日産 エルグランドの故障率は?過去の故障(不具合)事例や修理費用などを交えて解説

1997年に登場した日産 エルグランドは、居住性が高く、ファミリー層から絶大な支持を受けてきました。初代エルグランドはゴツくバンタイプの車両のような印象がありますが、現行モデルでは高級感あふれる上質なデザインが施されています。そんな、ファミリー層に人気のエルグランドですが、車を購入するときは安心して乗れる車であるかどうかを考えますよね。今回は日産 エルグランドの故障(不具合)や過去の故障事例と併せて修理費用やリコール情報など徹底してご紹介します。

日産 エルグランドは故障(不具合)が多いのか?

日産 エルグランドに関する故障(不具合)の声

30代/男性

購入してから数年経ちますが、マスターシリンダー漏れが何回あったことか。またかと思い始めたころにリコールが発表されました。これで改善されれば特に問題ないが……。

40代/男性

初期のころのエルグランドに乗っていて、特に不満のなかったので、新しいのが出たタイミングでまたエルグランドに戻ってきました。が、CVTからの異音やパワステが故障したり、フロントハブから異音がしたりと次から次へと故障が。新車購入だったのでまだ乗り続けますが、修理費考えるとどうなのかな~

20代/男性

故障ではありませんが、納車翌日にハイマウントストップランプに水滴がついていました……。

30代/女性

最近、エンジンからカリカリ?キリキリ?音がするようになり、主人に相談しました。エンジンオイルを変えてみると変な音がしなくなりましたが、根本的な原因はなんなのか心配です。

40代/男性

エルグランドに乗り始めてから10年以上が経ちましたが、ステアリングが故障してしまい、修理代がかなりかかると言われ、やむを得ず手放しました。

20代/男性

・リアスプリングが折れた
・エンジンからの異音
・パワステの故障

30代/男性

ヘッドライトのバラストが異常発熱したようで、故障してしまいました。奥さんが乗っているときに故障しなくてよかった。たぶんめちゃくちゃ不安がるだろうから…

日産 エルグランドの故障(不具合)が多い箇所

日産 エルグランドに限らず、国産車の故障(不具合)に関しては、高い信頼感がありますが、工業製品である以上、日産 エルグランドが故障に無縁とは限りません。

日産 エルグランドの次のような箇所は比較的故障や不具合が起こりやすいと言われていますので、注意が必要です。

  • CVTの故障(不具合)
  • フロントからの異音
  • エアコンの不具合や故障
  • パワステのオイル漏れ
  • エンジンからの異音や不調
  • スライドドアの不具合や故障
  • 電気系統の不具合や故障

日産が発表しているエルグランドに関する故障・不具合・リコール情報

コンビネーションメータにおける不具合(2019年2月14日届)

コンビネーションメータにおいて、燃料計回路が不適切なため、回路内の抵抗素子の発熱や計器内の照明などの熱により、 メータ内の基板が熱膨張を繰り返し、回路が断線することがあります。そのため、燃料計の指示値が高くなり、燃料が無くなったことに気づかず、最悪の場合、走行中にエンストして再始動できなくなるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
CBA-E51(エルグランド) E51-100011~E51-231729(平成16年7月30日~平成19年10月9日)
CBA-NE51(エルグランド) NE51-100007~NE51-230743(平成16年7月30日~平成19年10月6日)
CBA-ME51(エルグランド) ME51-000004~ME51-131551(平成16年11月18日~平成19年10月9日)
CBA-MNE51(エルグランド) MNE51-000005~MNE51-130436(平成16年11月26日~平成19年10月3日)

ブレーキマスターシリンダに関する不具合(2017年7月24日届)

ブレーキマスターシリンダにおいて、ピストン部のシール形状が不適切なため、ブレーキペダルを踏んだ際にシールが捲れることがあります。 そのため、シール部からブレーキ液が漏れて警告灯が点灯し、最悪の場合、制動力が低下して制動距離が長くなるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
DBA-TE52 (エルグランド) TE52-076633~TE52-088144(平成26年10月1日~平成29年2月15日)
DBA-TNE52(エルグランド) TNE52-041463~TNE52-044135(平成26年10月1日~平成29年2月9日)
DBA-PE52(エルグランド) PE52-051725~PE52-053733(平成26年10月1日~平成29年2月13日)
DBA-PNE52(エルグランド) PNE52-040883~PNE52-042056(平成26年10月3日~平成29年2月1日)

