トヨタ プリウスαの故障の多さや修理費用を口コミ・評判から調査!

トヨタのプリウスαはハイブリットワゴン、ハイブリットミニバンとして人気の車種です。低燃費で沢山の人や物を載せられるため実用性はかなり高いと思います。トヨタ プリウスαの購入を検討している方も多いのではないでしょうか。

ただ、購入前に気になるのは故障です。トヨタ プリウスαの故障頻度や修理費はどのくらいかかるかご存知でしょうか?ここではオーナーの口コミなどなどからトヨタ プリウスαの故障に関する情報をお届けします。

トヨタ プリウスαは故障が多いのか?

トヨタ プリウスαに関する故障の声

50代/男性

先日帰る途中で、突然警告音とともにアクセルが重くなりスピードダウン。モニターにハイブリッドシステムチェックの表示と警告灯が点滅しました。信号待ちから復帰すると時速20kmしか車速が上がらず、恐怖を感じ路側帯に停車。そのままディーラーまでレッカー移動となりました。

その後の点検の結果、インバーター一式無償交換で直りましたが、怖い思いをしました…。

40代/男性

「プリウスα」110,000km走破しました。平均燃費22.9km/Lと徐々に後退していますが、事故や故障もなく快適にカーライフを過ごせているので感謝です。

50代/男性

プリウスαで走行中、スリップ警告灯が点灯後ブレーキ警告灯が時々点滅し、その後ハイブリッドシステム異常の警告灯も点灯。ブレーキが効かなくなり、ハイブリッドシステムも充電されなくなりました。しかしその後の点検では不具合が消えて原因究明出来ず。メーカーも聴いたことない故障らしい…。

30代/男性

プリウスの持病のEGRの不具合が出ました。この故障はエンジンをかけた時にとガコガコという大きな音と振動が出ます。

20代/男性

新車購入から今日までおよそ4年ですが、故障はまったくありませんでした。でもリコールすごく多いです。年2~3回くらい?

トヨタ プリウスαの故障が多い箇所

トヨタ プリウスαは基本的に故障頻度は多くないようです。他のトヨタ車同様に信頼度は高く、10年10万kmくらいは安心して乗ることができるでしょう。

しかし、一部プリウスαでは弱点と言える部分もあり、それが売りでもあるハイブリッドシステムです。トヨタ プリウスαの故障で話題にのぼることが多いのはほとんどがこれで、運が悪ければ10年10万km持たずに故障する車に当たってしまうこともあるようです。

具体的に多いとされる故障部位は以下の箇所です。

  • インバーター故障
  • ハイブリッドバッテリーの故障
  • EGRバルブの不具合

インバーターとはハイブリットシステムの中で電気を制御する部品のことです。このインバーターは異常に熱を発することがあるらしく、熱のせいでセーフモードとなって動きを止めたり、発熱状態が長く続くことで電気系統が故障するというようなことが起こります。インバーターはシステムの根幹にかかわるため、故障してしまうと車が走行不能になってしまいます。

ハイブリッドバッテリーは通常の車のバッテリーとは別のハイブリット車の走行に必要なバッテリーのことです。これは通常のバッテリー同様に消耗品ですが、目安としては交換なしで10万kmくらい走れると言われています。バッテリーが切れると当然走行できなくなるため、ディーラーなどで交換が必要です。

EGRとは車が発する排気ガスの汚染物質を抑制する装置です。トヨタ プリウスαではこのEGRの不調により、エンジンから異音がしたり、振動がするというトラブルが多く報告されています。これに関してはトヨタでも把握しており、対策を行っています(下記参照)。

トヨタが発表しているプリウスαに関する故障・不具合・リコール情報

ハイブリッドシステムの異常判定に関する不具合(2018年10月5日)

ハイブリッドシステムにおいて、異常判定時の制御プログラムが不適切なため、急加速時等の高負荷走行中に昇圧回路の素子が損傷した場合に、フェールセーフモードに移行すべきところ、移行できないことがあります。そのため全車両、異常判定時の制御プログラムを対策仕様に修正します。

対象車両

型式 車台番号
DAA-ZVW40W ZVW40-0001002 ~ ZVW40-0014459(13,158台)
DAA-ZVW40W ZVW40-3000102 ~ ZVW40-3103239(68,782台)
DAA-ZVW41W ZVW41-0001001 ~ ZVW41-0012638(11,051台)
DAA-ZVW41W ZVW41-3000104 ~ ZVW41-3359155(240,094台)

燃料蒸発ガス排出抑制装置に関する不具合(2016年6月30日)

