シトロエン グランド C4 ピカソは故障(不具合)が多い?故障しやすい箇所や修理費用など徹底解説!

2007年に発売が開始されたフォルクスワーゲン グランド C4 ピカソは、丸みを帯びたデザインが特徴的で、しなやかな乗り心地に追求した1台です。フォルクスワーゲン C4をベースに作られたグランド C4 ピカソですが、ファミリーカーであり子供を乗せることも多く考えられ、いつも以上に故障(不具合)に対して敏感になる方も少なくありません。今回は、そんなフォルクスワーゲン グランド C4 ピカソの故障(不具合)について迫ります。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

フォルクスワーゲン グランド C4 ピカソは故障(不具合)が多いのか?

シトロエン グランド C4 ピカソに関する故障(不具合)の声

30代/男性

これまで、パーキングセンサーの不具合が2回ありました。保証内で修理できたので問題ありませんが、5年も経っていないのに2回の故障ってどうなのだろう。

40代/男性

故障ではありませんが?ルーフのプラスティックパネルが変形しました。保証期間だったので、保証で修理してもらえたのでよかった!あとは、液晶モニターの設定を変えようとすると更新中に固まります。リセットすれば問題なく動き出してくれるので良いですが、毎回となると面倒かな。

20代/男性

故障ではないと思いますが、満タンに給油してしまうと、あふれ出します(笑)結構な頻度で溢れてくるので、満タン給油はしない方がいいかも?

30代/男性

納車後、エンジンをかけるとビビり音が。妻もうるさいというので、1週間後くらいにディーラーに持っていき、見てもらうと燃料パイプがボディに干渉していたようです。すぐに対応してもらい、耳障りな音もなくなり妻も満足しています。

30代/男性

まだ故障には至っていませんが、プラ部品の耐久性は問題かも。いろんなところから異音がします。大きな故障につながらなければいいが…。

シトロエン グランド C4 ピカソの故障(不具合)が多い箇所

シトロエンの車両は、故障率が高いと言われることが多く、これまで多くの故障事例が報告されてきました。しかし、以前に比べると故障事情は改善される傾向にあるといえますが、工業製品である以上シトロエン グランド C4 ピカソに故障が生じないとは言い切れません。

シトロエン グランド C4 ピカソ故障(不具合)しやすい箇所には次のような箇所が挙げられます。

  • コンプレッサーの故障(不具合)
  • オルタネーターの故障(不具合)
  • 電装品のトラブル
  • オイル漏れ
  • バックカメラに関する不具合(故障)
  • エンジンに関する不具合(故障)

シトロエンが発表しているグランド C4 ピカソに関する故障・不具合・リコール情報

※下記でご紹介するリコール情報は、「C4 ピカソ」すべてが含まれます。

原動機(エンジンコントロールユニット ECU)に関する不具合(2018年11月7日届)

エンジンコントロールユニットにおいて、冷却系統の異常を検知するための制御プログラムが不適切なため、冷却系統に異常が発生した場合、運転者に対する警告及びエンジン保護制御が行われず、オーバーヒートすることがある。そのため、オーバーヒートの熱でエンジンの樹脂製部品が変形してエンジンオイルが漏れ、最悪の場合、エンジンが焼き付いて走行不能となるおそれがある。

対象車両

型式 車台番号
LDA-B787AH01(C4 ピカソ) VF73AAHXTGJ825932~VF73AAHXTJJ583522(平成28年11月11日~平成30年4月18日)
LDA-B78AH01(C4 ピカソ) VF73DAHXTGJ770068~VF73DAHXTHJ924316(平成28年12月2日~平成30年3月19日)

車体装置(ボンネット)に関する不具合(2018年11月7日届)

ボンネットのアウターパネルとインナーパネルを接合する接着剤の塗布量および防錆処理の温度管理が不適切なため、当該接合部の接着力が不足しているものがある。そのため、走行振動等により当該接合が剥がれて、異音が発生し、最悪の場合、アウターパネルが脱落し、他の交通の妨げとなるおそれがある。

