トヨタ クラウン ハイブリッドは故障(不具合)しやすい?過去の故障事例や修理費用など交えて解説!

トヨタ自動車から販売されるクラウン ハイブリッドは、長年愛されて、国産高級車として人々を魅了し続けています。高級車として挙げられる同メーカーのマジェスタやロイヤルよりも手が届きやすい価格となっているため、欲しいという方も多いことでしょう。今回は、そんなトヨタ クラウンのハイブリッドモデルの故障(不具合)に注目して解説していきたいと思います。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

トヨタ クラウン ハイブリッドは故障(不具合)が多いのか?

トヨタ クラウン ハイブリッドに関する故障(不具合)の声

30代/男性

まだ納車されて数週間しか経っていませんが、後部座席のシートベルト警告が突如として点灯することがあります。これって故障でしょうか?

40代/男性

すぐにエラー表示が消えたので、故障ではないかもしれませんが、BSM?というエラーが表示されました。路肩に車を止め、再始動したためエラーが消えたようですが、そのあとは特にエラーが表示されることはありません。

50代/男性

トランクダンパーが壊れました。保証で賄えたので修理費用は掛かっていません。他の故障は特にありません。

30代/男性

故障といえば大げさですが、恥ずかしいほどのブレーキ鳴きが……交換などもしてみましたが、どうしても直りません。なにかいい案がないものか。

あとは、10万キロ前後の走行距離でバッテリーがダメになってしまいましたね。ちょっと早すぎるかな。

60代/男性

サンルーフからコトコト、カタカタのような音がするようになりました。他にも、パワーウィンドウを閉じたときにも変な音がしていたので修理してもらいました。

30代/男性

右リアショックからオイル漏れ、サンルーフからの異音、ウィンドウガラスの故障があります。

トヨタ クラウン ハイブリッドの故障が多い箇所

世界にも誇れるほど、トヨタ車は故障(不具合)に関しても一定の信頼がありますが、工業製品である以上、トヨタ クラウン ハイブリッドに故障や不具合が生じないということは言い切れません。

トヨタ クラウン ハイブリッドの故障(不具合)しやすい箇所は以下が挙げられます。

  • スタータージェネレーター故障(不具合)
  • エアコンの故障(不具合)

トヨタが発表しているクラウン ハイブリッドに関する故障・不具合・リコール情報

※以下でご紹介するリコール情報は、クラウンおよびクラウン ハイブリッドのリコール情報となります。

前照灯に関する不具合(2019年5月22日届)

前照灯において、タクシー用途等で使用する際、想定を超えて長時間点灯し続けると、バルブからの熱と紫外線により反射板のアルミ蒸着が剥離することがある。そのため、そのまま使用を続けると、集光不足となり、光度が徐々に低下し、最悪の場合、保安基準第32条(前照灯の基準)を満足しなくなるおそれがある。

対象車両

型式 車台番号
DBA-GRS210 G R S 2 1 0 – 6 0 0 1 0 6 2~G R S 2 1 0 – 6 0 1 6 5 4 6(平成 25 年 1 月 7 日~平成 27 年 6 月 4 日)
DBA-GRS211 G R S 2 1 1 – 6 0 0 0 4 3 8~G R S 2 1 1 – 6 0 0 3 7 3 1(平成 25 年 1 月 14 日~平成 25 年 9 月 24 日)
DBA-GRS214 GRS214-6004779(平成 27 年 6 月 26 日)
DAA-AWS210 A W S 2 1 0 – 6 0 0 0 3 3 0~A W S 2 1 0 – 6 0 9 6 6 8 7(平成 25 年 1 月 28 日~平成 27 年 9 月 18 日)
DAA-AWS211 A W S 2 1 1 – 6 0 0 0 8 6 6~A W S 2 1 1 – 6 0 0 5 3 1 9(平成 26 年 8 月 29 日~平成 27 年 7 月 15 日)

サービスキャンペーン:フロントロアアームリーンホース取付ボルトにおける不具合(2019年2月28日届)

フロントロアアームリーンホース取付ボルトにおいて、締付け時に故障した締付工具が使用されたため、当該ボルトが規定のトルクで締付けられていないおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
3BA-ARS220 ARS220-1002052~ARS220-1002276(平成30年10月10日~平成30年10月29日)
6AA-AZSH20 AZSH20-1017093~AZSH20-1020279(平成30年10月10日~平成30年10月29日)
6AA-GWS224 GWS224-1004479~GWS224-1004862(平成30年10月10日~平成30年10月29日)

サービスキャンペーン:メンテナンスノートにおける不具合(2019年2月28日届)

メンテナンスノートにおいて、点検整備情報に関する記載内容のうち、(1)過給機(ターボ)付エンジン搭載車の点火プラグの交換時期と、(2)タクシー、ハイヤーのデファレンシャルオイルの交換時期に誤りがあるため、交換が適切に行われないことがあります。

対象車両

型式 車台番号
DBA-ARS210 ARS210-6000016~ARS210-6008699(平成27年 9月21日~ 平成30年 4月27日)
3BA-ARS220 ARS220-1000034~ ARS220-1002840(平成30年 6月 1日~ 平成31年 1月22日)

クラウン(事業用) 灯火装置(前照灯)に関する不具合(2018年10月10日届)

