マツダ アテンザは故障(不具合)しやすい?過去の故障事例や修理費用など徹底解説

販売開始から約半年で世界各国から23の賞を獲得したマツダ アテンザ。上品な装いで、普段の生活をさらに上質なものに格上げしてくれそうな雰囲気が漂っています。そんなマツダ アテンザはマツダの中でも主力セダンとして取り上げられ、デザインのみならず、走行性能や安全性能などすべてを通して追及されつくした車両です。しかし、やはり気になるところは故障(不具合)ですよね。今回は、マツダ アテンザの故障(不具合)について解説していきます。

マツダ アテンザは故障(不具合)が多いのか?

マツダ アテンザに関する故障(不具合)の声

30代/男性

新車で購入し、約半年ほど経った時に運転席側のミラー電動格納機能が壊れました。もちろん保証期間内であったので無償でしたが、やっぱりかって感じですね。

40代/男性

故障ではないですが、やはり初期型はリコールが多いのが否めないですね。

まあ、公開された当初から欲しかった車両ですし、これから改善されることを期待して乗り続けています。

20代/男性

この前帰り道にランプを付けたところ、片方ついていなかったので、すぐ近くのガソリンスタンドへ停車。ランプ切れかもしれないと交換してもらいましたが復活せず。故障のようです。

50代/男性

会社の車がアテンザでとても乗りやすく自身も購入してしまいました(笑)大きな故障はありませんが、パワーウィンドウは1度故障したことがあります。

40代/男性

故障ではないのかもしれませんが……。ディーゼルエンジンに初めて乗りましたが、DPFが詰まったり、ディーゼルエンジンが原因で吸気系のバルブを交換しなければならなくなったり。これは問題ではないのでしょうか。

20代/男性

多額の出費となる故障は経験ないです。

ただ、エンジン始動のたびに時計がリセットされるなど電気系統は弱いかもしれませんね。特に問題はないと思ったので、次の点検まで時計リセット問題は放置していましたが。

マツダ アテンザの故障(不具合)が多い箇所

国産車は故障(不具合)が生じにくいと考える人も多く、マツダも国産車であるため故障(不具合)に関しては信頼度が高いのではないでしょうか。

 

ただし、国産車であっても、世界的に見て故障(不具合)が少ないと言われるメーカーであったとしても、工業製品である以上、故障や不具合が生じないとは言い切れません。

 

マツダ アテンザにも故障(不具合)しやすい箇所というのがいくつかあり、次の様な箇所については注意しておきたいところです。

 

  • ヘッドライト
  • パワーウィンドウ
  • ディーゼルエンジン
  • 電気系統
  • ヒューズが切れやすい
  • エンジン回転数のバラつき

マツダが発表しているアテンザに関する故障・不具合・リコール情報

エンジンの吸気側バルブスプリングに関する不具合(2018年11月8日届)

エンジンの吸気側バルブスプリングにおいて、スプリング荷重の設定が不適切なため、吸気バルブの閉じ力が弱く、吸気バルブとバルブシート間に挟まる煤を押し潰すことができず、圧縮不良となることがあります。そのため、エンジン回転が不安定になり、最悪の場合、エンジンが停止するおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
3DA-GJ2AW GJ2AW-400004~GJ2AW-400012(平成30年4月23日~平成30年5月9日)
LDA-GJ2FP GJ2FP-100014~GJ2FP-302443(平成24年10月22日~平成30年4月14日)
3DA-GJ2FP GJ2FP-400003~GJ2FP-400013(平成30年4月23日~平成30年5月9日)
LDA-GJ2FW GJ2FW-100012~GJ2FW-303000(平成24年10月17日~平成30年4月14日)
3DA-GJ2FW GJ2FW-400006~GJ2FW-400013(平成30年4月23日~平成30年5月8日)

エンジンの吸気シャッタ・バルブ、エンジンの排気圧センサにおける不具合(2018年11月8日届)

1.エンジンの吸気シャッタ・バルブにおいて、制御プログラムが不適切なため、バルブ周辺に付着する煤などにより、バルブ開度が正しく制御されなくなり、エンジン警告灯が点灯した際、フェールセーフが十分に機能せず、バルブが全開しないことがあります。そのため、煤などの付着により、バルブが全閉のまま固着した場合、エンジンが停止するおそれがあります。

2.エンジンの排気圧センサにおいて、異常判定プログラムが不適切なため、センサ内部への水分の浸入により、センサの出力値がずれ、排出ガスが基準値を満足しなくなる場合に、異常判定しません。そのため、そのままの状態で使用を続けると、浸入した水分により排気圧センサ内の電子回路が腐食し、断線することでエンジン警告灯が点灯し、フェールセーフ制御によりアイドリングストップが作動しなくなり、変速ショックが大きくなるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
LDA-GJ2AP GJ2AP-100010~GJ2AP-301008(平成26年11月3日~平成30年4月14日)
LDA-GJ2AW GJ2AW-100007~GJ2AW-301584(平成26年11月3日~平成30年4月14日)
LDA-GJ2FP GJ2FP-100014~GJ2FP-302443(平成24年10月22日~平成30年4月14日)
LDA-GJ2FW GJ2FW-100012~GJ2FW-303000(平成24年10月17日~平成30年4月14日)

インフレータ(ガス発生装置)に関する不具合(2018年6月28日届)

助手席側エアバッグのインフレータ(ガス発生装置)において、ガス発生剤が湿気のある状態で長期間の温度変化にさらされると劣化することがあります。このため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損して構成部品が飛散し、乗員が負傷するおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
DBA-GH5FS GH5FS-100026~GH5FS-100027(平成19年12月13日)
DBA-GH5FS GH5FS-100026~GH5FS-100027(平成19年12月13日)
DBA-GH5FP GH5FP-100009(平成19年12月12日)
DBA-GH5FW GH5FW-100020(平成19年12月14日)
DBA-GHEFP GHEFP-102983(平成21年6月9日)
DBA-GHEFW GHEFW-100005~GHEFW-101270(平成19年12月12日~平成21年7月3日)

ディーゼルエンジン車のバキュームポンプ、ターボチャージャ、オイルフィルタに関する不具合(2018年4月13日届)

1.ディーゼルエンジン車のバキュームポンプにおいて、ポンプ軸の耐摩耗性が不十分なため、エンジン内部で発生する金属粉により当該軸が摩耗することがあります。そのため、そのまま使用を続けると軸の摩耗が進み、負圧生成能力が低下し、エンジン低回転時にブレーキペダルを短時間に複数回踏むと、一時的にブレーキアシスト力が低下するおそれがあります。