エンジン制御コンピュータのプログラムに関する不具合(2013年9月12日届)

エンジン制御コンピュータのプログラムが不適切なため、 エンジン高回転時からのアクセルオフによる減速時にエンジンの吸入空気量が不足することがあり、燃料がエンジン内で燃焼せず排出され、 前側の排出ガス浄化触媒で燃焼することで触媒内部が高温になり、触媒が破損することがあります。このため、破損した触媒の破片により異音が発生し、 また、後側触媒に詰まると加速不良となり、最悪の場合、エンジン不調後にエンストすることがあります。

対象車両

型式 車台番号
UA-E51(エルグランド)
CBA-E51(エルグランド)
E51-000037~E51-156623(平成14年4月10日~平成18年11月1日)
UA-NE51(エルグランド)
CBA-NE51(エルグランド)
NE51-000040~NE51-154531(平成14年4月10日~平成18年11月2日)

旧型エルグランド:駐車制動装置における不具合(2009年12月3日届)

駐車制動装置において、駐車ブレーキケーブルを車両側に固定するブラケットのガイドパイプと当該ブレーキケーブルを保護するプロテクタの間に隙間があるため、砂や砂利等がガイドパイプ内に侵入し、当該ケーブルのアウターコートが摩耗するものがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ケーブル内に浸入した水等よりアウターケーシングが腐食して折損し、インナーワイヤと干渉することがあり、最悪の場合、インナーワイヤが折損し、駐車ブレーキが作動しなくなるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
E-ALE50
GF-ALE50
ALE50-000009~ALE50-074660(平成9年4月9日~平成12年7月18日)
E-ALWE50
GF-ALWE50
ALWE50-000012~ALWE50-069200(平成9年4月9日~平成12年7月17日)
KD-AVE50 AVE50-000008~AVE50-034971(平成9年4月9日~平成11年8月18日)
KH-ATE50 ATE50-000001~ATE50-032987(平成11年8月20日~平成14年4月1日)
KH-ATWE50 ATWE50-000001~ATWE50-034414(平成11年8月20日~平成14年4月5日)
GH-APE50 APE50-000001~APE50-027358(平成12年7月17日~平成14年4月5日)
GH-APWE50 APWE50-000001~APWE50-020181(平成12年7月17日~平成14年4月5日)

※対象車種:キャラバンエルグランド、ホーミーエルグランド、エルグランド

かじ取り装置における改善対策(2009年4月2日届)

かじ取り装置において、パワーステアリング用油圧ポンプの内部圧力を規定値以上にならないように制御しているスプールバルブのクリアランスに狭いものがあるため、パワーステアリングオイルに異物が混入している場合、当該バルブがロックすることがあります。そのため、内部圧力が上昇し、当該ポンプ内部が損傷して圧力が発生しなくなり、ハンドルの操作力が増大するおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
UA-E51(エルグランド)
CBA-E51(エルグランド)
E51-012188~E51-111730(平成14年8月27日~平成17年3月12日)
UA-NE51(エルグランド)
CBA-NE51(エルグランド)
NE51-008676~NE51-106494(平成14年8月27日~平成17年3月12日)

燃料計回路における不具合(2008年1月31日届)

燃料計回路が不適切なため、計器内の照明の熱により、計器内の基板が熱膨張を繰り返し、回路が断線することがあります。そのため、燃料計の指示値が高くなり、燃料が無くなったことに気付かず、最悪の場合、走行中にエンストし再始動できなくなるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
UA-E51(エルグランド) E51-000021~E51-069483(平成14年4月10日~平成16年7月27日)
UA-NE51(エルグランド) NE51-000019~NE51-060566(平成14年4月10日~平成16年7月27日)

駐車用ブレーキケーブルにおける不具合(2007年3月30日届)