対象車両

型式 車台番号
ABA-B785G01(C4 ピカソ) VF73D5GZTGJ908535~VF73D5GZTHJ586068(平成29年2月6日~平成29年7月12日)
ABA-B7875G01(C4 ピカソ) VF73A5GZTGJ860672~VF73A5GZTHJ587887(平成29年2月6日~平成29年4月25日)
LDA-B787AH01(C4 ピカソ) VF73AAHXTGJ824215~VF73AAHXTHJ568759(平成28年11月11日~平成29年4月10日)
LDA-B78AH01(C4 ピカソ) VF73DAHXTGJ865930~VF73DAHXTHJ621423(平成29年2月6日~平成29年5月29日)

①電気装置(電源供給配線)、②燃料装置(燃料パイプ)に関する不具合(2018年6月8日届)

①バッテリープラスケーブルの取り回しが不適切なため、当該ケーブルがエンジンサポートと接触するものがある。そのため、エンジンの振動により当該ケーブルの被覆が損傷し、最悪の場合、短絡して火災に至るおそれがある。

②燃料パイプとフロアアンダーカバーの間隙が少ないため、組付け誤差により燃料パイプがフロアアンダーカバーに接触するものがある。そのため、走行中のフロアアンダーカバーの振動により、燃料パイプが損傷し、最悪の場合、燃料パイプに穴があき燃料が漏れるおそれがある。

対象車両

型式 車台番号
ABA-B785G01(C4 ピカソ) VF73D5GZTGJ752972~VF73D5GZTGJ753002(平成28年8月26日~平成28年10月3日)
ABA-B7875G01(C4 ピカソ) VF73A5GZTGJ748928~VF73A5GZTGJ755598(平成28年8月26日~平成28年10月3日)

緩衝装置(ロアアームボルト)に関する不具合(2018年3月16日届)

フロントサスペンションとロアアームを取り付けているボルトにおいて、ボルトの強度が不足しているため、当該ボルトが折損し、異音が発生するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ロアアームが外れ、かじ取り操作ができなくなるおそれがある。

対象車両

型式 車台番号
ABA-B785G01(C4 ピカソ) VF73D5GZTEJ856373~VF73D5GZTFJ549174(平成27年2月2日~平成27年4月20日)
ABA-B7875G01(C4 ピカソ) VF73A5GZTEJ856638~VF73A5GZTFJ538861(平成27年2月2日~平成27年4月20日)

①乗降口(ドアロック装置)②走行装置(タイヤエアバルブ)③座席ベルト(シートベルトバックル)に関する不具合(2017年5月31日届)

① 前席および後席のドアにおいて、ドアロック装置の組付け作業が不適切なため、ロック機構が固着することがある。そのため、ドアの開閉ができなくなったり、走行時の振動によりドアロックが解除し、最悪の場合、走行中にドアが開くおそれがある。

② 走行装置(ホイール)において、タイヤエアバルブの組付けの作業指示が不適切なため、当該バルブがホイールに正しく組み付けられていないものがある。そのため、タイヤから空気が漏れ、そのままの状態で使用を続けると、タイヤ空気圧が低下し、警告灯が点灯、または、走行時の振動等によりバルブロックボルトが損傷し、急激にタイヤの空気が抜け、最悪の場合、走行不能となるおそれがある。

③ 後部座席のシートベルトにおいて、シートベルトバックルを座席に固定する取付金具の製造が不適切なため、当該取付金具の強度が不足しているものがある。そのため、急ブレーキ時または、衝突時の衝撃で取付金具が破断し、適切に乗員が拘束できず、最悪の場合、乗員が過度の傷害を負うおそれがある。

対象車両

型式 車台番号
ABA-B785G01(C4 ピカソ) VF73D5GZT FJ787914~VF73D5GZT FJ856190(平成27年10月27日~平成27年12月28日)
ABA-B7875G01(C4 ピカソ) VF73A5GZT FJ788155~VF73A5GZT FJ865484(平成27年10月27日~平成28年11月11日)

緩衝装置(ロアアームボルト)および電気装置(ハーネスサポート)に関する不具合(2015年10月29日届)

①フロントサブフレームとロアアームを取り付けているボルトにおいて、ボルトの強度が不足しているため、当該ボルトが折損し、異音が発生するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ロアアームが外れ、かじ取り操作ができなくなるおそれがある。

②バッテリートレイに取り付けているエンジンハーネスを固定するためのハーネスサポートにおいて、製造時に誤った部品が取り付けられているものがあり、ラジエターホースと干渉するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ラジエターホースが損傷し、冷却水が漏れ、最悪の場合、エンジンがオーバーヒートするおそれがある。