2.ディーゼルエンジン車のターボチャージャにおいて、これまでに実施した点検等の措置が不適切なため、エンジン内部で発生する金属粉で当該ターボチャージャの軸が摩耗することがあります。そのため、そのまま使用を続けると軸の摩耗が進み、加速力の低下及び異音が発生し、最悪の場合、軸が折れて排気経路が閉塞し、エンジンが停止するおそれがあります。

3.ディーゼルエンジン車用のオイルフィルタの使用において、使用者への周知が十分行われていないため、リリーフバルブの開弁圧が不適切なオイルフィルタを使用した場合、エンジン内部で発生する金属粉が十分に捕捉されないことがあります。そのため、1.及び2.の不具合が発生するおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
LDA-GJ2FP GJ2FP-100014~GJ2FP-107523(平成24年10月22日~平成25年9月18日)
LDA-GJ2FW GJ2FW-100012~GJ2FW-108030(平成24年10月17日~平成25年9月27日)

後輪のブレーキキャリパに関する不具合(2018年6月22日届)

後輪のブレーキキャリパにおいて、ブーツのシール構造が不適切なため、キャリパ内部に水が浸入し、シャフトに錆が発生し腐食することがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、シャフトの摺動性が悪化し、駐車ブレーキの制動力が低下し、最悪の場合、車両が動き出すおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
LDA-GJ2FP GJ2FP-100014~GJ2FP-111999(平成24年10月22日~平成26年10月31日)
LDA-GJ2FW GJ2FW-100012~GJ2FW-113837(平成24年10月17日~平成26年10月31日)
DBA-GJ5FP GJ5FP-100003~GJ5FP-102594(平成24年10月31日~平成26年10月29日)
DBA-GJ5FW GJ5FW-100004~GJ5FW-101615(平成24年10月31日~平成26年10月29日)
DBA-GJEFP GJEFP-100006~GJEFP-104051(平成24年10月2日~平成26年10月31日)
DBA-GJEFW GJEFW-100009~GJEFW-102960(平成24年10月2日~平成26年10月31日)

ディーゼルエンジンにおける不具合(2018年2月23日届)

(1) ディーゼルエンジンにおいて、インジェクタ取付ナットの締結力が不適切なため、インジェクタガスケットの面圧が低下することがあります。そのため、燃焼ガスがシリンダーヘッドに吹き抜け、エンジンオイルが炭化し、炭化したエンジンオイルがオイルストレーナを詰まらせ、油圧低下により警告灯が点灯し、そのまま使用を続けると、エンジンが焼き付き、最悪の場合、エンストに至るおそれがあります。

(2) ディーゼルエンジンにおいて、整備作業時の燃料リターンホースの取扱いが不明確なため、当該ホースに係わる作業時に交換されなかった場合、ホース取付部のシール性低下やホース内部に亀裂が入ることがあります。そのため、そのまま使用を続けると、ホース取付部や亀裂部から燃料が漏れるおそれがあります。

(3) ディーゼルエンジンにおいて、減速時のエンジン制御が不適切なため、気筒内圧力が低下し、吸気バルブの閉じ力が低くなることがあります。そのため、吸気バルブとバルブシート間に煤が挟まり圧縮不良となって、エンジン回転が不安定になるほか、最悪の場合、エンストに至るおそれがあります。

(4) ディーゼルエンジンにおいて、インジェクタ制御回路の電圧変化によるノイズ対策が不適切なため、当該回路に許容を超える電流が流れることがあります。そのため、回路が損傷し短絡することでヒューズが切れ、燃料噴射が停止しエンストに至るおそれがあります。

(5) ディーゼルエンジンにおいて、過回転制御が不適切なため、アクセル全開等の際、吸気経路内のブローバイガスに含まれるオイルが燃焼室内で燃焼し、エンジン回転が上昇することがあります。そのため、エンジンの潤滑が不足して焼き付き、最悪の場合、エンジンが破損するおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
LDA-GJ2FP GJ2FP-100014~GJ2FP-301324(平成24年10月22日~平成29年2月2日)
LDA-GJ2FW GJ2FW-100012~GJ2FW-301748(平成24年10月17日~平成29年2月2日)
LDA-GJ2AP GJ2AP-100010~GJ2AP-300545(平成26年11月3日~平成29年2月1日)
LDA-GJ2AW GJ2AW-100007~GJ2AW-300924(平成26年11月3日~平成29年2月2日)

運転者席リフタリンクにおける不具合(2018年2月9日届)

運転者席において、座席高さを調整するリフタリンクの強度が不足しているほか、リフタリンクの抜け止め防止用プッシュナットの固定方法が不適切なため、リフタリンクに亀裂が入る、または、プッシュナットが外れることがあります。そのため、そのまま使用を続けると、座席から異音やガタが発生し、最悪の場合、リフタリンクが破損もしくは外れて座席が傾き、正しい運転姿勢が取れなくなるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
DBA-BL5FP BL6FJ-100011~BL6FJ-100765(平成21年6月23日~平成22年9月9日)
DBA-BL5FW BLEAP-100007~BLEAP-100205(平成21年4月7日~平成22年9月27日)
DBA-BLEAW BLEAW-100005~BLEAW-100387(平成21年4月7日~平成22年9月30日)
DBA-BLEFP BLEFP-100016~BLEFP-105039(平成21年4月21日~平成22年9月30日)
DBA-BLEFW BLEFW-100014~BLEFW-114950(平成21年4月21日~平成22年9月30日)

自動防眩ルームミラーにおける不具合(2016年12月22日届)

自動防眩ルームミラーにおいて、部品の製造工程が不適切なため、内部基板に異物が混入しているものがあります。そのため、電子回路が短絡して樹脂材が溶け発煙し、最悪の場合、コントロールヒューズが溶断してエンジンが始動できなくなるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
LDA-GJ2AP GJ2AP-300410~GJ2AP-300437(平成28年11月21日~平成28年11月30日)
LDA-GJ2AW GJ2AW-300683~GJ2AW-300735(平成28年11月21日~平成28年11月29日)
LDA-GJ2FP GJ2FP-301021~GJ2FP-301064(平成28年11月21日~平成28年11月29日)
LDA-GJ2FW GJ2FW-301299~GJ2FW-301402(平成28年11月21日~平成28年12月1日)
DBA-GJ5FP GJ5FP-300524~GJ5FP-300542(平成28年11月21日~平成28年11月29日)
DBA-GJ5FW GJ5FW-300243~GJ5FW-300272(平成28年11月21日~平成28年12月3日)
DBA-GJEFP GJEFP-300311~GJEFP-300333(平成28年11月21日~平成28年12月2日)
DBA-GJEFW GJEFW-300213~GJEFW-300244(平成28年11月21日~平成28年12月3日)

