237項目という業界最多水準の保証範囲を誇るカーセンサーの「カーセンサーアフター保証」ですが、実際に加入した人からの評判はどうでしょうか?ネット上の口コミなどの評判を交えながらご紹介するとともに、加入の是非や中古車を購入する際の注意点について解説します。
目次
評判の前にまずは「カーセンサーアフター保証」について
そもそも「カーセンサーアフター保証」とはどんな保証なのか、評判を見る前に概要をおさらいしておきましょう。
何と言っても着目すべきはその保証範囲の広さです。次の各機構で使用されている237の部品が保証対象となっています。
- エンジン機構(79項目)
- 動力伝達機構(36項目)
- ステアリング機構(14項目)
- 乗員保護機構(7項目)
- ブレーキ機構(14項目)
- エアコン機構(25項目)
- 電装装備品(34項目)
- 前後アクスル機構(19項目)
- ハイブリッド機構(9項目)
故障発生率が高い電装装備品までしっかりカバーされている点も加入者から評判が良いポイントです。
「カーセンサーアフター保証」の保証期間や保証料金はそれぞれ次のようになります。
- 保証期間
国産車は「半年・1年・2年・3年」から、輸入車は「半年・1年・2年」から、それぞれプランを選択し加入することができます。 - 保証料金
国産車は排気量(軽自動車、2,000CC以下、2,000CC以上)によって分類され、そのうえで初度登録からの経過年数、走行距離、加入期間ごとに10,800円~最大172,800円まで細かく分類されています。
一方輸入車は排気量(2,000CC以下、2,000CC以上)によって分類され、初度登録からの経過年数や走行距離、加入期間ごとに46,440円~487,620円まで細かく分類されています。
このように期間を選択できる点や、予算に応じてプランを選べる点なども加入者から評判が良い部分です。
次に「カーセンサーアフター保証」への加入条件を見ていきます。
他の一般的な中古車保証制度より幅広いため加入しやすいというメリットがあり、やはり加入者からの評判も高いようです。
- 国産車の加入条件
初度登録からの経過年数が13年未満
走行距離が13万km以下 - 2輸入車の加入条件
初度登録からの経過年数が13年未満
走行距離が7万km以下
保証期間内は走行距離無制限、修理費用および利用回数も無制限で保証してくれますが、半年プランや一部の輸入車では上限が設けられています。
このほかにも「カーセンサーアフター保証」に加入することで24時間365日対応のロードサービスが利用できたり、カーセンサーと提携している全国の修理工場で修理が受けられたりなど、嬉しい付帯サービスも良い評判に繋がっています。
なお、加入にあたっては「カーセンサーアフター保証対象車」であることに加えて「カーセンサー認定(車両品質評価書)」および「法定点検記録簿」が必要となるほか、一部の輸入車は加入できないケースがあります。
そのほか「カーセンサーアフター保証」について詳しくは「カーセンサーアフター保証とは」をご確認ください。
「カーセンサーアフター保証」の評判はどう?
「カーセンサーアフター保証」に加入した人や実際に保証を利用した人からの評判を見てみましょう。
「カーセンサーアフター保証」加入者の評判1
2年保証に加入しています。保証期間中、左右のシャフトブーツ交換と、オルタネーター交換が必要になりましたが、保証を利用して無料で修理してもらえました。保証料金の元は取れているので大満足です。
「カーセンサーアフター保証」加入者の評判2
7年落ち9万kmのトヨタ・エスティマを購入し、3年保証に加入しました。試乗では気づかなかった不具合や細かい故障が次々と発覚したのですが、「カーセンサーアフター保証」に加入していたおかげで修理費用がかかりませんでした。
「カーセンサーアフター保証」加入者の評判3
13年落ち9万7,000kmのエスティマを購入した際に「カーセンサーアフター保証」に加入しました。ある日ハイブリッドトランスアクスルとバッテリーに異常が見つかりましたが保証を利用して修理できました。総額60万円はくだらない修理だったので助かりました。
上記3つは、加入しておいてよかったという評判です。やはり中古車ですから、いくら状態が良いとはいえ、常に故障などのトラブルが伴いますし、それがいつ発生するかは誰にも分かりません。
「万が一」に備えて加入しておいたおかげで修理費用を負担せずに済んだばかりか、数万円の保証料金のおかげで数十万円の修理費用を支払わずに済んだなど、実際に利用した人はかなり良い評判を書き込んでいます。
一方、こんな評判や口コミもありました。
「カーセンサーアフター保証」加入者の評判4
「カーセンサーアフター保証」でエンジンを修理しましたが、純正品ではなく社外品が送られてきました。社外品は保証対象外と書かれているのですが大丈夫でしょうか?