対象車両

型式 車台番号
ABA-B785G01(C4 ピカソ) VF73D5GZTEJ569940~VF73D5GZTFJ534383(平成26年9月9日~平成27年3月21日)
ABA-B7875G01(C4 ピカソ) VF73A5GZTEJ570129~VF73A5GZTFJ549172(平成26年9月9日~平成27年3月28日)

電気装置(ヒューズボックス)に関する不具合(2009年5月27日届)

ヒューズボックス内部のシール剤の充填が不適切なものがあるため、コネクターの保持が不安定となることがある。そのため、そのまま使用を続けると、端子が接触不良となり、最悪の場合、前照灯または窓ふき器が作動しなくなるおそれがある。

対象車両

型式 車台番号
ABA-B585FTP(C4 ピカソ) VF7UA5FTF45332275-VF7UA5FTF45332275(平成 20 年 9 月 1 日-平成 20 年 10 月 23 日)
ABA-B58RFJP(C4 ピカソ) VF7UARFJH45299670-VF7UARFJH45352245(平成20年5月12日-平成20年7月30日)

制動装置(イコライザ)に関する不具合(2009年5月27日届)

電動駐車ブレーキのイコライザ(駐車ブレーキの操作力を左右の車輪に均等に振り分ける装置)において、ケーブルの固定クリップが装着されていないものがある。そのため、駐車ブレーキが片効きを起こすおそれがある。

対象車両

型式 車台番号
ABA-B58RFJ(C4 ピカソ) VF7UARFJH45005299(平成 19 年 3 月 30 日)
ABA-B58RFJP (C4 ピカソ) VF7UARFJF45005491-VF7UARFJF45105938(平成19年3月30日-平成19年8月2日)

シトロエン グランド C4 ピカソ各部品の修理費用

シトロエンに限った話ではありませんが、外車が故障(不具合)してしまうと修理費用が気になりますよね。一般的に、外車が故障(不具合)した場合、国産車の2~3割程度高くなると言われています。

では、シトロエン グランド C4 ピカソが故障(不具合)した場合はどうでしょうか。各部品の修理費用の相場をご紹介いたします。

故障(不具合)箇所 費用
コンプレッサーの故障(不具合) 20万円以上
オルタネーターの故障(不具合) 10万円以上
バックカメラの不具合(故障) 保証期間内の場合は無償対応の可能性あり

シトロエン グランド C4 ピカソの修理費用について調査いたしましたが、その殆どが、保証期間内で対応してもらったという事例が多かったです。

ただ、中古車で購入する場合は保証されない可能性もあるため、過去の整備記録などを確認し、故障や不具合を起こしやすい箇所の交換や対応がなされているか確認をしておいた方がよいでしょう。

シトロエン グランド C4 ピカソオーナーの評判

では、実際にシトロエン グランド C4 ピカソを所有しているオーナーはどのような印象を持っているのでしょうか?

まずは、ポジティブな意見をご紹介します。

  • 楽しく運転ができる
  • 2列目、3列目がフルフラットになるのはいい!
  • 積載性も問題なし
  • 個性的なデザイン
  • 窓が広く、視界がいい
  • カーブもスムーズに曲がれる
  • 高速域ほど安定な走りをしてくれる

一方、ネガティブな意見には以下のようなものが挙げられました。

  • ディーゼルエンジン特有の音と振動がある
  • 視界が良好な分、夏は暑さを感じる
  • 小物の収納場所が少ない
  • 夜間のバックカメラの移りが悪い

グランド C4 ピカソとはどんな車?

グランド C4 ピカソは、フランスの自動車メーカー「シトロエン」が手がけるミニバンです。「C4 ピカソ」が5人乗りであるのに対し「グランド C4 ピカソ」は7人乗りとして開発・製造された車種で、2006年にモンディアル・ド・ロトモビルで初めてお披露目され、翌2007年より販売が開始されました。

日本では2007年5月より7人乗り・2.0Lエンジン・4速ATまたは6速EGSを組み合わせたモデルが販売開始となりましたが、車名はグランド C4 ピカソではなくC4 ピカソとしての販売でした。