自動防眩ルームミラーにおける不具合(2016年12月15日届)

自動防眩ルームミラーにおいて、原因は特定できていませんが、当該電子回路が短絡して樹脂材が溶け発煙し、最悪の場合、コントロールヒューズが溶断してエンジンが始動できなくなるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
LDA-GJ2AP GJ2AP-300410~GJ2AP-300437(平成28年11月21日~平成28年11月30日)
LDA-GJ2AW GJ2AW-300683~GJ2AW-300735(平成28年11月21日~平成28年11月29日)
LDA-GJ2FP GJ2FP-301021~GJ2FP-301064(平成28年11月21日~平成28年11月29日)
LDA-GJ2FW GJ2FW-301299~GJ2FW-301402(平成28年11月21日~平成28年12月1日)
DBA-GJ5FP GJ5FP-300524~GJ5FP-300542(平成28年11月21日~平成28年11月29日)
DBA-GJ5FW GJ5FW-300243~GJ5FW-300272(平成28年11月21日~平成28年12月3日)
DBA-GJEFP GJEFP-300311~GJEFP-300333(平成28年11月21日~平成28年12月2日)
DBA-GJEFW GJEFW-300213~GJEFW-300244(平成28年11月21日~平成28年12月3日)

助手席側エアバッグのインフレータ(ガス発生装置)のおける不具合(2016年11月13日届)

助手席側エアバッグのインフレータ(ガス発生装置)において、ガス発生剤が湿気のある状態で長期間の温度変化にさらされると劣化することがあります。このため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損して構成部品が飛散し、乗員が負傷するおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
DBA-GHEFS GHEFS-100002~GHEFS-100705(平成19年12月20日~平成21年12月18日)
DBA-GH5FS GH5FS-100020~GH5FS-105921(平成19年12月12日~平成21年12月18日)
CBA-GH5AS GH5AS-100006~GH5AS-100378(平成20年1月15日~平成21年12月16日)
DBA-GHEFP GHEFP-100011~GHEFP-103816(平成19年12月13日~平成21年12月18日)
DBA-GH5FP GH5FP-100011~GH5FP-102793(平成19年12月13日~平成21年12月18日)
CBA-GH5AP GH5AP-100005~GH5AP-100245(平成20年1月16日~平成21年12月11日)
DBA-GHEFW GHEFW-100004~GHEFW-101543(平成19年12月12日~平成21年12月17日)
DBA-GH5FW GH5FW-100018~GH5FW-106954(平成19年12月13日~平成21年12月18日)
CBA-GH5AW GH5AW-100011~GH5AW-100966(平成20年1月15日~平成21年12月16日)

リヤゲートのガス封入式ダンパーステーにおける不具合(2016年9月1日届)

リヤゲートのガス封入式ダンパーステーにおいて、外筒のエンドキャップ部の塗装が不適切なため、塩害地域の塩分の影響で腐食することがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、腐食が進行し、外筒が膨らみ、エンドキャップが割れ、リヤゲートを開く際に外筒が破裂し、最悪の場合、周囲の人が負傷するおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
CBA-GH5AW GH5AW-100011~GH5AW–200419(平成20年1月15日~平成24年6月22日)
DBA-GH5FW GH5FW-100018~GH5FW–201655(平成19年12月13日~平成24年9月7日)
DBA-GHEFW GHEFW-100004~GHEFW–204051(平成19年12月12日~平成24年9月11日)
CBA-GH5AS GH5AS-100006~GH5AS–200178(平成20年1月15日~平成24年6月20日)
DBA-GH5FS GH5FS-100020~GH5FS–202526(平成19年12月12日~平成24年9月14日)
DBA-GHEFS GHEFS-100002~GHEFS–100705(平成19年12月20日~平成21年12月18日)
LDA-GJ2AW GJ2AW-100007~GJ2AW-101787(平成26年11月3日~平成27年12月25日)
LDA-GJ2FW GJ2FW-100012~GJ2FW-203692(平成24年10月17日~平成27年12月25日)
DBA-GJ5FW GJ5FW–100004~GJ5FW–200608(平成24年10月31日~平成27年12月25日)
DBA-GJEFW GJEFW–100009~GJEFW-200692(平成24年10月2日~平成27年12月25日)

インフレータ(膨張装置)における不具合(2016年2月19日届)

特定の運転者席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、原因は判明していませんが、エアバッグ展開時にインフレータ内圧で容器が破損するおそれがあることから、予防的措置として、当該インフレータを交換します。

対象車両

型式 車台番号
DBA-GG3P GG3P-500740~GG3P-501565(平成18年4月3日~平成19年11月15日)
DBA-GG3P GG3P-401075~GG3P-401788(平成18年4月3日~平成19年11月9日)
DBA-GG3S GG3S-404438~GG3S-408514(平成18年4月3日~平成19年11月16日)
DBA-GY3W
CBA-GY3W
GY3W-505459~GY3W-509363(平成18年4月3日~平成19年11月14日)
DBA-GGEP GGEP-401804~GGEP-403923(平成18年4月3日~平成19年11月16日)
DBA-GGES GGES-400815~GGES-401663(平成18年4月3日~平成19年11月16日)
DBA-GYEW GYEW-401388~GYEW-402808(平成18年4月4日~平成19年11月14日)

インフレータ(膨張装置)における不具合(2015年12月25日届)

特定の助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、エアバッグ展開時にインフレータ内圧で容器が破損して構成部品が飛散し、乗員が負傷するおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
LA-GG3P
UA-GG3P
GG3P-103049~GG3P-106192(平成14年12月9日~平成17年5月17日)
LA-GG3S
UA-GG3S
GG3S-104051~GG3S-122640(平成14年9月18日~平成17年5月16日)
LA-GY3W
UA-GY3W
GY3W-107703~GY3W-129840(平成14年11月20日~平成17年5月11日)
LA-GGEP
UA-GGEP
GGEP-101273~GGEP-202193(平成14年8月26日~平成17年5月17日)
LA-GGES
UA-GGES
GGES-100139~GGES-200924(平成14年5月15日~平成17年5月14日)
LA-GYEW
UA-GYEW
GYEW-101333~GYEW-201495(平成15年1月24日~平成17年5月10日)

ドアサッシュモールにおける不具合(2015年12月10日届)

