日産 エクストレイルは故障が多い口コミは本当?口コミをもとに徹底調査!

日産 エクストレイルの口コミを見ていると、故障が多いという口コミを目にすることがあります。それは本当なのでしょうか?日産 エクストレイルの故障に関する口コミや故障しやすい部品などを検証しながら、日産 エクストレイルの本当の評判をご紹介します。

日産 エクストレイルは故障が多いのか?

日産 エクストレイルに関する故障の声

50代/女性

エアコンの調子が悪く、きかないので見てもらうことに。するとエアコンコンプレッサーの動作不良だと言われました。エアコンは無いと困るので修理することにしましたが、朱里費用が思ったよりも高いのが困りますね。年式が古ければ高くなるそうです。

40代/男性

購入してまだそんなに時間が経っていないのですが、エンジンがかからなくなるトラブルに遭遇しました。修理しても再発してしまうので困っています。買い替えを検討中です。

40代/男性

ブレーキペダルを踏みこんだ時に違和感があったので、念のためディーラーで見てもらいました。するとブレーキペダルに不具合が発見され、そのまま修理に。走行中に故障していたらと思うと怖かったです。

30代/男性

いきなり警告灯が灯ったのでびっくりしました。一度消えたのですが、気になるので修理に出しました。調べるとよくある事例みたいですので、直して欲しいですね。

20代/男性

ある日クラッチの調子がおかしく、さらに「キュルキュル」と音がするようになりました。オルタネーターからの音のようで、見てもらうとクラッチの故障とのこと。修理費用はそこまで高額でもありませんでしたが、大事な部品なので改善して欲しいです。

日産 エクストレイルの故障が多い箇所

車は工業製品のため、全く壊れないということはありえません。しかし、日産 エクストレイルにも故障しやすい箇所というのがいくつかあるようです。たとえば以下のような部品が比較的壊れやすいといわれています。

故障箇所1 エンジンの回転数

日産 エクストレイルの故障事例として、エンジンの回転数が上がらなくなるという事例があります。これはエンジン自体の不具合というよりも、エンジンに関する部品に不備があることによって結果的にエンジンに問題が出てしまうということのようです。

たとえばクランクポジションセンターの不具合です。この部品の不具合により「セーフティーモード」が発動し、エンジンの回転数が落ちてしまうとされています。

故障箇所2 コンプレッサーが焼き付く

古い年式のエクストレイルに多いとされる故障です。エアコンのコンプレッサー部分が焼きつき、エアコンのききが悪くなってしまいます。
こちらは経年劣化による部分が多いので、長く乗る場合は定期的な点検が必要です。

故障箇所3 ブレーキペダルが踏んだまま戻らない

ブレーキペダルが踏み込んだまま戻らないという故障も発生しているようです。ブレーキペダルを踏みこんだまま走行すると、車体に影響が出る可能性が高いです。なるべく早く走行をやめ、修理業者に連絡しましょう。

故障箇所4 アイドリングが不安定になる

クリーンディーゼルエンジン搭載のエクストレイルに多いとされる故障です。クリーンディーゼルエンジンに取り付けられているDPFというフィルターの除去が十分に行われないと、アイドリングが不安定になるとされています。こうなると走行中にエンジンの警告灯が点灯してしまいます。

そのためディーラーで定期的なクリーニングが推奨されています。

故障箇所5 CVTからの異音

日産 エクストレイルは2代目からCVTを採用しています。このCVTは異常振動や異音が起こりやすいといわれており、エクストレイルでもよくある故障原因として挙げられています。

特にモーターで負荷のかかるハイブリット車で起こりやすいようです。

日産が発表しているエクストレイルに関する故障・不具合・リコール情報

故障1 ABSアクチュエータのリコール(2016年12月)

ABSアクチュエータのギアポンプ内の温度管理が不適切のため、そのまま使い続けると火災につながる可能性があります。ABSアクチュエータが当該部品と交換することで対応しています。

対象車両

型式 車台番号
DAA-HNT32 HNT32-100029~HNT32-116113(制作期間2015年4月20日~2015年12月3日)
DAA-HT32 HT32-100101~HT32-103535 (制作期間2015年4月20日~2015年12月2日)

故障2 エアコンユニットのリコール(2017年9月)

エアコンユニットにあるPTCヒーターの電気配線の固定が不適切により、走行中に端子が摩耗。異常発熱し、火災が発生する恐れがあるとされています。PTCヒーターを交換することで対策を行っています。

対象車両

型式 車台番号
LDA-DNT31 DNT31-000009~DNT31-310207(制作期間2008年8月20日~2015年3月31日)

故障3 エアバックのリコール(2018年3月)

助手席側エアバックの膨張装置のガス発生剤の吸湿防止が不適切のため、ガス発生剤が劣化する可能性があります。そのため助手席側エアバックの該当部品を交換します。

対象車両

型式 車台番号
TA-NT30/UA-NT30/CBA-NT30 NT30-006733~NT30-309800(制作期間2000年12月13日~2007年6月28日)
TA-T30/UA-T30/CBA-T30 T30-001206~T30-201371(制作期間2000年12月28日~2007年6月28日)
GH-PNT30 PNT30-000101~PNT30-200363(制作期間2001年1月18日~2007年6月28日)

日産 エクストレイル各部品の修理費用

ここでは、エクストレイルの各部品の修理費用の相場をご紹介いたします。

部品1 エアコンコンプレッサー

エアコンコンプレッサーは経年劣化により故障してしまいやすい部分です。故障した場合、修理の場合コンプレッサーのみの交換で数万円ほど、丸ごと交換の場合約10~20万円ほどとされています。年式が古ければさらに費用がかかります。

部品2 DFPフィルター

クリーニングのみだと数千円ほど、部品交換の場合は約5~7万円かかるとされています。こまめにクリーニングを行いましょう。

部品3 クランクポジションセンサー

エンジンの回転数に関わる部品ですが、熱で断線してしまう場合があります。エクストレイルの修理費用の目安は約1~2万円ほどとされています。

日産 エクストレイルオーナーの評判

評判1 走行性能がとても良い

足回りもしっかりしており、悪路でも安定しています。運転しやすいと感じるので、長距離運転でも苦になりません。

評判2 乗り心地が良い

少し固めの乗り心地ですが、長距離を運転するにはこれくらいがちょうどいいです。安定しているので、気に入ってします。また燃費もいいですね。パワーもあってこのくらいの燃費なら満足です。

評判3 お得感がある

装備が色々と揃っているのにこのお値段はかなりお得感があります。安全装備もあってこの走りでこの価格はなかなか無いと思います。

評判4 故障が多い

自分が購入した車がたまたまそうだったのかもしれませんが、半年で3回も修理に出しました。これだけ故障が多いと思わなかったので残念です。

日産 エクストレイルとはどんな車?

エクストレイルとはニッサン自動車から製造・販売されているSUV型の自動車です。2000年から販売されており、2001年から2010年までは日本国内で乗用車販売台数第1位(クロスオーバー型SUV自動車ランキング)を獲得しています。

日産 エクストレイルを中古車で購入する際に気をつけること

日産 エクストレイルは、SUV車の中では人気の車種で、販売台数も多いため中古車の数も多くなっています。ただし故障する部品も確かにあるため、購入する際は必ず販売店に故障履歴が無いか確かめましょう。

まとめ

日産 エクストレイルについてご紹介しました。たしかに、日産 エクストレイルは故障する部品やリコールも多いですが、特別に壊れやすい車というわけではありません。クロスオーバー型SUVの中では人気の車種ですので、中古車も多くあります。中古車で購入する際には故障履歴などに気を付けて購入しましょう。