初代の販売期間は2007年〜2013年(日本では2012年12月に販売を終了)、現行モデルは2013年から販売されている2代目となります。

日本で2014年10月25日に発売されたモデルでは、7年ぶりにフルモデルチェンジした新型のC4ピカソが投入されました。このとき、新たに5人乗り2列シートモデルがラインナップされ「C4ピカソ」と名づけられたことで、従来の7人乗り3列シートは「グランド C4 ピカソ」と名乗るようになりました。

ここでは、主に2代目のグランド C4 ピカソを中心に、その魅力や基本情報、中古車価格などをご紹介します。

なお、気になる人も多いと思いますので念のため追記しますと、車名の「ピカソ」はかの芸術家「ピカソ」の直筆がベースとなったエンブレムのデザインから来ており、ピカソ財団にも許可を得て使用しているものになります。

また、現在は車名が改名され「グランド C4 ピカソ」から「グランド C4 スペースツアラー」となって販売され続けています。

ディーゼルエンジンの追加と安全性能の向上

グランド C4 ピカソはこれまで、パワーソースをガソリンとするガソリンエンジンのみ開発・販売されてきましたが、2016年11月からのモデルには、新たにクリーンディーゼルエンジン「Blue HDi」がラインナップに加わって好評を博しています。

「Blue HDi」は「尿素水溶液式SCR(選択還元触媒)」と「DPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター=微粒子フィルター)」を備えた、同社の最新式ディーゼルエンジンです。

日本や欧州は特に排ガス規制が厳しいですが、その規制を見事にクリアしたディーゼルターボエンジンです。プジョーなどに採用され、日本ではすでに好評を得ていましたが、それをグランド C4 ピカソにも搭載した形です。

JC08モードで18.00km/Lと高い低燃費性を実現したこともあり、グランド C4 ピカソ人気が一層高まるきっかけにもなったモデルです。

クリーンディーゼルエンジンと併せて着目したいのが、向上した安全性能です。同モデルでは、ブレーキサポート機能がついた「アクティブクルーズコントロール」や、意図せぬ車線の逸脱回避をサポートする「レーンキープアシスト」に「アクティブブラインドスポットモニター」といった、日本車並みの安全性能が標準装備で搭載されています。

シトロエンはシトロエン。個性際立つ「替えの利かない」車

車にはそれぞれ個性がありますが、グランド C4 ピカソのようなミニバンタイプのカテゴリーでは、どうしても「あの車って○○に似ていない?」という部分が出て来てしまうものです。

しかし、グランド C4 ピカソは「さすがシトロエン」と言っても過言ではない、オリジナリティも魅力の一つになっています。

エクステリアは「洗練されたスタイリッシュさ」を感じられる訳でも「シャープさ」を備えている訳でもありません。丸みを帯びているもののフロントマスクはしっかり締まっているなど、ごくシンプルなものです。奇抜さはないものの「なぜか個性がある」と感じさせてくるというのが、グランド C4 ピカソの魅力になっています。

実はこの部分がシトロエン好き、グランド C4 ピカソ好きには好評のようで「やっぱりシトロエンはシトロエンだなぁと感動した」「丸いエクステリアに飽きて四角いエクステリアの車に乗ったけど、やっぱりまたシトロエンに戻ってきてしまった」などの感想も見られます。

そのほか2014年10月発売のモデル以降、パノラミックフロントウィンドウ、パノラミックガラスルーフなど「パノラミック=全景が見える」フロントガラスやルーフガラスの採用によって採光率が大幅に向上し、開放感あふれる車内空間を味わえるのも、人気の理由となっています(ただし夏場などは暑いという感想もあります)。

グランド C4 ピカソのスペックや基本情報

グランド C4 ピカソにはこれまで、次のようにさまざまなグレードが設定されてきました。

2014年10月〜

「セダクション RHD(AT 1.6)」353.9万円
「エクスクルーシブ RHD(AT 1.6)」385.6万円

2015年10月〜

「1st アニバーサリー RHD(EAT 1.6)」390万円

2016年5月〜

「エクスクルーシブ プラス RHD(AT 1.6)」385.6万円

2016年11月〜

「シャイン RHD(AT 1.6)」355万円
「シャイン ブルーHDi RHD(AT 2.0)」380万円
「シャイン フィール ブルーHDi RHD(AT 2.0)」372万円

