シボレー サバーバンの故障の多さや修理費用を口コミ・評判から調査！

サバーバンはシボレーが製造・販売する歴史の長い大型のSUVです。日本ではディーラーで正式に発売されておらず、入手するには並行輸入品などで新車を購入するか、中古車を購入するしかありません。

手に入れる方法が限られている車だけに、購入を検討している人は故障も気になるところだと思います。ここではサバーバンオーナーの口コミなどからシボレー サバーバンの故障について解説したいと思います。

シボレー サバーバンは故障が多いのか？

シボレー サバーバンに関する故障の声

シボレー サバーバンの故障が多い箇所

どんな車にも故障しやすい部分というのは存在します。シボレー サバーバンもそんな弱点なる部分がいくつかありますが、ここでは代表的なものを３つ紹介します。

国産車ではあまり聞きませんが、シボレー サバーバンは何と窓やドアの隙間から雨漏りすることがあります。これは主にウェザーストリップという窓やドアなどにつけられているゴムの経年劣化によるものです。車内が水浸しになることで二次的な故障が生まれることもあります。

エンジンオイル漏れは輸入車で多いトラブルです。サバーバンの場合、雨漏り同様にゴムの経年劣化によって引き起こされ、エンジンに接続されているホース部分から漏れる事例が多く報告されています。

オルタネーターとは発電しバッテリーに電気を蓄える装置です。オルタネーターが故障すると、走行に必要な電気が確保できなくなり、エンジンがかからなくなってしまいます。

シボレーが発表しているサバーバンに関する故障・不具合・リコール情報

サバーバンは日本のシボレー正規ディーラーでは取り扱いがなく、新車を購入する場合は並行輸入販売店しかありません。このような並行輸入車についてはリコール制度の適用がなく、リコールによる修理・点検等が受けられないことになっています。

つまりリコールが出ても、その部分の修理・点検を自費で行わなければならないということです。そもそもシボレーの日本版サイトにもサバーバンのリコール情報は掲載されませんので、自分で海外サイトなどから情報収集する必要があります。

シボレー サバーバン購入時にはリスクをしっかり認識の上、購入するようにしてください。

シボレー サバーバン各部品の修理費用

ここでは上で挙げたよく起こるシボレー サバーバンの故障について、実際に起こった時にかかる目安費用をご紹介します。

雨漏りの修理は意外と大変です。ジワジワと漏れてくるため故障箇所が分かりにくく、必ずしもウェザーストリップの劣化が原因でもなく、溶接の隙間などから漏れてくることもあるためです。そして修理費も純正のウェザーストリップに交換する場合、部品代の高さもあって10万円以上すると言われています。

エンジンオイル漏れは漏れている箇所によって修理費が異なりますが、ホースやシールの交換で大体５万円くらいの修理費になります。複数箇所から漏れる場合やエンジンを下ろして大がかりな作業になる場合は費用がかさむこともあります。

バッテリー上がりの原因は単純にバッテリー交換だけで済む可能性もありますが、オルタネーターが故障してしまっている場合、交換費用は20万円以上です。交換しないと車が動かすこともできなくなるのは厄介ですね。

シボレー サバーバンオーナーの評判

シボレー サバーバンはまさにアメ車といった大きさ・外観で、かなり迫力のある車です。日本ではほとんど見ることのない車でもあり、持っているだけで優越感を感じられる車と言えるでしょう。

車内は広々で乗り心地良く、長時間乗っても疲れにくいようです。大人数で遠出する時などには役立ちそうですね。

一方、その大きな車体が欠点でもあり、狭い日本の道路・駐車場のサイズに合わないため、運転技術が求められる車でもあります。このことからも車好きで運転が得意な人しか持てないマニアックな車と言えるでしょう。

シボレー サバーバンとはどんな車？

サバーバンはシボレーが製造・販売するフルサイズSUV車です。1935年に初代が登場して以来、モデルチェンジを繰り返しながら販売されており、アメリカ車の中では最も古くからある車種の一つとなっています。現在発売しているサバーバンは11代目です。

車体が大きすぎて日本の道路に合わないためか、正規ディーラーでの取り扱いはなく、新車は並行輸入車販売店でのみ購入することができます。日本で見ることはほとんどない車ですが、アメ車好きの人の間では憧れの車です。

シボレー サバーバンを中古車で購入する際に気をつけること

中古車屋では20年落ち以上のシボレー サバーバンも販売されていますが、当然年式が古く、走行距離が多いものはその分故障リスクも高いです。また、国内で正規ディーラーの取り扱いもないため、古いモデルの部品などはより高額になる傾向もあります。

デザインによって敢えて古いモデルを選ぶこともあると思いますが、そのような場合には故障頻度・高額な修理費は覚悟しなければならないでしょう。

最新モデルのシボレー サバーバンはまだ発売されたばかりであまり出回っていませんが、１代前のモデルくらいなら比較的故障リスクは少なく乗ることができると思います。アタリハズレもありますけどね。

まとめ

シボレー サバーバンは国内で乗っている人が少ない車で、「他人と違う車が乗りたい」「迫力のあるアメ車に乗りたい」という人にはぴったりな車です。

しかし維持費や故障時の修理費はかなり高額になりますので、車にお金をかけられる人でないと維持していくのはかなり大変だと思います。いつ故障しても大丈夫なように数万円程度は用意しておきたいですね。