乗降口ドアのドアサッシュモールにおいて、乗降等のドア開閉時に当該ドアサッシュモール部に接触すると、モール端部の樹脂製プロテクターの角部または、当該プロテクターが外れ金属製モールの端部により、指等を切創するおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
DBA-GJEFP GJEFP-100006~GJEFP-200144(平成24年10月2日~平成27年1月30日)
DBA-GJEFW GJEFW-100009~GJEFW-200139(平成24年10月2日~平成27年1月30日)
DBA-GJ5FP GJ5FP-100003~GJ5FP-200121(平成24年10月31日~平成27年1月30日)
DBA-GJ5FW GJ5FW-100004~GJ5FW-200139(平成24年10月31日~平成27年1月30日)
LDA-GJ2AP GJ2AP-100010~GJ2AP-100150(平成26年11月3日~平成27年1月30日)
LDA-GJ2FP GJ2FP-100014~GJ2FP-200840(平成24年10月22日~平成27年1月30日)
LDA-GJ2AW GJ2AW-100007~GJ2AW-100256(平成26年11月3日~平成27年1月30日)
LDA-GJ2FW GJ2FW-100012~GJ2FW-200916(平成24年10月17日~平成27年1月30日)

制御プログラムに関する不具合(2015年10月8日届)

急制動及び事故発生時に緊急点滅表示灯及び非常点滅表示灯により後続車に注意をうながすシステムにおいて、制御プログラムが不適切なため、当該システムの作動時に非常点滅表示灯の点滅回数が保安基準に適合しない状態になります。

対象車両

型式 車台番号
DBA-GJEFP GJEFP-200002~GJEFP-200632(平成26年11月5日~平成27年9月3日)
DBA-GJEFW GJEFW-200003~GJEFW-200519(平成26年11月6日~平成27年9月1日)
DBA-GJ5FP GJ5FP-200004~GJ5FP-200614(平成26年11月6日~平成27年9月3日)
DBA-GJ5FW GJ5FW-200002~GJ5FW-200460(平成26年11月6日~平成27年8月29日)
LDA-GJ2AP GJ2AP-100010~GJ2AP-100782(平成26年11月3日~平成27年9月3日)
LDA-GJ2FP GJ2FP-200005~GJ2FP-202589(平成26年11月6日~平成27年9月7日)
LDA-GJ2AW GJ2AW-100007~GJ2AW-101356(平成26年11月3日~平成27年9月4日)
LDA-GJ2FW GJ2FW-200002~GJ2FW-202801(平成26年11月5日~平成27年9月4日)

インフレータ(膨張装置)における不具合(2015年6月4日届)

特定の助手席側エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損して構成部品が飛散し、乗員が負傷するおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
DBA-GG3P GG3P-501365~GG3P-501565(平成19年4月2日~平成19年11月15日)
DBA-GG3P GG3P-401626~GG3P-401788(平成19年4月3日~平成19年11月9日)
DBA-GG3S GG3S-407359~GG3S-408514(平成19年4月2日~平成19年11月16日)
DBA-GY3W
CBA-GY3W
GY3W-508526~GY3W-509363(平成19年4月2日~平成19年11月14日)
DBA-GGEP GGEP-403266~GGEP-403923(平成19年4月2日~平成19年11月16日)
DBA-GGES GGES-401419~GGES-401663(平成19年4月4日~平成19年11月16日)
DBA-GYEW GYEW-402440~GYEW-402808(平成19年4月2日~平成19年11月14日)

インフレータ(膨張装置)における不具合(2015年6月4日届)

特定の運転者席側エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、エアバッグ展開時にインフレータ内圧で容器が破損して構成部品が飛散し、乗員が負傷するおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
LA-GG3P
UA-GG3P
GG3P-100024~GG3P-106192(平成14年3月1日~平成17年5月17日)
LA-GG3S
UA-GG3S
GG3S-100012~GG3S-122640(平成14年4月15日~平成17年5月16日)
LA-GY3W
UA-GY3W
GY3W-100032~GY3W-129840(平成14年5月16日~平成17年5月11日)
LA-GGEP
UA-GGEP
GGEP-100009~GGEP-202193(平成14年3月1日~平成17年5月17日)
LA-GGES
UA-GGES
GGES-100007~GGES-200924(平成14年4月15日~平成17年5月14日)
LA-GYEW
UA-GYEW
GYEW-100010~GYEW-201495(平成14年5月15日~平成17年5月10日)

インフレータ(膨張装置)における不具合(2015年5月22日届)

運転者席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、部品メーカーで市場回収品を調査した結果、異常展開に繋がるおそれがあるインフレータ容器内圧の異常出力が認められました。このため、原因は判明していませんが、一定の期間までに製造した同タイプのインフレータについて、予防的措置として当該インフレータを新品に交換します。

対象車両

型式 車台番号
DBA-GG3P GG3P-500004~GG3P-500733(平成17年5月20日~平成18年3月28日)
DBA-GG3P GG3P-400019~GG3P-401074(平成17年7月13日~平成18年3月31日)
DBA-GG3S GG3S-400010~GG3S-404436(平成17年5月17日~平成18年3月30日)
DBA-GY3W
CBA-GY3W
GY3W-500011~GY3W-505454(平成17年5月12日~平成18年3月30日)
DBA-GGEP GGEP-400006~GGEP-401802(平成17年5月20日~平成18年3月30日)
DBA-GGES GGES-400003~GGES-400813(平成17年5月23日~平成18年3月30日)
DBA-GYEW GYEW-400002~GYEW-401385(平成17年5月13日~平成18年3月30日)

インフレータ(膨張装置)における不具合(2015年5月22日届)

助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、部品メーカーで市場回収品を調査した結果、異常展開に繋がるおそれがあるガス発生剤の密度低下が認められました。このため、原因は判明していませんが、一定の期間までに製造した同タイプのインフレータについて、予防的措置として当該インフレータを新品に交換します。

対象車両

型式 車台番号
DBA-GG3P GG3P-500004~GG3P-501363(平成17年5月20日~平成19年3月30日)
DBA-GG3P GG3P-400019~GG3P-401625(平成17年7月13日~平成19年3月30日)
DBA-GG3S GG3S-400010~GG3S-407358(平成17年5月17日~平成19年3月31日)
DBA-GY3W
CBA-GY3W
GY3W-500011~GY3W-508525(平成17年5月12日~平成19年3月31日)
DBA-GGEP GGEP-400006~GGEP-403269(平成17年5月20日~平成19年3月31日)
DBA-GGES GGES-400003~GGES-401418(平成17年5月23日~平成19年3月30日)
DBA-GYEW GYEW-400002~GYEW-402436(平成17年5月13日~平成19年3月30日)