2017年10月〜

「デューンベージュ RHD(AT 2.0)」396万円

2018年4月〜

「ブルー Hdi ワイルドブルー RHD(AT 2.0)」395万円

上記のうち、サイズ感などの基本的なスペックは大きく変わっていませんので、2018年4月に発売されたディーゼルエンジンモデルと、2016年5月に発売されたガソリンエンジンモデルをピックアップしてご紹介します。

2018年4月〜

「ブルー Hdi ワイルドブルー RHD(AT 2.0)」395万円

クリーンディーゼルエンジン搭載のシャインブルーHDiをベースとした、特別内装仕様モデル第2弾です。大自然をイメージさせる深いブルーグリーンのシート、パノラミックガラスルーフ、ハンズフリー電動テールゲートなど多くの装備が追加されています。

  • ドア:5ドア
  • 定員:7名
  • サイズ:全長4605mm/全幅1825mm/全高1670mm
  • ホイールベース:2840mm
  • トレッド:前1575mm/後1585mm
  • 車両重量:1660kg
  • 駆動方式:FF
  • トランスミッション:6速AT
  • パワーソース:ディーゼル
  • 燃費:18.00km/L(JC08モード)
  • 総排気量:1997cc
  • エンジン:直列4気筒DOHCターボ
  • 最大出力:110kW(150ps)4000rpm
  • 最大トルク:370Nm(37.7kg-m)2000rpm

2016年5月〜

「エクスクルーシブ プラス RHD(AT 1.6)」385.6万円

エクスクルーシブをベースとし、電動テールゲート、ナビゲーションといった特別装備が追加されたモデルです。特別装備はトータル30万円程度になりますが、ベース車であるエクスクルーシブの価格を据え置いた点でファンを喜ばせました。

  • ドア:5ドア
  • 定員:7名
  • サイズ:全長4600mm/全幅1825mm/全高1670mm
  • ホイールベース:2840mm
  • トレッド:前1575mm/後1585mm
  • 車両重量:1550kg
  • 駆動方式:FF
  • トランスミッション:6速AT
  • パワーソース:ガソリン
  • 燃費:14.60km/L(JC08モード)
  • 総排気量:1598cc
  • エンジン:直列4気筒DOHCターボ
  • 最大出力:121kW(165ps)6000rpm
  • 最大トルク:240Nm(24.5kg-m)1400-3500rpm

このように、パワーソースやエンジンは異なりますが、サイズ感などはほぼ変わりません。

グランド C4 ピカソの中古車価格

グランド C4 ピカソは人気車種ということもあり、中古車市場にはあまり流通していません。おおよそ40台〜90台ほどで推移しています。

中古車価格は130万円〜340万円程度、平均相場は220万円前後となっています。中古車でもそこそこの値段がしますが、2014年以降の高年式車であることを考えると、それ相応と言えるかもしれません。

またワンオーナー車が多く、走行距離も5万km強〜1万km未満のグランド C4 ピカソも見られます。もちろん、中古車ですので実際に乗ってみないと分からない部分ではありますが、程度としてはかなり期待できると考えてよいでしょう。

特にファミリー層や三世代同居家族などに大人気のグランド C4 ピカソは、7人乗り3列シートのためアウトドアでも大活躍してくれるでしょう。

台数こそ少ないですが、コンディションの良い中古車が多いため、グランド C4 ピカソを検討している方はぜひ、こまめに中古車情報をチェックしておくことをおすすめします。

シトロエン グランド C4 ピカソを中古車で購入する際に気をつけること

シトロエン グランド C4 ピカソの中古車については、前述した通り、コンディションの良い車両が多い傾向です。

ただし、前オーナーの乗り方や整備頻度、保管状況などによって、各部品に大きな劣化が生じている可能性もあります。

「走行距離が短い」「初年度登録から期間が経っていない」車両であっても、実車を確認し、エンジンをかけたり、エアコンやパワーウィンドウを動かしたりして、問題がないことをしっかり確認しましょう。

まとめ

今回は、個性的なファミリーカーとして評価が高いシトロエン グランド C4 ピカソの故障(不具合)について、ご紹介してきました。

雲の上に乗っているような乗り心地を味わえると言われることもあり、シトロエン グランド C4 ピカソに乗ってしまうと、他の車に乗れないという声もあるほど魅力的な車であることは間違いありません。

ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。