前照灯において、タクシー用途等で使用する際、想定を超えて長時間点灯し続けると、バルブからの熱と紫外線により反射板のアルミ蒸着が剥離することがあります。そのため、そのまま使用を続けると、集光不足となり、光度が徐々に低下し、最悪の場合、保安基準第32条を満足しなくなるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
DBA-GRS210 GRS210-6000029~ GRS210-6017633(平成24年12月13日~ 平成27年 9月17日)
DBA-GRS211 GRS211-6000095~ GRS211-6006196(平成24年12月19日~ 平成27年 8月26日)
DBA-GRS214 GRS214-6000059~ GRS214-6004560(平成24年12月19日~ 平成27年 2月26日)
DAA-AWS210 AWS210-6000097~ AWS210-6096699(平成25年 1月18日~ 平成27年 9月18日)
DAA-AWS211 AWS211-6000010~ AWS211-6005743(平成26年 7月 1日~ 平成27年 9月18日)

サービスキャンペーン:後輪用ブレーキキャリパにおける不具合(2017年2月23日届)

後輪用ブレーキキャリパにおいて、融雪剤散布地域等を繰り返し走行し、足回りの手入れ(洗浄)が不十分なまま使用を続けると、スライドピンが錆びて固着する場合があります。そのため、点検整備で固着が発見されずにそのままの状態で使用を続けると、ブレーキパッドが偏摩耗して制動時に異音が発生し、スライドピンが折損することがあります。

対象車両

型式 車台番号
UA-GRS180
CBA-GRS180
DBA-GRS180
GRS180-0001001~ GRS180-0037557(平成15年12月10日~ 平成17年12月28日)
GRS180-5000004~ GRS180-5014093(平成15年12月10日~ 平成17年 4月28日)
DBA-GRS181 GRS181-0001001~ GRS181-0004499(平成16年 8月16日~ 平成17年12月28日)
UA-GRS182
CBA-GRS182
DBA-GRS182
GRS182-0001001~ GRS182-0030000(平成15年12月10日~ 平成16年11月22日)
GRS182-1000000~ GRS182-1023672(平成16年11月19日~ 平成17年12月28日)
GRS182-5000001~GRS182-5031058(平成15年12月10日~ 平成17年 4月28日)
UA-GRS183
CBA-GRS183
DBA-GRS183
GRS183-0001001~GRS183-0007049(平成15年12月10日~ 平成17年12月28日)
GRS183-5000001~GRS183-5002786(平成15年12月10日~ 平成17年 4月11日)
DBA-GRS184 GRS184-0001002~GRS184-0006078(平成17年 9月19日~ 平成17年12月28日)

サービスキャンペーン:工場装着ナビゲーションシステム搭載車両に関する不具合(2016年11月25日届)

工場装着ナビゲーションシステム搭載車両において、交差点の通過所要時間情報*を処理するプログラムが不適切なため、道路交通情報サービス(VICS WIDE)として特定地域で提供される情報を受信するたびに、ナビゲーションシステムの画面が『“消える”と“表示”』を繰り返すことがあります。

対象車両

型式 車台番号
DAA-AWS210 AWS210-6090497~ AWS210-6114856(平成27年 8月 3日~ 平成28年 8月 5日)
DAA-AWS211 AWS211-6004888~ AWS211-6008802(平成27年 8月 3日~ 平成28年 8月 5日)
DAA-AWS215 AWS215-6001047~ AWS215-6001436(平成27年 9月21日~ 平成28年 8月 5日)
DAA-GWS214 GWS214-6009066~ GWS214-6011959(平成27年 8月 3日~ 平成28年 8月 5日)
DBA-ARS210 ARS210-6000000~ ARS210-6005136(平成27年 8月 3日~ 平成28年 8月 5日)
DBA-GRS210 GRS210-6016536~ GRS210-6019601(平成27年 8月 3日~ 平成28年 8月 1日)
DBA-GRS211 GRS211-6006087~ GRS211-6006803(平成27年 8月 3日~ 平成28年 7月30日)
DBA-GRS214 GRS214-6004748~ GRS214-6005664(平成27年 8月 3日~ 平成28年 7月30日)

サービスキャンペーン:工場装着ナビゲーションシステム搭載車両における不具合(2016年4月14日届))

工場装着ナビゲーションシステム搭載車両において、高機能ETC車載器(ETC2.0対応)を装着した場合、ナビゲーションシステムの走行履歴読み出しプログラムが不適切なため、当該車載器と道路に設置されているアンテナ(ITSスポット)との双方向通信ができず、各種情報サービスが受けられなくなります。

対象車両

型式 車台番号
DBA-ARS210 ARS210-6000019~ ARS210-6003034(平成27年 9月21日~ 平成28年 1月21日)
DAA-AWS210 AWS210-6090497~ AWS210-6104931(平成27年 8月 3日~ 平成28年 1月22日)
DAA-AWS211 AWS211-6004986~ AWS211-6007033(平成27年 8月 3日~ 平成28年 1月22日)
DAA-AWS215 AWS215-6001047~ AWS215-6001160(平成27年 9月21日~ 平成28年 1月22日)
DBA-GRS210 GRS210-6017579~ GRS210-6018399(平成27年 9月21日~ 平成28年 1月20日)
DBA-GRS211 GRS211-6006171~ GRS211-6006435(平成27年 8月25日~ 平成28年 1月14日)
DBA-GRS214 GRS214-6004752~ GRS214-6005288(平成27年 8月 3日~ 平成28年 1月21日)
DAA-GWS214 GWS214-6010015~ GWS214-6010609(平成27年 9月21日~ 平成28年 1月22日)