ディーゼルエンジン用のオイルフィルターにおける不具合(2014年12月4日届)

ディーゼルエンジン用のオイルフィルターにおいて、リリーフバルブの開弁圧が不適切なため、エンジン内部で発生する金属粉がオイルフィルターで捕捉されないことがあります。そのため、バキュームポンプに金属粉が侵入し軸が摩耗した場合、負圧生成能力が低下し、エンジン低回転時にブレーキペダルを短時間に複数回踏むと、一時的にブレーキアシスト力が低下するおそれがあります。また、ターボチャージャーに金属粉が侵入し軸が摩耗した場合、加速力の低下及び異音が発生するおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
LDA-GJ2FP GJ2FP-100015~GJ2FP-107523(平成24年10月23日~平成25年9月18日)
LDA-GJ2FW GJ2FW-100012~GJ2FW-108030(平成24年10月17日~平成25年9月27日)

ガソリン車におけるフューエルポンプコントローラーの制御プログラムに関する不具合(2014年10月2日届)

減速エネルギー回生システムを搭載したガソリン車において、フューエルポンプコントローラーのノイズフィルターの特性のばらつきにより、アイドリングストップからのエンジン再始動時に、燃料ポンプに流れる電流のノイズ成分を過電流と誤検知し、故障と判定することがあります。そのため、エンジン警告灯が点灯し、燃料ポンプの作動が停止してエンストするおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
DBA-GJEFP GJEFP-102783~GJEFP-103151(平成25年10月30日~平成26年2月28日)
DBA-GJEFW GJEFW-101880~GJEFW-102216(平成25年10月30日~平成26年2月28日)
DBA-GJ5FP GJ5FP-101718~GJ5FP-102047(平成25年11月1日~平成26年2月28日)
DBA-GJ5FW GJ5FW-100948~GJ5FW-101242(平成25年10月31日~平成26年2月28日)

平成14〜15年式アテンザのインフレータ(膨張装置)における不具合(2014年6月23日届)

助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の成型工程が不適切又は成型後の吸湿防止措置が不適切なため、密度が不足したガス発生剤が組み込まれたものがあります。そのため、エアバッグ展開時にインフレータ内圧が異常上昇し、インフレータ容器が破損して飛び散り、出火したり乗員が負傷するおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
LA-GG3P
UA-GG3P
GG3P-100349~GG3P-103842(平成14年4月4日~平成15年4月5日)
LA-GG3S
UA-GG3S
GG3S-100012~GG3S-110313(平成14年4月15日~平成15年3月29日)
LA-GY3W
UA-GY3W
GY3W-100041~GY3W-111960(平成14年5月17日~平成15年3月11日)
LA-GGEP
UA-GGEP
GGEP-100202~GGEP-103381(平成14年4月4日~平成15年3月4日)
LA-GGES
UA-GGES
GGES-100007~GGES-101299(平成14年4月15日~平成15年2月24日)
LA-GYEW
UA-GYEW
GYEW-100023~GYEW-101592(平成14年5月17日~平成15年3月11日)

キャパシタの故障判定プログラムにおける不具合(2014年4月3日届)

減速エネルギー回生システムにおいて、キャパシタの故障判定プログラムが不適切なため、キャパシタが正常であるにもかかわらず、故障と判定し、オルタネータの発電を停止して、充電警告灯が点灯するとともにディスプレイに「充電システム異常」と表示されることがあります。そのまま走行を続けると、バッテリ電圧の低下により、段階的にエンジン警告灯の点灯や加速不良となり、最悪の場合、エンジンが停止して再始動できなくなるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
DBA-GJEFP GJEFP-100006~GJEFP-102879(平成24年10月2日~平成25年11月28日)
DBA-GJEFW GJEFW-100009~GJEFW-101948(平成24年10月2日~平成25年11月28日)
DBA-GJ5FP GJ5FP-100003~GJ5FP-101829(平成24年10月31日~平成25年12月4日)
DBA-GJ5FW GJ5FW-100004~GJ5FW-101039(平成24年10月31日~平成25年12月4日)
LDA-GJ2FP GJ2FP-100015~GJ2FP-109055(平成24年10月23日~平成26年1月9日)
LDA-GJ2FW GJ2FW-100012~GJ2FW-109765(平成24年10月17日~平成26年1月9日)

平成14~15年式アテンザのインフレータ(膨張装置)における不具合(2013年4月11日届)

助手席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の成型工程が不適切又は成型後の吸湿防止措置が不適切なため、密度が不足したガス発生剤が組み込まれたものがあります。そのため、エアバッグ展開時にインフレータ内圧が異常上昇し、インフレータ容器が破損して、エアバックが正常に膨らまないおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
LA-GG3P
UA-GG3P
GG3P-100024~GG3P-104158(平成14年3月1日~平成15年8月7日)
LA-GG3S
UA-GG3S
GG3S-100090~GG3S-113955(平成14年4月25日~平成15年8月9日)
LA-GY3W
UA-GY3W
GY3W-100029~GY3W-117174(平成14年5月15日~平成15年8月29日)
LA-GGEP
UA-GGEP
GGEP-100009~GGEP-104609(平成14年3月1日~平成15年8月1日)
LA-GGES
UA-GGES
GGES-100020~GGES-101698(平成14年4月26日~平成15年6月12日)
LA-GYEW
UA-GYEW
GYEW-100010~GYEW-102077(平成14年5月15日~平成15年8月21日)

DC−DCコンバータにおける不具合(2013年3月26日届)

DC−DCコンバータにおいて、内部の電子基板上のコンデンサに亀裂が入っているものがあり、当該コンデンサがショートする可能性があります。そのため、DC−DCコンバータが溶損し、最悪の場合、火災に至るおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
DBA-GJEFP GJEFP-100006~GJEFP-101261(平成24年10月2日~平成25年3月7日)
DBA-GJEFW GJEFW-100009~GJEFW-100694(平成24年10月2日~平成25年3月6日)
DBA-GJ5FP GJ5FP-100003~GJ5FP-100833(平成24年10月31日~平成25年3月8日)
DBA-GJ5FW GJ5FW-100004~GJ5FW-100379(平成24年10月31日~平成25年3月8日)
LDA-GJ2FP GJ2FP-100014~GJ2FP-103556(平成24年10月22日~平成25年3月8日)
LDA-GJ2FW GJ2FW-100012~GJ2FW-103137(平成24年10月17日~平成25年3月7日)

原動機における不具合(2011年3月31日届)

