ネクステージの諸費用には何が含まれる?購入時に気をつけたい注意点と併せてご紹介!

中古車販売や買い取り会社として業界トップクラスに君臨するネクステージは、1998年に「株式会社オートステージヒロタ」として設立しました。その後、SUVやセダンなどの各専門店を展開したり、輸入車正規ディーラーを展開したりと幅広く事業をしています。そんなネクステージで中古車を購入した方から諸費用が高いという噂について解説していきたいと思います。

ネクステージの諸費用が高いって本当?

まず、ネクステージで中古車を購入してもらった方や見積もりを取った方の諸費用に対する口コミをご紹介します。

インターネットでネクステージの車両を見ていたところ安くていい車を見つけたので、実際に見に行ってきました。状態もきれいなうえ、値段も安かったので見積もりを出してもらいましたが、総額は50万円ほど加算されていました……。諸費用でそんなに高くなるものなのでしょうか。
ネクステージで見積もりをしてもらうと、諸費用に10万円以上するガラスコーティングが含まれていました。こちらから何も言っていないのに勝手にオプションをつけないでほしいです。
車両本体価格が安かったので、ネクステージで購入しようと思っていたところ、見積もり内で車内清掃費5万以上などが含まれていました。清掃費にこんなにかかるものなのかと不信感がでたので、もう少し検討して購入したいと思います。

このように、諸費用に対して不満や不安を抱く人も多く、様々な声が飛び交っています。

しかしながら、その他の面では、「車両本体価格が他店に比べてとても安い」「スタッフの対応が良かった」と総合的な評判は上々のようです。

 

ネクステージの諸費用が高い理由

では、なぜこのようにネクステージの諸費用は高くなってしまうのでしょうか?

基本的に、中古車購入時には必ず含まれる諸費用とオプションや保証などの店舗ごとに異なる諸費用の2つがあります。

中古車の購入時に必ず含まれる諸費用

  • 消費税(車両本体にかかる税金)
  • 自賠責保険料(車両購入時に加入義務のある保険)
  • 自動車税(用途や排気量によって税がかけられる)
  • 自動車重量税(自動車の重量によって課せられる税)
  • 自動車リサイクル料(自動車リサイクル法に伴い、自動車のリサイクルや廃棄に必要な料金)
  • 法定預かり費用(自動車の登録や諸々の申請などを販売店に代行してもらう費用)

上記6つにかかる総額費用は、車両価格の10~20%程度と言われています。

登録代行や納車費用などを換算すると、だいたいの目安は、10万円~20万円というところです。

ただし、法定預かり費用は必ずしも販売店に代行してもらう必要はなく、自身で諸々の登録や申請を行うことができるのであれば、費用を削減することが可能です。

店舗ごとに異なる諸費用

ネクステージで見積もりを取ると、上記以外にも諸費用として計算されるものがあります。

例えば、カーアクセサリーのオプションやガラスコーディングや車内清掃費、各種保証の料金などです。

これらの諸費用が自動的に見積もりに合算されることで、諸費用が高いという印象を受ける方が多いです。

しかしながら、カーアクセサリーやガラスコーディングなど、見積書を確認し、不必要なものは省いてもらうことで、諸費用を抑えることができるでしょう。

車のことに詳しくない場合は、見積書に記載されている内容を一つ一つスタッフに確認を取り、どうして必要なのか、どんな目的で行わなければならないのか確認することをおすすめします。

 

このように、車両購入時には車両本体価格の他、様々な費用を考えておかなければなりません。

中古車購入時に必ず含まれる諸費用を削減することは難しいですが、店舗ごとにことなる諸費用は抑えることができるので、鼻から「ネクステージは諸費用が高い!」と決めつけず、まずは確認をして、削れるところは省いてもらうようにしてみてください。

 

ネクステージの諸費用を抑えたいなら、保証も見直そう!

前項で、ネクステージで見積もりを取った場合、各種保証も諸費用に含まれるということをご説明しました。

各種保証とは車のメンテナンスやトラブルに関する、ネクステージならではの保証のことです。

例えば、ネクステージの諸費用に含まれる保証には以下のようなものがあります。

ネクステージサービスサポート

オートマ、エアコン、アイドリングなどの故障が起きた場合、保証範囲内であれば、無料で修理を行ってくれます。また、消耗品や電装品の交換も無料(保証範囲内において)です。

バンパーサポート

事故起こしたり、縁石にぶつかったりした場合にバンパーの修理を最大30,000円で行ってくれるというサービスです。

タイヤ新品保証

車両購入時に加入すれば、2年間、タイヤがパンクしてしまったなどのトラブルが起きた際に最大4本のタイヤを新品タイヤに交換することが可能です。
※保証内容は自動車の形態によって異なるので加入時に確認しておきましょう。

このほか、軽自動車の保証、普通車の保証、輸入車の保証、EC(Amazon)の保証など、ネクステージには安心してカーライフを送れるように様々な保証を提供しています。

車を所有していくうえで、トラブルが起きないということはありません。
トラブルが起きても安心して所有し続けられる内容となっていますが、どの保証も加入料金がかかってきます。

本当に自分に必要な保証なのかをしっかり考えて、加入するようにしましょう。

 

ネクステージで中古車を購入する際に知っておきたい注意点

最後に、ネクステージで中古車を購入する際に知っておきたい注意点をまとめてみました。

見積もり内の諸費用には、付属品やオプションも含まれる

前述した通り、見積もり内の諸費用の部分には付属品やオプションなど様々なものが含まれます。しっかりと確認をして、必要ないものは省いて見積もりを出してもらいましょう。

ローン金利が高い

他の中古車販売業者に比べると、ネクステージのローン金利は高めに設定されています。金利のことを踏まえて、どのような購入方法がいいのかを検討してください。

見積書や契約書は必ず確認すること

ネクステージで展示されている車両に掲載されている価格は、車両本体価格のみの金額です。その他に税金や代行費用、オプションなどが入りますので、車両に掲載されている価格で購入できると勘違いせず、見積書や契約書はじっくりと確認をするようにしてください。

 

ネクステージは、中古車販売業者の中でも業界トップクラスに入り、幅広い車両を取扱っています。

また、ネクステージの大型店舗では車検や整備もできるなど、購入後のサポート体制も整っていますので、車のメンテナンスまでまとめて1つの会社でまとめたいという方にとっては、非常にメリットとなる中古車販売業者です。

ネクステージの諸費用に関しては、インターネット上で様々な口コミが飛び交っていますが、見積書の内容を確認すれば、どの中古車販売業者においても同じ事が言えるでしょう。

諸費用を含め、様々な観点から慎重に検討していきましょう。