サービスキャンペーン:エンジン制御コンピュータ内のメータ表示用プログラムに関する不具合(2016年4月14日届)

エンジン制御コンピュータ内のメータ表示用プログラムが不適切なため、日本仕向けにないエンジンオイルメンテナンス情報を誤ってメータ内に表示します。

対象車両

型式 車台番号
DBA-ARS210 ARS210-6000016~ARS210-6003237(平成27年 9月21日~平成28年 2月 2日)

燃料装置(デリバリパイプ)に関する不具合(2016年4月13日届)

原動機の燃料配管(デリバリパイプ)において、燃圧センサの締め付け指示が不適切なため、適正に締め付けられておらず、締め付け部の軸力が低下し、シール不良となるものがあります。そのため、低温時に燃料臭がしたり、燃料が漏れるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
UA-GRS180
CBA-GRS180
DBA-GRS180
GRS180-0001001~ GRS180-0071738(平成15年12月10日~ 平成19年 9月 3日)
GRS180-5000004~ GRS180-5014093(平成15年12月10日~ 平成17年 4月28日)
DBA-GRS181 GRS181-0001001~ GRS181-0008046(平成16年 8月16日~ 平成19年 8月31日)
UA-GRS182
CBA-GRS182
DBA-GRS182
GRS182-0001038~ GRS182-0030000(平成15年12月15日~ 平成16年11月22日)
GRS182-1000000~ GRS182-1046377(平成16年11月19日~ 平成19年 9月24日)
GRS182-5000019~ GRS182-5031058(平成15年12月22日~ 平成17年 4月28日)
UA-GRS183
CBA-GRS183
DBA-GRS183
GRS183-0001009~ GRS183-0010214(平成15年12月15日~ 平成19年 8月28日)
GRS183-5000010~ GRS183-5002786(平成15年12月23日~ 平成17年 4月11日)

電気装置(オーディオアンプ)に関する不具合(2016年4月13日届)

オーディオアンプにおいて、冷却用開口部の近くにあるスピーカ駆動用素子に保護する回路がないため、異物等により当該素子が短絡すると、過電流が流れ、素子が損傷するものがある。そのため、基板が焼損し、最悪の場合、基板焼損時の可燃性ガスが発火し、火災に至るおそれがある。

対象車両

型式 車台番号
DBA-GRS200 G R S 2 0 0 – 0 0 2 6 8 7 9 ~ G R S 2 0 0 – 0 0 3 6 8 3 6(平成 21 年 3 月 25 日~平成 22 年 2 月 1 日)
DBA-GRS201 G R S 2 0 1 – 0 0 0 3 6 0 9 ~ G R S 2 0 1 – 0 0 0 4 2 6 3(平成 21 年 4 月 10 日~平成 21 年 11 月 20 日)
DBA-GRS202 G R S 2 0 2 – 0 0 0 1 0 0 1 ~ G R S 2 0 2 – 0 0 1 4 9 3 8(平成 20 年 1 月 23 日~平成 20 年 11 月 20 日)
G R S 2 0 2 – 1 0 0 0 0 2 0 ~ G R S 2 0 2 – 1 0 1 2 6 8 7(平成 20 年 11 月 27 日~平成 24 年 11 月 30 日)
DBA-GRS203 G R S 2 0 3 – 0 0 0 1 0 0 1 ~ G R S 2 0 3 – 0 0 0 5 2 6 1(平成 20 年 1 月 23 日~平成 24 年 11 月 15 日)
DBA-GRS204 G R S 2 0 4 – 0 0 0 1 0 0 1 ~ G R S 2 0 4 – 0 0 1 7 8 1 3(平成 20 年 1 月 23 日~平成 24 年 12 月 3 日)
DAA-GWS204 G W S 2 0 4 – 0 0 0 1 0 0 3 ~ G W S 2 0 4 – 0 0 2 7 2 4 0(平成 20 年 1 月 23 日~平成 24 年 12 月 7 日)

車体(ボンネット固定部)に関する不具合(2015年10月21日届)

ボンネット固定部の車体強度が不足しているため、ボンネット主ロックが解除された状態で高速走行すると、風圧等により副ロック装置取付部が変形することがある。そのため、副ロックの噛み合いが外れて走行中にボンネットが開くおそれがある。

対象車両

型式 車台番号
DBA-GRS210 GRS210-6000000~GRS210-6017656(平成24年11月28日~平成27年 9月21日)
DBA-GRS211 GRS211-6000000~GRS211-6006229(平成24年11月28日~平成27年 9月18日)
DBA-GRS214 GRS214-6000000~GRS214-6004875(平成24年11月28日~平成27年 9月17日)
DAA-AWS210 AWS210-6000000~AWS210-6096704(平成24年11月28日~平成27年 9月22日)
DAA-AWS211 AWS211-6000000~AWS211-6005742(平成26年 6月 3日~平成27年 9月18日)
DAA-AWS215 AWS215-6000000~AWS215-6001050(平成26年 6月 3日~平成27年 9月18日)
DAA-GWS214 GWS214-6000000~GWS214-6010012(平成25年 7月26日~平成27年 9月18日)

サービスキャンペーン:左後輪用ブレーキキャリパにおける不具合(2015年7月16日届)