社外品と間違えてしまう人も多いのですが、この場合正しくは「リンク品(メーカー等が交換用に用意しておく部品)」または「リビルト品(使用済みの部品を分解し劣化していない部分だけを集めて組み立てた部品)」のようです。
いわゆる中古品になりますが、それでも「カーセンサーアフター保証」の対象となりますので安心です。
なおカーセンサーのサイト「もしも車に不具合が起きたら…」のページには「リサイクル、リビルト品を使用する場合がある」と記載されています。
評判から考える「カーセンサーアフター保証」への加入の是非
加入者や実際に保証を利用した人たちの評判から「カーセンサーアフター保証」への加入の是非を考えてみましょう。
ポイントになってくるのは
いくらコンディションが良くても故障はいつ発生するか分からない
という点です。ここで
「利用するかどうか分からないものに費用をかけたくない」と感じるか「万が一に備えて加入しておいた方が安心」と感じるかが分かれ目になってくるでしょう。
確かに数万円かけて加入し、結局保証期間中に修理が必要になるような故障が発生しなかった場合、もしかすると「無駄」と感じてしまうかもしれません。
しかしながら「カーセンサーアフター保証」には、幅広い保証範囲に加えて
24時間365日対応のロードサービスを利用できる
カーセンサーが提携している全国の修理工場で保証修理を受けられる
という大きな特徴があります。
たとえば家族旅行中に故障が発生してしまっても、ロードサービスや修理を受けることができますので安心感が違います。
また、評判や口コミでご紹介したように、数カ所修理しただけで元が取れたり、本来数十万円かかる修理費が保証料金の数万円で済んだりするケースも少なくありません。
やはり「万が一」に備えて加入しておく方が、より安心してカーライフを送れるのではないでしょうか?
カーセンサーアフター保証の評判を踏まえ、中古車を購入時の注意点を再確認しておこう
カーセンサーで中古車を購入しようとした際に、「アフター保証をつけるから安心」と思いこんでいる方も少なくありません。
インターネット上ですべてが完了してしまうことも多く、実車を1度も見ずに購入したために起こったトラブルや後悔を懸念する声も多く見かけます。
ここで、いま一度中古車購入時の注意点を再確認しておきましょう。
- 写真にだまされるな
インターネット上で購入する際は、写真が決め手になることが多くあります。
しかし、写真はいくらでもきれいに見せることも可能ですし、傷を隠すこともできます。
そのため、できることであれば1度は実際に検討している車を見に行くことをおすすめします。
遠方でなかなかいけないという方は、近くで信頼できる知り合いがいないか確認し、いるようであれば見に言ってもらうのが良いでしょう。 - 大企業だからと安心しない
カーセンサーは中古車販売業者としては業界トップクラスです。しかし、カーセンサーに登録する中古車販売店がすべて安全・安心の販売店ではないことも容易に考えられます。
購入したい車を保管している中古車販売店が大型店であったとしても、安心せず、しっかりと細部まで確認を取ったうえで、契約するようにしましょう。 - 走行距離や年式で安心しない
車は精密機械です。走行距離が短いから故障が起きにくい、年式が新しいから故障しにくいだろうと思い込むのは止めましょう。
一台一台状態が異なり、前オーナーがどれだけの整備をしていたのかもわかりません。
実際に車をみて、気になる点がある場合は、自分で解決しようとせず、整備士や販売員に質問をしましょう。
カーセンサーのアフター保証をつけていれば、故障しても安心できると解釈せず、購入する車が中古車であることを念頭に置き、気に入る1台を見つけましょう。
「カーセンサーアフター保証」は評判以上に安心を買えることが大きい
今回は「カーセンサーアフター保証」に加入している人からの評判や口コミをご紹介するとともに、加入の是非について考えてきました。
保証期間中に故障などが発生するかどうかは誰にも分かりませんが、万が一、数十万円の修理代が必要な故障が発生してしまってからでは、後悔しても取り返しがつきません。
それならば、中古車の購入時に加入しておくことで「目に見えない大きな安心」を得てはいかがでしょうか?
評判から感じるよりもはるかに大きい安心が得られる「カーセンサーアフター保証」、予算に応じて期間を決めることもできますので、対象車を購入する人はぜひ検討しましょう。