駐車用ブレーキケーブルにおいて、製造時の組付けが不適切なため、当該ブレーキケーブルと後輪用ブレーキパイプとの隙が狭いものがあり、干渉しているおそれがあります。そのため、そのまま使用を続けると、干渉部位が摩耗するおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
KH-ATWE50 (エルグランド) ATWE50-000014~ATWE50-033124(平成11年8月20日~平成13年6月15日)
KH-ATE50(エルグランド) ATE50-000006~ATE50-032160(平成11年8月20日~平成13年6月15日)

前輪ブレーキのディスクロータにおける不具合(2006年6月13日届)

前輪ブレーキのディスクロータにおいて、つけ根部分に設けた熱変形を防止するための溝の形状が不適切なため、下り坂等でブレーキを多用した際に発生する熱応力の繰り返しによりディスクロータに亀裂が発生するものがあります。そのため、そのまま使用を続けると亀裂が進行し、最悪の場合、ディスクロータが破断し、制動距離が長くなるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
UA-E51(エルグランド)
CBA-E51(エルグランド)
E51-000001~E51-150945(平成14年4月24日~平成17年12月20日)
UA-NE51(エルグランド)
CBA-NE51(エルグランド)
NE51-000001~ NE51-150573(平成14年4月24日~平成17年12月23日)
CBA-ME51(エルグランド) ME51-000001~ME51-051260(平成16年11月26日~平成17年12月21日)
CBA-MNE51(エルグランド) MNE51-000001~MNE51-050403(平成16年11月26日~平成17年12月20日)

原動機制御コンピュータのプログラムにおける不具合(2004年8月9日届)

原動機制御コンピュータのプログラムが不適切なため、燃料蒸発ガスを供給した場合、空燃比が薄くなって排気温度が上昇します。そのため、前側の触媒内部が高温の排気ガスを繰り返し受けて熱劣化し、当該触媒が損傷するおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
UA-E51(エルグランド) E51-000037~E51-019716(平成14年4月10日~平成15年3月25日)
UA-NE51(エルグランド) NE51-000040~NE51-013732(平成14年4月10日~平成15年2月14日 )

パワーステアリングポンプにおける不具合(2004年8月19日届)

パワーステアリングポンプにおいて、内部圧力を規定値以上にならないように制御しているスプールバルブのクリアランスに狭いものがあるため、パワーステアリングオイルに異物(砂)が混入している場合、当該バルブがロックすることがあります。そのため、内部圧力が上昇し、当該ポンプ内部が損傷して圧力が発生しなくなり、ハンドルの操作力が増大するおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
UA-E51(エルグランド) E51-000037~E51-012187(平成14年4月10日~平成15年3月25日)
UA-NE51(エルグランド) NE51-000040~NE51-008675(平成14年4月10日~平成15年2月14日)

駐車制動装置における不具合(2003年7月17日届)

駐車制動装置において、駐車ブレーキケーブルの低温下における耐久性能が不適切なため、ケーブル外表面に亀裂が発生するものがあり、そのままの状態で使用を続けると、当該ケーブルが折れ曲がり、さらにインナーワイヤーが切損し、駐車ブレーキが作動しなくなるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
E-ALE50
GF-ALE50
ALE50-044206~ALE50-074660(平成11年3月24日~平成12年7月18日 )
E-ALWE50
GF-ALWE50
ALWE50-041127~ALWE50-069200(平成11年3月24日~平成12年7月17日)
KD-AVE50 AVE50-033450~AVE50-034971(平成11年3月25日~平成11年8月18日)
KD-AVWE50 AVWE50-034737~AVWE50-036784(平成11年3月25日~平成11年8月18日)
KH-ATE50 ATE50-000001~ATE50-031588(平成11年8月20日~平成13年2月23日)
KH-ATWE50 ATWE50-000001~ATWE50-032212(平成11年8月20日~平成13年2月23日)
GH-APE50 APE50-000001~APE50-013122(平成12年7月17日~平成13年2月23日)
GH-APWE50 APWE50-000001~APWE50-008742(平成12年7月17日~平成13年2月26日)