左後輪用ブレーキキャリパにおいて、搬送工程のガイドが不適切なため、キャリパ同士が接触して、スライドピンのダストブーツが損傷することがあります。そのため、使用過程でブーツ内に水が浸入してスライドピンが錆びて固着し、ブレーキパッドが偏摩耗したり、制動時に異音が発生することがあります。

対象車両

型式 車台番号
DBA-GRS200 GRS200-0079340~ GRS200-0083882(平成24年 7月23日~ 平成26年 6月17日)
DBA-GRS201 GRS201-0008293~ GRS201-0008782(平成24年 7月23日~ 平成25年10月 2日)
DBA-GRS202 GRS202-1012036~GRS202-1012752(平成24年 7月23日~ 平成24年12月 7日)
DBA-GRS203 GRS203-0005103~ GRS203-0005287(平成24年 7月23日~ 平成24年12月 7日)
DAA-AWS210 AWS210-6000048~ AWS210-6068956(平成25年 1月 7日~ 平成26年 7月 1日)
DBA-GRS210 GRS210-6000011~ GRS210-6013150(平成24年12月10日~ 平成26年 6月17日)
DBA-GRS211 GRS211-6000010~ GRS211-6005463(平成24年12月10日~ 平成26年 6月16日)

座席ベルト(巻取装置)に関する不具合(2014年11月12日届)

後部左右席の座席ベルトにおいて、リトラクタ構成部品の図面指示が不適切なため、ロック機構の樹脂レバーとホイールの隙間が不足しているものがある。そのため、シートベルトを引き出そうとすると樹脂レバーがホイールに干渉してベルトが引き出せず、乗員を拘束できなくなるおそれがある。

対象車両

型式 車台番号
DBA-GRS210 G R S 2 1 0 – 6 0 0 0 0 0 0~G R S 2 1 0 – 6 0 1 2 0 7 7(平成2 4年1 1月2 8日~平成2 6年 3月 3日)
DBA-GRS211 G R S 2 1 1 – 6 0 0 0 0 0 0~G R S 2 1 1 – 6 0 0 4 9 1 6(平成2 4年1 1月2 8日~平成2 6年 3月 3日)
DBA-GRS214 G R S 2 1 4 – 6 0 0 0 0 0 0~G R S 2 1 4 – 6 0 0 3 8 8 6(平成2 4年1 1月2 8日~平成2 6年 2月2 8日)
DAA-AWS210 A W S 2 1 0 – 6 0 0 0 0 0 0~A W S 2 1 0 – 6 0 6 0 6 0 2(平成2 4年1 1月2 8日~平成2 6年 3月 3日)
DAA-GWS214 G W S 2 1 4 – 6 0 0 0 0 0 0~G W S 2 1 4 – 6 0 0 4 8 9 4(平成2 5年 7月2 6日~平成2 6年 3月 3日)

①燃料装置(デリバリパイプ)②制動装置(ブレーキマスターシリンダ) に関する不具合(2014年10月15日届)

①原動機の燃料配管(デリバリパイプ)において、燃圧センサ締結面の平滑度が不適切なため、燃圧センサを規定トルクで締め付けても締結力が不足しているものがある。そのため、燃圧センサ締結部がゆるみ、燃料が漏れるおそれがある。

②制動装置のブレーキマスターシリンダにおいて、シール溝の形状が不適切なため、ゴム製シールが当該溝に強く押し付けられた際にシールリップ部が傷付くことがある。そのため、傷を起点に亀裂が進行してブレーキ液が漏れ、警告灯が点灯し、制動力が低下するおそれがある。

対象車両

型式 車台番号
DBA-GRS180 GRS180-0071672~GR S 1 8 0 – 0 0 8 1 2 7 6(平成 1 9年 8月 3 1日~平成 2 2年 1月 2 8日)
DBA-GRS181 GRS181-0008038~GR S 1 8 1 – 0 0 0 9 4 1 9(平成 1 9年 8月 3 1日~平成 2 2年 2月 1日)
DBA-GRS182 GRS182-1045821~GR S 1 8 2 – 1 0 4 9 9 5 0(平成 1 9年 8月 2 8日~平成 2 2年 1月 2 9日 )
DBA-GRS183 GRS183-0010215~GR S 1 8 3 – 0 0 1 0 5 8 4(平成 1 9年 8月 2 9日~平成 2 0年 1月 3 0日)
DBA-GRS184 GRS184-0020058~GR S 1 8 4 – 0 0 2 1 5 6 7(平成 1 9年 8月 2 8日~平成 2 0年 1月 3 0日)
DAA-GWS204 GWS204-0001001~GW S 2 0 4 – 0 0 1 8 5 6 3(平成 2 0年 1月 2 3日~平成 2 2年 6月 1 1日)

原動機(可変バルブ制御装置)に関する不具合(2013年9月4日届)

原動機の吸気側可変バルブ制御装置において、冷間始動直後まれに当該装置内に発生する大きな衝撃力により、装置本体を組み付けているボルトが緩むことがある。このため、吸気バルブの制御ができなくなってエンストするおそれがある。

対象車両

型式 車台番号
DBA-GRS184 GRS184-0001002~GRS184-0021567(平成17年 9月19日~平成20年 1月30日)
DBA-GRS204 GRS204-0001001~GRS204-0016276(平成20年 1月23日~平成23年 7月 6日)

その他(前方障害物衝突軽減装置制御コンピュータ)に関する不具合(2013年6月26日届)