原動機において、部品組付け設備の設定が不適切なため、ピストンとコネクティングロッドを留めるピストンピンの抜け止めのためのピストンクリップが変形しているものがあります。そのため、そのまま使用を続けると当該クリップが外れ、ピストンピンが抜けて異音がし、ピストン、コネクティングロッドが破損し、最悪の場合、エンジンが破損し、オイルが漏れて、火災に至るおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
DBA-GH5FP GH5FP-100094~GH5FP-100362(平成20年1月8日~平成20年2月12日)
DBA-GH5AP GH5AP-100004~GH5AP-100044(平成20年1月15日~平成20年2月11日)
DBA-GH5FS GH5FS-100201~GH5FS-100597(平成20年1月8日~平成20年2月12日)
DBA-GH5AS GH5AS-100006~GH5AS-100040(平成20年1月15日~平成20年2月12日)
DBA-GH5FW GH5FW-100255~GH5FW-100645(平成20年1月8日~平成20年2月12日)
DBA-GH5AW GH5AW-100011~GH5AW-100076(平成20年1月15日~平成20年2月12日)

アテンザスポーツワゴンのルーフレール付ワゴン車における左ルーフレールの取付部に関する不具合(2008年10月24日届)

ルーフレール付ワゴン車において、左ルーフレールの取付部の溶接が不十分なため、当該取付部付近の防水シール材が剥離したものがあります。そのため、雨水等が車室内のボディ制御コンピュータに浸入し、電動ドアロックや方向指示器等が作動しなくなるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
CBA-GH5AW GH5AW-100078~GH5AW-100113(平成20年2月12日~平成20年2月22日)
DBA-GH5FW GH5FW-100591~GH5FW-100872(平成20年2月6日~平成20年2月26日)

コントロール・ユニットに内蔵されたCPUにおける不具合(2006年10月5日届)

エアバッグの作動を制御するコントロール・ユニットに内蔵されたCPUの樹脂部において、製造過程で異物が混入したこと及び不適切な成形材料を使用したため、混入した異物により成形材料が変質し、配線に亀裂が入るものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、CPU内部の配線が断線し、最悪の場合、突然エアバッグが展開するおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
LA-GG3P GG3P-100619~GG3P-100978(平成14年4月11日~平成14年4月20日)
GG3P-101249~GG3P-101513(平成14年5月13日~平成14年6月22日)
LA-GG3S GG3S-100132(平成14年5月8日)
GG3S-100167~GG3S-101483(平成14年5月8日~平成14年6月21日)
LA-GGEP GGEP-100444~GGEP-100813(平成14年5月8日~平成14年6月10日)
GGEP-101104(平成14年7月19日)
LA-GGES GGES-100045~GGES-100540(平成14年5月9日~平成14年5月31日)
LA-GY3W GY3W-100029~GY3W-101000(平成14年5月15日~平成14年6月11日)
LA-GYEW GYEW-100010~GYEW-100536(平成14年5月15日~平成14年6月11日)

(1)樹脂製燃料タンクに取り付けたインシュレータ、(2)フロント・コンビネーション・ランプの前面方向指示器における不具合(2004年6月17日届)

(1)樹脂製燃料タンクに取り付けたインシュレータと排気管との隙間が不足しているため、燃料タンクが膨張した際に、当該インシュレータと排気管が干渉するものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、当該インシュレータが高温となり、最悪の場合、燃料タンクが融けて穴があき、燃料が漏れて火災に至るおそれがあります。

(2)フロント・コンビネーション・ランプの前面方向指示器において、ハウジングの端子取付け部の内径寸法が不適切なため、ハウジング側端子とバルブソケット側端子の接触圧力が不足したものがあります。そのため、当該端子間が通電不良となり、方向指示器を作動させた際に前面方向指示器が点滅しくなるとともに、方向指示表示灯の点滅が速くなるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
LA-GGES
UA-GGES
CBA-GGES
GGES-100007~GGES-101797(平成14年4月15日~平成15年6月30日)
GGES-101801~GGES-102176(平成15年7月1日~平成16年2月13日)
GGES-101798~GGES-102174(平成15年7月1日~平成16年2月12日)
GGES-102177(平成16年2月14日)
LA-GGEP
UA-GGEP
CBA-GGEP
GGEP-100009~GGEP-104391(平成14年3月1日~平成15年6月28日)
GGEP-104392~GGEP-105489(平成15年7月1日~平成16年2月14日)
GGEP-104398~GGEP-104985(平成15年7月1日~平成15年10月9日)
GGEP-105361~GGEP-105475(平成16年1月19日~平成16年2月13日)
LA-GG3S
UA-GG3S
CBA-GG3S
GG3S-100011~GG3S-112848(平成14年4月15日~平成15年6月30日)
GG3S-112943~GG3S-116152(平成15年7月2日~平成16年2月13日)
GG3S-112841~GG3S-116161(平成15年7月1日~平成16年2月13日)
GG3S-116162~GG3S-116169(平成16年2月14日)
LA-GG3P
UA-GG3P
CBA-GG3P
GG3P-100024~GG3P-104036(平成14年3月1日~平成15年6月30日)
GG3P-104050~GG3P-104929(平成15年7月3日~平成16年2月13日)
GG3P-104037~GG3P-104932(平成15年7月1日~平成16年2月13日)
GG3P-104934~GG3P-104935(平成16年2月14日)
LA-GYEW
UA-GYEW
CBA-GYEW
GYEW-100010~GYEW-101960(平成14年5月15日~平成15年6月30日)
GYEW-101962~GYEW-102584(平成15年7月1日~平成16年2月13日)
GYEW-101961~GYEW-102586(平成15年7月1日~平成16年2月13日)
GYEW-102476~GYEW-102490(平成16年1月19日~平成16年1月21日)
GYEW-102587~GYEW-102590(平成16年2月14日)
LA-GY3W
UA-GY3W
CBA-GY3W
GY3W-100029~GY3W-115817(平成14年5月15日~平成15年6月30日)
GY3W-115984~GY3W-120652(平成15年7月4日~平成16年2月11日)
GY3W-115818~GY3W-120768(平成15年7月1日~平成16年2月13日)
GY3W-115973~GY3W-120730(平成15年7月3日~平成16年2月13日)
GY3W-120769~GY3W-120788(平成16年2月14日)

ソケットホルダー、制動液漏れ警報装置における不具合(2003年5月29日届)

(1)フロント・フォグランプ装備車両において、当該ランプのソケットホルダーの固定構造が不適切なため、バルブの点灯・消灯により、固定部分が膨張・収縮を繰り返し、ソケットホルダーがバルブとともにランプ本体から脱落して、周辺の樹脂製部品を溶損させ、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