※対象車種:キャラバンエルグランド、ホーミーエルグランド、エルグランド

動力伝動装置およびオートスライドドアのリリースアクチュエータ内部のラックにおける不具合(2003年2月6日届)

(1)動力伝達装置において、自動変速機の制御プログラムが不適切なため、変速用インプットクラッチの油圧が低いものがあり、5速での高速走行時に当該クラッチが滑り、エンジンが空吹きするおそれがある。そのままの状態で使用を続けると、車体振動が発生し、より低速のギアにおいても滑りが発生する事により、アクセル操作に応じた加速が困難になり、最悪の場合、中高速で走行出来なくなるおそれがあります。

(2)乗降口において、オートスライドドアのリリースアクチュエータ内部のラックの消音ラバーの材質が不適切なため、グリースにより膨潤して脱落し、ギヤに噛み込んで、ドアが閉じられなくなるおそれがあります。

対象車両

型式 車台番号
UA-E51(エルグランド) E51-000069~E51-018884(平成14年04月10日~平成14年11月22日)
UA-NE51(エルグランド) NE51-000045~NE51-013073(平成14年04月10日~平成14年11月22日)

エアスポイラにおける不具合(2003年1月8日届)

架装メーカーで設定しているエアスポイラにおいて、形状が不適切なため、エアスポイラの構造基準を満足していません。

対象車両

型式 車台番号
UA-E51(エルグランド) E51-004369~E51-017538(平成14年06月07日~平成14年10月23日 )
UA-NE51(エルグランド) NE51-011404 (平成14年10月04日)

日産 エルグランド各部品の修理費用

ここでは、日産 エルグランド各部品の修理費用の相場をご紹介いたします。

故障個所 費用
ステアリング周りの故障 50万円以上
CVTの不具合・故障 30万~50万円程度
CVTコンピューターの不具合 数千円程度
フロントからの異音(ハブペアリング交換の場合) 5万~10万円前後
エアコンの故障 10万円前後
スライドドアの故障 モーター故障の場合:10万円前後
リリースアクチュエーターの故障の場合:5万円程度
エンジンからの異音(エンジンマウントの故障) 5万~6万円程度
パワステのオイル漏れ オイル漏れのみの場合:5千円以内
ギアボックスの場合:10万円前後

日産 エルグランドオーナーの評判

国産車は比較的故障(不具合)が少ないと認知されていますが、工場製品である以上、故障はつきものです。

日産 エルグランドに故障(不具合)が多いかどうかは、人それぞれの価値がんで異なるのではないかと思います。故障や不具合などのデメリット面だけで見ると、日産 エルグランドの購入を躊躇してしまう人もいることでしょう。

そこで、ここでは日産 エルグランドを所有しているオーナーの方々の意見や評判をまとめてみました。

まずはポジティブな意見をご紹介します。

  • 静粛性が高い
  • 3列目の乗り心地もよい
  • ノーマルモードの加速感がすごい
  • ラグジュアリー感漂う内装がいい
  • 乗り心地が硬めでふわふわした感じがしないのがいい
  • 車体は大きいが、変な威圧感がないのがいい
  • 全体的なバランスが良い

次にネガティブな意見です。

  • オートパワーウィンドウが運転席にしかついていない
  • ラゲッジスペースが狭い

日産 エルグランドとはどんな車?

エルグランドは19997年に日産自動車から販売された最高級ミニバンです。日本国内での販売はもちろん、香港/マカオ、シンガポール、2011年にはアメリカにも輸出されています。

エルグランドという車名は、英語の定冠詞である「THE」のスペイン語表記である「EL」と偉大を意味する「GRAND」を掛け合わせた造語からなっています。その意味の通り、現行モデルでは、偉大なほどの存在力を持ったデザインとなっているのではないでしょうか。

これまでのエルグランドの年表は以下の通りです。

  • 初代エルグランド(E50型) 1997年~2002年
  • 2代目エルグランド(E51型) 2002年~2010年
  • 3代目エルグランド(E52型) 2010年~

各年代、前期型、中期型、後期型が存在し、それぞれに異なるデザインや性能があるため、中古車で購入する場合は、性能や装備品などに注意が必要です。

日産 エルグランドの魅力とは?