前方障害物衝突軽減装置(プリクラッシュセーフティシステム)において、ミリ波レーダーによる障害物検知ソフトが不適切なため、乱反射したミリ波情報を稀に前方障害物と誤認識し、衝突の可能性がないのに自動ブレーキが作動して、予期せぬ急制動がかかるおそれがある。

対象車両

型式 車台番号
DAA-AWS210 AWS210-6000000~A W S 2 1 0 – 6 0 3 0 1 6 6(平成 24 年 12 月 3 日~平成 25 年 6 月 18 日)
DBA-GRS210 GRS210-6000002~G R S 2 1 0 – 6 0 0 8 2 2 5(平成 24 年 12 月 3 日~平成 25 年 6 月 14 日)
DBA-GRS211 GRS211-6000001~G R S 2 1 1 – 6 0 0 2 7 6 4(平成 24 年 12 月 3 日~平成 25 年 6 月 17 日)
DBA-GRS214 GRS214-6000000~G R S 2 1 4 – 6 0 0 2 8 2 7(平成 24 年 12 月 3 日~平成 25 年 6 月 17 日)

サービスキャンペーン:無料点検(2011年11月24日届)

長期ご使用されたお車において、適切な点検整備がされないまま使用を続けると、前輪緩衝装置(サスペンション)の継手部(ロアボールジョイント)の摺動部が摩耗限度を超えて、ハンドル操作時に当該ジョイント部から異音が発生したり、操舵力が重くなることがあり、そのままの状態で使用を続けると、当該ジョイント部が外れることがあります。

対象車両

型式 車台番号
E-GS151
GF-GS151
GS151-0001006~ GS151-0048043(平成 7年11月24日~ 平成13年 7月12日)
E-GS151H
GF-GS151H
GS151-0001001~ GS151-0048037(平成 7年 8月24日~ 平成13年 7月11日)
E-JZS151
GF-JZS151
JZS151-0001001~ JZS151-0131071(平成 7年 8月24日~ 平成13年 7月11日)
E-JZS153
GF-JZS153
JZS153-0001002~ JZS153-0016079(平成 7年11月20日~ 平成13年 7月10日)
E-JZS155
GF-JZS155
JZS155-0001001~ JZS155-0138903(平成 7年 8月24日~ 平成13年 7月12日)
GF-JZS157 JZS157-0001002~ JZS157-0002382(平成10年 8月18日~ 平成11年 9月 9日)
KD-LS151 LS151-0001398~ LS151-0005217(平成 7年11月24日~ 平成11年 8月 2日)
KD-LS151H LS151-0001001~ LS151-0005260(平成 7年 8月25日~ 平成11年 8月25日)
GH-GS171
TA-GS171
GS171-0001004~ GS171-0003868(平成12年 3月17日~ 平成12年12月27日)
GH-JZS171
TA-JZS171
JZS171-0001001~ JZS171-0049010(平成11年 9月10日~ 平成12年12月27日)
GH-JZS173
TA-JZS173
JZS173-0001001~ JZS173-0005792(平成11年 9月10日~ 平成12年12月27日)
GH-JZS175
TA-JZS175
JZS175-0001001~ JZS175-0044552(平成11年 9月10日~ 平成12年12月27日)
GH-JZS179
TA-JZS179
JZS179-0001001~ JZS179-0003955(平成11年 9月10日~ 平成12年12月27日)

サービスキャンペーン:スマートエントリー&スタートシステムに関する不具合(2011年9月21日届)

スマートエントリー&スタートシステムを装着した車両において、通信検知領域内に別の車両の電子キーがあると、当該システムが正常に通信できなくなり、ドアロックの開錠・施錠、またはエンジンの始動(ハイブリッド車の場合はREADY-ON)がしにくくなるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
DBA-GRS200  GRS200-0062798~ GRS200-0063937(平成23年 6月 9日~ 平成23年 8月10日)
DBA-GRS201 GRS201-0006370~ GRS201-0006572(平成23年 6月 9日~ 平成23年 8月10日)
DBA-GRS202 GRS202-1008448~ GRS202-1008805(平成23年 6月 9日~ 平成23年 8月10日)
DBA-GRS203 GRS203-0004329~ GRS203-0004428(平成23年 6月10日~ 平成23年 8月10日)
DBA-GRS204 GRS204-0016219~ GRS204-0016396(平成23年 6月10日~ 平成23年 8月10日)
DAA-GWS204 GWS204-0022338~ GWS204-0022634(平成23年 6月 9日~ 平成23年 8月10日)

洗浄液噴射装置(凍結防止用ヒータ) に関する不具合(2010年11月17日届)

販売店オプションとして設定しているウォッシャ液凍結防止ヒータが装着された車両において、ヒータ制御回路部の防水用オーリングの締め代が不足しているため、ウォッシャ液が制御回路内に浸入することがある。そのため、制御回路が溶損し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

対象車両

型式 車台番号
E-GS151H GS151-0030763(平成10年 6月 5日 )
GH-JZS175 JZS175-0012785(平成11年 11月24日)

① 燃料装置(燃料ポンプ用電線)② 制動装置(ブレーキマスターシリンダ)に関する不具合(2010年10月21日届)

