kW[52PS] / 6500rpm
最大トルク 60N・m[6.1kg・m] / 4000rpm
モーター種類 直流同期電動機
最高出力 2.3kW[3.1PS] / 1000rpm
最大トルク 50N・m[5.1kg・m] / 100rpm
動力用主電池 リチウムイオン電池5個
容量 10Ah

HYBRID FX 2WD

寸法 全長3395mm / 全幅1475mm / 全高1650mm
ホイールベース 2460mm
トレッド 前1295mm / 後1300mm
車両重量 770kg
乗車定員 4名
燃費消費率 33.4km/L(JC08モード値)
エンジン種類 水冷4サイクル直列3気筒
総排気量 658cc
最高出力 38kW[52PS] / 6500rpm
最大トルク 60N・m[6.1kg・m] / 4000rpm
モーター種類 直流同期電動機
最高出力 2.3kW[3.1PS] / 1000rpm
最大トルク 50N・m[5.1kg・m] / 100rpm
動力用主電池 リチウムイオン電池5個
容量 10Ah

FA 2WD CVT

寸法 全長3395mm / 全幅1475mm / 全高1650mm
ホイールベース 2460mm
トレッド 前1295mm / 後1300mm
車両重量 750kg
乗車定員 4名
燃費消費率 26.8km/L(JC08モード値)
エンジン種類 水冷4サイクル直列3気筒
総排気量 658cc
最高出力 38kW[52PS] / 6500rpm
最大トルク 60N・m[6.1kg・m] / 4000rpm

廉価版というポジションの「FA」はガソリンエンジンなので、やはり燃費性能で劣っており、かつアイドリングストップも搭載されていないため環境性能も他のモデルには及びません。

しかし、その分安くなっていますので、価格重視の人には合っているかもしれません。

スズキ ワゴンRの中古車価格

軽自動車の革命児でありスタンダードとなったワゴンR、中古車市場にも非常に多くのワゴンRが出回っています。その数、実に1万4500台(2019年7月調査時点)というから探すのも大変です。

価格帯は50万円〜230万円程度、平均相場は100万円前後となっています。1994年の初代〜2019年の6代目まで全年代のワゴンRがラインナップされています。狙い目としては3代目〜4代目あたりになりますが、燃費性能などを考えたときにおすすめなのは、やはり5代目〜現行の6代目になってきます。

5代目・6代目に絞ってもおよそ8000台近く並んでおり、価格帯も10万円〜220万円程度までさまざまです。限定モデルや社外アルミ装備車、全方位カメラ搭載車、未使用車まで個性豊かなワゴンRがそろっていますので、眺めてみるだけでもたのしいかもしれませんね。

かっこよさ、スタイリッシュさを求めるなら4代目またはワゴンRスティングレー、価格の安さを求めるなら初代〜2代目、低燃費性能を求めるなら6代目ハイブリッドなど、目的や何を優先したいかによって絞り込んでいくと、より効率的に自分に合った一台を見つけることができるでしょう。

中古車情報を細かくチェックして、ぜひ、後悔しないワゴンR選びにつなげてください。

スズキ ワゴンRを中古車で購入する際に気をつけること

スズキ ワゴンRは中古車市場に多く出回っており、さまざまな状態の車両が存在します。

購入後に後悔しないよう、購入前にしっかりと目利きしたうえで契約を進めるようにしましょう。

スズキ ワゴンRを購入する際の注意点を以下にまとめてみました。中古車購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

  • 年式の古い車両は避ける
  • 予めグレードと特徴を確認しておく
  • 安く販売されている車両はできるだけ避ける
  • 過去の整備記録簿を確認する
  • 車体に歪みやへこみがないか
  • パワーウィンドウ、エアコン、ドアミラーなど正常に稼働するか
  • エンジンをかけた際に異音や違和感がないか
  • 下回りにオイル漏れの跡がないか

上記で、年式の古い車両は避けるとお伝えしましたが、その理由としては、エアコンの故障率が高かったり、マフラーの劣化が進み排気漏れが目立ったりする傾向にあるからです。

できるだけ年式が新しく、状態が良い車両を選んでください。

まとめ

今回は、軽自動車の中でも不動の人気を誇る、スズキ ワゴンRの故障(不具合)をはじめ、特徴や口コミなどについて解説してきました。

これまでも長きにわたり、老若男女と幅広い方々に愛されてきたスズキ ワゴンRですが、今後も変わらず一定数の支持を得ているでしょう。

軽自動車の購入を検討している方は、ぜひスズキ ワゴンRを検討してみてはいかがでしょうか。