日産のトップクラスミニバン

現行の3代目モデルからはそれまでのサイズをさらにアップさせ、日産最上位LLクラスのミニバンとなっています。より迫力のあるミニバンとなっており、子育て世代にはうれしい居住性を誇っています。

豪華な装飾

2代目エルグランドから高級趣向が高まり、レーザーシートを幅広く用いたり、全車再度カーテンエアバックを搭載したりと、内装デザインの高級感アップかつ安全性能もアップしています。

また、オプションで装備することができる“スマートルームミラー”も高い評価を得ています。通常のルームミラーをスマートルームミラーに変えることで、ルームミラーにリアに取り付けたカメラの映像を映し出すことが可能です。

運転が苦手、車体が大きいため後方が見づらくバックが苦手という方でも安心して運転することができます。

現行モデルのグレードと新車価格一覧(2019年4月時点)

グレード 新車価格(税込み)
350Highway STAR Premium Urban CHROME 5,650,560円
350Highway STAR Premium 5,445,360円
350Highway STAR Urban CHROME [7人乗り] 4,466,880円
350Highway STAR Urban CHROME [8人乗り] 4,466,880円
350Highway STAR [7人乗り] 4,261,680円
350Highway STAR [8人乗り] 4,261,680円
250Highway STAR Premium Urban CHROME 4,477,680円
250Highway STAR Premium 4,272,480円
250Highway STAR S Urban CHROME [7人乗り] 3,812,400円
250Highway STAR S Urban CHROME [8人乗り] 3,812,400円
250Highway STAR S [7人乗り] 3,531,600円
250Highway STAR S [8人乗り] 3,531,600円
250XG 3,318,840円
VIP 6,274,800円
VIP パワーシートパッケージ 7,873,200円
ライダーブラックライン 黒本革シート [3500] 4,942,080円
ライダーブラックライン 黒本革シート [2500] 4,310,280円
ライダー 黒本革シート [3500] 4,963,680円
ライダー 黒本革シート [2500] 4,331,880円
ライダー 黒クロスシート 3,943,080円

上記を見てもわかるように、日産 エルグランドにはグレードが豊富に設定されており、価格帯も幅広く存在します。

中古車価格においても、グレードによって異なってきますので、価格だけにとらわれず、グレードや性能を確認したうえで検討してください。

日産 エルグランドを中古車で購入する際に気をつけること

日産 エルグランドを中古車で購入する際に気を付けるポイントとしては、一般的に中古車を購入する際のポイントとして挙げられる点とほとんど変わりあいません。

  • 整備記録簿の確認
  • 外装や内装に傷やへこみ、ゆがみがないか
  • 過走行距離ではないか
  • エンジンから異音がしないか
  • パワーウィンドウやスライドドアに不具合がないか

上記のポイントの他に、ファミリーカーならではの注意点として、シートのへたりや汚れを確認することが大切です。

ファミリーカーというくらいですから、前所有者に小さなお子さんがいた場合、シートの上で飛び跳ねたり、食事をしていたりが考えられます。

シート内のクッションがへたっていたり、汚れがしみ込んでいることが大いに考えられます。中には、シートのへたりや破れを隠すために、シートカバーで隠していることもあります。

運転席や助手席シートばかり確認せず、2列目、3列目シートもしっかり確認しておきましょう。

まとめ

今回は、日産 エルグランドの故障(不具合)やリコール情報についてご紹介してきました。

現行のエルグランドは、高級感漂い、高い居住性と上質な印象を誇り、人目を惹くスタイリッシュなデザインで購入を検討している方も多いでしょう。

今回、日産 エルグランドの故障や不具合を重点的に取り上げてきたので、購入を躊躇してしまう方もいるかもしれませんが、車の故障(不具合)は、日々のメンテナンスや定期点検、乗り方次第です。

実際、日産 エルグランドを購入してから5年、10年経っても故障しないというオーナーも多いです。

大切にしていれば長く乗り続けられる1台ですので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。