(2)制動液漏れ警報装置において、ブレーキ液をリザーバタンクへ注入する際に液面低下検出用フロートがガイドに引っ掛かったものがあり、ブレーキ液が少なくなっても警告灯が点灯しないおそれがある。

対象車両

型式 車台番号
LA-GG3P GG3P-100024~GG3P-103935(平成14年3月1日~平成15年5月15日)
LA-GG3S GG3S-100011~GG3S-111485(平成14年4月15日~平成15年5月16日)
LA-GGEP
UA-GGEP
GGEP-100009~GGEP-104076(平成14年3月1日~平成15年5月16日)
LA-GGES
UA-GGES
GGES-100007~GGES-101573(平成14年4月15日~平成15年5月16日)
LA-GY3W GY3W-100029~GY3W-114648(平成14年5月15日~平成15年5月16日)
LA-GYEW
UA-GYEW
GYEW-100010~GYEW-101813(平成14年5月15日~平成15年5月16日)

マツダ アテンザ各部品の修理費用

愛する車両に故障や不具合が生じた場合、一番に思うことは「修理費用はどれくらいかかるのだろう」だと思います。

ここでは、各部品の修理費用の相場をご紹介いたします。
あくまでも修理費用の相場となりますので、工賃などの関係で金額が前後しますので、参考程度としてください。

故障(不具合)箇所 費用
エンジンの回転数のバラつき EGRバルブ交換の場合:5万円程度
保証内であれば無償交換
ヒューズが切れた場合 数百円程度~
ヘッドライトの故障(不具合) 片側8万円前後
ディーゼルエンジンの故障(不具合) 5万円弱
パワーウィンドウの故障(不具合) 10万円前後

マツダ アテンザオーナーの評判

どんな車であっても故障(不具合)は生じるものですが、国産車ということもあり、安心感も大きく、マツダ アテンザを所有している方、検討している方も多いことでしょう。

 

では、実際にマツダ アテンザを所有している、所有していた方の評判はどうでしょうか?ポジティブとネガティブな評判、それぞれ分けてご紹介します。

 

まずはポジティブな意見を見てみましょう。

  • デザインがかっこいい!特にソウルレッドのカラー
  • 運転席の乗り心地が良く、長距離運転も疲れない
  • 遮音性が高い
  • 揺れやロールが少ない
  • 安全装備が標準でフル装備されている
  • 加速性能はさすが!
  • 大きい割に運転しやすい
  • 故障は少ないと思う
  • 飽きがこないデザイン

一方、ネガティブな意見としては以下のようなものが挙げられました。

  • ディーゼルのためフロントの重さは気になる
  • トランクが浅い(ただし狭いわけではない)
  • マツダコネクトのバックカメラの画質が悪い

アテンザとはどんな車?

アテンザは、マツダ株式会社(以下、マツダ)が製造と販売を手がける乗用車で、かつて販売されていた同社の「カペラ」の後継車的な位置付けになっています。

海外でも販売されていますが、車名は「マツダ6(Mazda6)」に変更されています。

アテンザ(ATENZA)の由来は、イタリア語の「Attenzione(アテンツィオーネ=注目・注意など)」から来ている造語とされています。まさに「世の注目を集めたい」という願いが込められている車名、と言えるでしょう。

そんなアテンザが私たちの前に初めて登場したのは2002年1月、アメリカはデトロイトにて開催された「北米国際オートショー」でした(そのときの車名は「アテンザ」ではなく「マツダ6」で、セダンのみの出展でした)。

続く同3月5日にはスイスのジュネーヴで毎年開催されている大規模な国際自動車見本市「サロン・アンテルナショナル・ド・ロト(ジュネーヴ・モーターショー)」にスポーツワゴンを出展します。

満を持しての発売は5月20日、当初は「セダン」「ハッチバック」が発表され、翌6月24日から「ステーションワゴン」の販売が開始されました。

同年12月には「2003RJCカー・オブ・ザ・イヤー」をはじめ世界各地で20を超える賞を受賞、翌2003年には50にもおよぶ賞を受賞するなど、瞬く間に世界中に「マツダ6(日本ではアテンザ)」の名が知れ渡り、文字通りマツダの中核を担う存在へとなっていったのです。

その実力通り、2006年には世界累計生産台数100万台を達成しています。発売からわずか4年ほどでの達成は、長いマツダの歴史の中でも最短記録となりました。

2008年から2012年にかけて販売されていた2代目、そして現行モデル、2012年からの3代目と進化してきましたが、いずれの世代でもマツダのセンスあふれるデザイン、走りの楽しさを存分に味わわせてくれる性能が、ファンを虜にして止みません。

そんなアテンザの魅力や性能、スペック、そして中古車価格などを見ていきましょう。

マツダのすべてを凝縮した最上の「セダン / ワゴン」!

マツダ自らがそう謳っているように、アテンザにはマツダのさまざまな技術・経験・知識・期待・情熱が込められています。

例えば、「魂動デザイン」のコンセプトのもと開発されたエクステリアは、“生命感”を形にしており、躍動感や立体感があふれる全貌はもちろん、軸の強さや重心の低さを感じることができるフロントフェイスなども「マツダの魂」が込められているのが伝わってきます。

アテンザのエクステリアで特に注目したいのは、そのカッコよさの大きな要因となっている塗装技術です。

よりリアルな「金属感」を再現したことで、荘厳さ、エレガントさ、美しさが共存したボディーカラーに仕上がっています。これは、「匠塗(TAKUMINURI)」と称するマツダの塗装技術によるものです。

ボディーの上に、順番に「反射・吸収層(光吸収フレーク/高輝度アルミ)」「透過層(高彩度顔料)」を重ね、最後に透明の「クリア層」で仕上げています。特にメタリックカラーの吸収層には「漆黒顔料」が練りこまれており、金属本来の美しさをリアルに再現しています。

アテンザのエンジンや走行性能にも注目!