① 燃料タンク内の燃料ポンプ用電線が屈曲しにくい材質のため、給油口を開けた際のタンク内圧変化でポンプ取付面が大きく変位した場合に接続端子部が摺動することがある。そのため、そのまま使用を続けると、接続端子部が摩耗し、通電により発熱することで端子嵌合力が低下し導通不良となり、燃料ポンプが停止し、エンジン始動不能や走行中にエンストするおそれがある。

② ブレーキマスターシリンダにおいて、市場で使用されるブレーキ液での潤滑性評価が不足していたため、規格に適合しているブレーキ液であってもポリマー成分の少ないブレーキ液を使用すると、シリンダ後端のゴム製シール部が潤滑不良となりめくれることがある。そのため、当該シール部よりブレーキ液が漏れて警告灯が点灯し、そのまま使用を続けると、最悪の場合、制動力が低下するおそれがある。

対象車両

型式 車台番号
UA-GRS180
CBA-GRS180
DBA-GRS180
G R S 1 8 0 – 0 0 0 1 0 0 8~G R S 1 8 0 – 0 0 3 5 8 2 6(平成1 5年1 2月1 5日~平成1 7年1 1月3 0日)
G R S 1 8 0 – 5 0 0 0 0 0 2~G R S 1 8 0 – 5 0 1 4 0 9 4(平成1 5年1 2月2 2日~平成1 7年 4月2 8日)
G R S 1 8 0 – 0 0 3 5 7 9 0~G R S 1 8 0 – 0 0 4 1 8 2 1(平成1 7年1 2月 1日~平成1 8年 2月2 4日)
DBA-GRS181 G R S 1 8 1 – 0 0 0 1 0 0 6~G R S 1 8 1 – 0 0 0 4 3 2 7(平成1 6年 8月2 3日~平成1 7年1 1月3 0日)
G R S 1 8 1 – 0 0 0 4 3 1 4~G R S 1 8 1 – 0 0 0 4 8 6 1(平成1 7年1 2月 1日~平成1 8年 2月2 2日)
UA-GRS182
CBA-GRS182
DBA-GRS182
G R S 1 8 2 – 0 0 0 1 0 0 2~G R S 1 8 2 – 0 0 3 0 0 0 0(平成1 5年1 2月1 5日~平成1 6年1 1月2 2日)
G R S 1 8 2 – 1 0 0 0 0 0 0~G R S 1 8 2 – 1 0 2 1 9 4 4(平成1 6年1 1月1 9日~平成1 7年1 1月3 0日)
G R S 1 8 2 – 5 0 0 0 0 0 1~G R S 1 8 2 – 5 0 3 1 0 5 8(平成1 5年1 2月2 2日~平成1 7年 4月2 8日)
G R S 1 8 2 – 1 0 2 1 8 4 8~G R S 1 8 2 – 1 0 2 6 7 0 3(平成1 7年1 2月 1日~平成1 8年 2月2 3日 )
UA-GRS183
CBA-GRS183
DBA-GRS183
G R S 1 8 3 – 0 0 0 1 0 0 1~G R S 1 8 3 – 0 0 0 6 8 5 2(平成1 5年1 2月1 5日~平成1 7年1 1月3 0日)
G R S 1 8 3 – 5 0 0 0 0 0 1~G R S 1 8 3 – 5 0 0 2 7 8 6(平成1 5年1 2月2 3日~平成1 7年 4月1 1日)
G R S 1 8 3 – 0 0 0 6 8 5 0~G R S 1 8 3 – 0 0 0 7 4 6 2(平成1 7年1 2月 1日~平成1 8年 2月2 2日 )
DBA-GRS184 G R S 1 8 4 – 0 0 0 1 0 1 1~G R S 1 8 4 – 0 0 0 4 2 2 9(平成1 7年 9月2 0日~平成1 7年1 1月3 0日)
G R S 1 8 4 – 0 0 0 4 1 8 6~G R S 1 8 4 – 0 0 0 8 1 6 6(平成1 7年1 2月 1日~平成1 8年 3月 2日)

原動機(バルブスプリング)に関する不具合(2010年7月5日届)

原動機の動弁機構部において、バルブスプリングの材料中に微小異物があるとスプリングの強度が低下して折損することがある。そのため、異音が発生してエンジン不調となり、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある。

対象車両

型式 車台番号
DBA-GRS184 GRS184-0001014~GRS184- 0 0 2 1 5 6 7(平成1 7年 9月2 0日~平成2 0年 1月3 0日)
DBA-GRS204 GRS204-0001012~GRS204- 0 0 0 8 2 1 9(平成1 9年1 2月1 1日~平成2 0年 6月1 7日)
DAA-GWS204 GWS204-0001032~GWS204- 0 0 0 4 8 0 6(平成2 0年 3月2 5日~平成2 0年 7月1 6日)

トヨタ クラウン ハイブリッド各部品の修理費用

ここでは、各部品の修理費用の相場をご紹介いたします。

故障(不具合)箇所 費用
バッテリーの不具合(交換) 40万円前後
スタータージェネレーター 10万円以上
エアコンの故障(不具合) 30万円~

上記は、ほんの一部になりますが、トヨタ クラウン ハイブリッドを含むハイブリッド車の修理費用は非常に高額になる傾向にあります。

30万円、40万円の出費になってしまうことも珍しいことではありません。

ハイブリッド車は燃費が良いため、維持費が安いというメリットはありますが、ガソリン車に比べて精密な機器やシステムが搭載されていますので、修理が必要となった場合は、高額になることを覚えておきましょう。

高額な出費を避けるため、新車はもちろん、中古車で購入する場合も保証へ加入することをお勧めします。

トヨタ クラウン ハイブリッドオーナーの評判

ここまで、トヨタ クラウン ハイブリッドにおける様々な故障(不具合)事例などをご紹介してきましたが、これまで販売されてきたなかのごく一部の声をご紹介したにすぎません。

では、実際にトヨタ クラウン ハイブリッドを所有しているオーナーの評判はどうなのでしょうか?

まずは、ポジティブな意見です。

  • 車の性能を極限まで引き出してくる1台
  • 横揺れが少ない
  • ハンドリング抜群
  • どの角度からみても素晴らしいエクステリア
  • 運転支援機能が素晴らしい
  • 後部座席が広く、窮屈感を感じない
  • 上品な乗り心地
  • 故障は少ないかも?

一方、ネガティブな意見は以下のようなものが挙げられました。

  • ブレーキダスターが出やすい
  • マットランプが暗い
  • 運転支援が素晴らしい反面、センサーに引っかかるとピーピーうるさい
  • 後部座席が倒れない
  • 操作パネルがやや難しい

クラウンハイブリッドとはどんな車?

クラウンと言えば、言わずもがなトヨタが販売する高級車ですね。クラウンハイブリッドはそのまま、クラウンに設定されているハイブリッドカーのことです。ハイブリッドではないクラウンと区別するため「クラウンハイブリッド」と呼ばれることが多くあります。

クラウンに初めてハイブリッドが登場したのは、1999年〜2007年(民間向けは〜2003年)まで販売されていた「11代目」クラウンです。2001年8月に発売された、42Vの電気系を擁する「クラウン マイルドハイブリッド」です。

マイルドハイブリッドとは、ハイブリッドの形式の一つで、オルタネーター(発電機)を、エンジン(内燃機関)の補助的なモーターとしても利用できるように強化したものをいいます。対して、モーター(電動機)のみで自走できるハイブリッドを「フルハイブリッド」と呼んで区別しています。

その後、2008年〜2012年に販売された「13代目クラウン」において、クラウンハイブリッドは広く普及していきます。13代目のクラウンハイブリッドには、世界初となる「ファイングラフィックメーター(全面液晶パネルのグラスコックピットメーター)」が採用され大きな話題となりました。

ただし、2012年〜2018年に販売された「14代目クラウン」のハイブリッドでは「ファイングラフィックメーター」は採用されませんでした。

代わりに(という訳でもありませんが)、ハイブリッド車のすべてにステアリングヒーターを搭載したほか、ボンネットにポップアップフードを装備し、衝突時に歩行者の頭部にかかる衝撃緩和を図るといった安全対策が盛り込まれました。

また、13代目までは独立したシリーズとしてクラウンハイブリッドが設定されていましたが、14代目からは「ロイヤルサルーン」「クラウンアスリート」に設定されるという形で編入しています。

発売から60年以上が経過した今も「第一線」で活躍しているクラウン、ここではそのクラウンのハイブリッドについて、特徴や基本スペック、中古車価格などをご紹介していきます。

トヨタのエンジン・ハイブリッドシステムとは

例えば3.5リッターのハイブリッドシステムはV6エンジン、2基のモーターで構成されており、そこに変速機構を直列に配置しています。通称「マルチステージ・ハイブリッド・トランスミッション・システム」と呼んでいます。

このシステムでは、エンジンの回転数をより幅広い範囲に利用することが可能となり、その結果生まれたのが「余裕ある発進加速」「ダイレクトかつ応答性の高い駆動力」です。

アクセルを踏み込んだ瞬間、ドライバーの意図にまさに文字通り「即座に」反応してくれる、頼もしいシステムです。加えて、高速走行時にはエンジンの回転数を低く抑えることもできるため、静粛性を確保できるほか、すぐれた低燃費性能も発揮してくれます。

エンジンの回転数を幅広い範囲に生かすシステムには「10段階変速制御(シーケンシャルシフトマチック10速&パドルシフト付き)」を採用したことで、ドライバーの意図に対してより正確なエンジンの回転数の変化、応答性の高いモーターアシストなどが可能となり、伸びやかかつ滑らかな走りを体感することができます。

2.5Lハイブリッド&フルタイム4WDも最高!

「2.5 G Four」の駆動方式はフルタイム4WDに設定されています。これにより、ハイブリッドシステムが持つ高いパフォーマンス性をあらゆる走行シーン、路面状況において発揮できるようになりました。

センターデフを搭載したフルタイム4WDを採用したことで、エンジンパワーを効率的に路面に伝えることが可能となり、ハイブリッドカー特有のレスポンスや加速といった性能がさらに向上しているのを実感できます。

さらに、TNGA(トヨタの設計思想であるトヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャーの略)に基づいて低重心化されたFRプラットフォームの効果と併せて、より優れた走行性・安定性を実現しています。

加えて、トランスファーに採用した、小型軽量化されたLSD(Limited Slip Differential)が通常は前後「40:60」、走行状況に応じて「30:70」〜「50:50」まで、瞬時にセレクトし、トルクを配分してくれます。

自然でスムーズな走りと併せて、ダイナミックな操縦を味わうことができるのも、クラウンハイブリッドの、特に2.5Lハイブリッド&フルタイム4WDの、大きな魅力となっています。