アテンザにはガソリンエンジンとディーゼルエンジンがあります。それぞれ「燃焼」に徹底的にこだわって開発されており、従来と比べ走りはもちろん、実用燃費や環境性能の大幅な向上を実現しています。

「人馬一体」のごとく、軽快なパフォーマンスを実現したガソリンエンジンは「SKY ACTIV-G(2.0/2.5)」が、力強くも上質で余裕のあるパフォーマンスを実現したディーゼルエンジンには「SKY ACTIV-D(2.2)」が搭載されています。

WLTCモードにおける燃料消費率(国土交通省審査値)ではガソリンエンジンが「14.2〜15.0km/L」を、ディーゼルエンジンでは「17.8〜19.6km/L」を記録しています(いずれも2WD走行時の値です)。

また、ドライバーのハンドル操作を検知すると、それに応じた最適な駆動トルクを瞬時に導き出し、エンジンに指示を送ってトルクを変化させ、横方向と前後方向の加速度を統合的にコントロールすることより、スムーズで効率的な車両の挙動を実現が可能となった「G-ベクタリングコントロール」という制御技術も見逃せません。

これは、2016年時点、量産型自動車としては世界で初めて搭載された技術です。

例えば、カーブ走行時にハンドルを切り始めるタイミングでトルクが低減し前輪に荷重を移動させます。これにより、車両の応答性能が向上・安定します。カーブを抜けるタイミングでハンドルを保持するとトルクが復元、荷重を後輪側へと移動して車両の安定性が向上する、といったことを、瞬時におこなってくれるイメージです。

「G-ベクタリングコントロール」によって、これまでドライバーが本能的におこなってきたハンドルの修正操作は大きく減ることになり、長距離運転時の疲労低減に貢献してくれます。同時に、ドライバーや同乗者にかかっていたG(加速度)も小さくなるため、快適性のアップも期待できます。

アテンザのスペックなど基本情報

アテンザにはさまざまなタイプやグレードが設定されていますが、その中の「アテンザ セダン(ガソリンエンジン)と「アテンザ ワゴン(ディーゼルエンジン)」の基本的なスペックを比較してみます。

まずはアテンザ セダンのガソリンエンジンを見てみましょう。

寸法 全長 4865mm / 1840mm / 1450mm
ホイールベース 2830mm
乗車定員 5名
車両重量 1510kg
エンジン SKY ACTIV-G 2.0L / 水冷直列4気筒DOHC16バルブ
総排気量 1997cc
最高出力 115kW[156PS] / 6000rpm
最大トルク 199N・m[20.3kgf・m] / 4000rpm
燃費 16.6km/L(JC08モード) / 15.0km/L(WLTCモード)

続いて、アテンザ ワゴンのディーゼルエンジンの基本スペックです。

寸法 全長 4805mm / 1840mm / 1480mm
ホイールベース 2750mm
乗車定員 5名
車両重量 1630〜1640kg
エンジン SKY ACTIV-D 2.2L / 水冷直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボ
総排気量 2188cc
最高出力 140kW[190PS] / 4500rpm
最大トルク 450N・m[45.9kgf・m] / 2000rpm
燃費 17.8km/L(WLTCモード)

グレードやモデルで変わってきますが、基本的なスペックはこのようになっています。やはりディーゼルエンジンの性能が目につきますね。アテンザに乗るなら絶対にディーゼルエンジンがいい!という人が多いのも頷けます。

アテンザの中古車価格

アテンザの中古車価格はどれくらいか、見ていきましょう。2019年6月の調査時点では、およそ350台の中古車情報が確認できました。

新車販売価格は、タイプやグレードなどにもよりますが282万円〜419万円といったところです。

中古車の価格帯は60万円〜400万円程度で、平均相場は160万円前後となっていました。

中古車において走行距離は非常に重要なポイントですが、10万km〜15万km程度のアテンザであれば100万円未満でも十分、初代〜現行モデルまで探すことができます。

予算に少し余裕があり、100万円超〜150万円程度まではOKという人であれば、走行距離5万km程度のアテンザも多数見つけられるでしょう。

いくら中古車とはいえ、やはり「少しでも新しい方が良い」という人は、現行モデルの初期、2012年〜2014年あたりを狙うと良いかもしれません。走行距離もそこまで多くなく、ワンオーナー、さらに100万円弱〜150万円程度と手が出しやすい価格帯のものが並んでいます。

3代目アテンザは、マツダのフラッグシップモデルにも位置付けられている、いわばマツダを代表する車です。

走りの楽しさを実感できる、マツダのさまざまな技術が込められています。マツダファンはもちろん、そうでない人もマツダを知るきっかけとしては十分すぎるほど、優良な車です。ぜひ、中古車情報をチェックしてみてはいかがでしょうか?

マツダ アテンザを中古車で購入する際に気をつけること

輸入車の中古を購入する際は、念には念を入れて問題がないか確認するかと思いますが、国産車の中古である場合、修復歴や事故歴のある車でなければ、細かいところまで確認していなかったという人も少なくないのではないでしょうか。

確かに中古車は1台1台状態が異なりますし、新車であっても当たりハズレがあり、故障(不具合)がゼロという車両は存在しません。

ですが、事前に故障(不具合)しやすい箇所や各部品を確認しておくことで、重大な故障(不具合)を起こす車両を選ばずに済む可能性もあります。

ここでは、マツダ アテンザの中古車を購入する際の注意点をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。

  • クリーンディーゼル採用車両は要注意
  • リコール対応がされているかチェック
  • 車両全体のゆがみやへこみ
  • 車内の匂い、キズ、汚れなど
  • アイドリングが安定しているか
  • エンジンをかけた際に異音や違和感がないか
  • パワーウィンドウやオーディオ・ナビなどが正常に稼働するか
  • 整備状態の確認
  • 整備記録簿の有無
  • テールゲートの開閉に問題がないか

この他、マツダ アテンザの中古車購入に限らず、タイヤのすり減り具合や下回りにオイル漏れの跡がないかなど、細部まで念入りに確認しておきましょう。

まとめ

今回はマツダ アテンザの故障(不具合)に関する事例や修理費用、リコール情報などについて解説してきました。

国産車という安心感や信頼感はありますが、前述した通り、マツダ アテンザに限らず車は精密機械ですから故障(不具合)をゼロにすることは難しいです。

そもそもの部品が故障(不具合)を起こしやすいもの、劣化しやすいものであることも考えられますし、乗り方や保管環境などさまざまな要因から故障(不具合)につながります。

特に中古車を購入するのであれば、前オーナーがどのように乗っていたかというところまで確認することも難しく、故障(不具合)が起きてしまう可能性は新車購入時より高くなることが予想できます。

ただし、中古車であろうと、多額の費用をかけて購入するわけですから、購入する際は、念には念を重ねて確認していきましょう。

どんな車であろうと故障(不具合)は隣り合わせではありますが、それを踏まえてもマツダ アテンザは最上のセダンであり、最高のカーライフをもたらしてくれることでしょう。

ぜひ、この機会にマツダ アテンザの購入を検討してみていかがでしょうか。