クラウンハイブリッドのスペックなど基本情報

クラウンハイブリッドにはいくつかのモデルやグレードが設定されていますが、ここではその中から「2.5 G」「2.5 G Four」「2.5 G Executive Four」「3.5 G Executive Four」の基本的なスペックを比較します。

2.5 G(5,621,400円/北海道地区5,627,880円)

エンジン・ハイブリッドシステム:2.5L+モーター

  • 駆動方式:2WD
  • 定員:5名
  • トランスミッション:電気式無段変速機
  • 最高出力:135kW[184PS]/6000rpm
  • 最大トルク:221Nm[22.5kgfm]/3800〜5400rpm

※燃費は「JC08モード24.0km/L」「WLTCモード20.0km/L」「市街地モード17.2km/L」「郊外モード20.8km/L」「高速道路モード20.9km/L」となっています。

2.5 G Four(5,837,400円/北海道地区5,843,880円)

エンジン・ハイブリッドシステム:2.5L+モーター

  • 駆動方式:4WD
  • 定員:5名
  • トランスミッション:電気式無段変速機
  • 最高出力:135kW[184PS]/6000rpm
  • 最大トルク:221Nm[22.5kgfm]/3800〜5400rpm

※燃費は「JC08モード21.0km/L」「WLTCモード18.2km/L」「市街地モード14.9km/L」「郊外モード:19.2km/L」「高速道路モード:19.4km/L」となっています。

2.5 G-Executive Four(6,323,400円/北海道地区6,329,880円)

エンジン・ハイブリッドシステム:2.5L+モーター

  • 駆動方式:4WD
  • 定員:5名
  • トランスミッション:電気式無段変速機
  • 最高出力:135kW[184PS]/6000rpm
  • 最大トルク:221Nm[22.5kgfm]/3800〜5400rpm

※燃費は「JC08モード20.8km/L」「WLTCモード18.2km/L」「市街地モード14.9km/L」「郊外モード19.2km/L」「高速道路モード19.4km/L」となっています。

3.5 G-Executive(7,187,400円/北海道地区7,201,440円)

エンジン・ハイブリッドシステム:3.5L+モーター

  • 駆動方式:2WD
  • 定員:5名
  • トランスミッション:マルチステージ・ハイブリッド・トランスミッション
  • 最高出力:220kW[299PS]/6600rpm
  • 最大トルク:356Nm[36.3kgfm]/5100rpm

※燃費は「JC08モード17.8km/L」「WLTCモード16.0km/L」「市街地モード12.7km/L」「郊外モード16.4km/L」「高速道路モード17.7km/L」となっています。

基本スペックは以上です。やはりクラウンハイブリッドで際立つのが、その高い低燃費性ですね。新車価格はなかなか手が出せませんが、中古車ならどうでしょうか?

クラウンハイブリッドの中古車価格

滑らかな加速、優れた燃費性、どれをとっても魅力しか見えてこないクラウンハイブリッドですが、中古車価格はどれくらいなのか、見ていきましょう。

2019年5月の調査時点で確認できたクラウンハイブリッドの中古車台数は、およそ330台でした。価格帯は50万円〜530万円程度と幅広く、平均相場は110万円程度となっています。

13代目(2008年〜2012年)から最新の15代目(2018年〜)までラインナップされていますので、近年のクラウンハイブリッドは“ほぼ”網羅されていると言えるでしょう。

走行距離は100km以下から20万km超えまで幅広くありますが、10万km前後なら100万円〜150万円以下でも十分、コンディションが良いクラウンハイブリッドに巡り会うことができます(10万km以下で100万円未満のものも多数確認できます)。

クラウン好きは車好きでもあります。丁寧に乗ってきたオーナーや、個性あるカスタマイズを施したオーナーなども多数見受けられますので、どんなクラウンハイブリッドがラインナップされているのか、探すだけでも面白いのではないでしょうか?

クラウンハイブリッドの魅力は、その優れた燃費性能もさることながら、高い走行性能・安定性能です。走りの楽しさと経済性、その「両方を手に入れたい!」という人はぜひ、中古車情報でクラウンハイブリッドをチェックしてみてください。

トヨタ クラウン ハイブリッドを中古車で購入する際に気をつけること

トヨタ クラウン ハイブリッドを中古車で購入する場合は、以下の点に注意しましょう。

  • 事故車や修復歴ありの車ではないか
  • 電装品に問題ないか
  • エンジンやパワーウィンドウなどに異音がないか

トヨタ クラウン ハイブリッドは、ハイブリッド車のため、ガソリン車やディーゼル車以上に精密機器やセンサーなどが多いです。

被害な小さな事故であっても、断線や何らかのトラブルを引き起こす可能性が大いにあります。

場合によっては、トラブルを抱えていない可能性もありますが、その後の修理費用を考えるとリスクが高いと言えます。

中古車でトヨタ クラウン ハイブリッドを購入しようとしている方は、必ず、事故車であるか、修復歴の有無を確認して購入を検討するようにしましょう。

まとめ

今回は、高級車としてたくさんの人に愛され続けるトヨタ クラウンのハイブリッドタイプについてご紹介してきました。

ハイブリッド車は故障(不具合)するとリスクの高い車両でありますが、その多くは故障(不具合)を経験したことないという方も多くいます。

日々の点検やメンテナンスをしっかり行っていれば、大きな故障(不具合)につながることは少ないでしょう。

ぜひ、トヨタ クラウン ハイブリッドで日々のカーライフを上品なものにしてみませんか?