燃料蒸発ガス排出抑制装置において、蒸発ガス通路(樹脂製)の端部形状が不適切なため、使用過程で当該端部に亀裂が発生することがあります。対策として全車両、燃料蒸発ガス排出抑制装置を対策品と交換します。

対象車両

型式 車台番号
DAA-ZVW40W ZVW40-0001002 ~ ZVW40-0015238(14,163台)
DAA-ZVW40W ZVW40-3000140 ~ ZVW40-3108448(74,105台)
DAA-ZVW41W ZVW41-0001001 ~ ZVW41-0026602(25,454台)
DAA-ZVW41W ZVW41-3000182 ~ ZVW41-3381959(266,736台)

ハイブリッドシステムの制御ソフト不具合(2015年7月16日)

ハイブリッドシステムにおいて、制御ソフトが不適切なため、電力変換器(DC-ACインバータ)の昇圧回路用素子が熱応力で損傷することがあります。そこで全車両、制御ソフトを対策仕様に修正します。

対象車両

型式 車台番号
DAA-ZVW40W ZVW40-0001002 ~ ZVW40-0014459(13,401台)
DAA-ZVW40W ZVW40-3000101 ~ ZVW40-3103239(70,463台)
DAA-ZVW41W ZVW41-0001001 ~ ZVW41-0012638(11,215台)
DAA-ZVW41W ZVW41-3000101 ~ ZVW41-3359155(246,698台)

トヨタ プリウスα各部品の修理費用

 

ここでは実際に上で挙げたようなよくある故障が起こった場合、いくらくらいの修理費用がかかるのか、その目安金額を挙げてみます。

  • インバーター交換:30万円以上
  • バイブリッドバッテリーの交換:20万円程度
  • EGRバルブの修理:無料修理

ハイブリッドシステムに関する交換費用はかなり高額です。10万km前後で確実に交換が必要となるハイブリッドバッテリーでさえ20万円程度で、インバーターの交換となると30万円以上することもあるようです。これらの故障がきっかけで乗り換えする人も多いようですね。

EGRバルブの不具合についてはリコールではありませんが、2011年~2012年までの間製造されたトヨタ プリウスα波保証期間延長という措置が取られており、9年間の間は無料で修理を受けることができます。

トヨタ プリウスαは現在最も古いものでも7年前の車なので、全て無料で修理してもらえます。ただし、保証対象となるのは既にエンジンの異音、振動がある車に限られます。

トヨタ プリウスαオーナーの評判

  • 燃費がすごく良い(20km/L以上)
  • 室内が広く荷物が多く載る
  • 走行中静か
  • パワーは普段使いには必要充分
  • 内装が安っぽく傷つきやすい

トヨタ プリウスαは、燃費の良さ、積載量の多さ、人数が多く載れるなどの特徴から移動手段や輸送手段としては便利な車という評価が多いです。車としても性能でも街乗りでは必要充分なパワーがあり、特に困らないという声が多いです。

一方、車の運転に楽しみを求める人にはあまり良い評価は得られません。車を楽しむ外車などとは対極にある車だと言えますね。

また、内装の安っぽさについてはやや不満の声が大きく、樹脂製のため傷もつきやすいようです。

トヨタ プリウスαとはどんな車?

プリウスαはトヨタが製造・販売するハイブリットカー、プリウスの派生車種です。2列シートで最大5人乗りのステーションワゴンタイプと3列シートで最大7人乗りのミニバンタイプがあります。3代目プリウスのハイブリットシステムやエンジンを利用して2011年に登場し、現在もこの時のモデルが発売しています。

グレードにはスタンダードモデルのグレードSとSよりも装備が充実しているグレードGがあり、これ以外にツーリングセレクション、GR SPORTといったオプションパッケージも販売されています。

ちなみにプリウスαの「α(アルファ)」には「空間や使い勝手にプラスアルファの価値を付け加える」という意味が込められています。

トヨタ プリウスαを中古車で購入する際に気をつけること

トヨタ プリウスαは最も古い車でも7年落ちなので、そこまで故障や整備が必要な車は中古車であっても多くないと思います。しかし、やはり年式が古いもの、走行距離が多いものは、それだけ部品の交換時期も早くなると思われるため、車両価格と部品の交換費用は合わせて考えましょう。

特にトヨタ プリウスαなどのハイブリット車では、ハイブリッドバッテリーなど必要な部品交換が高額になるケースが多いです。

まとめ

トヨタ プリウスαは燃費と積載人数(量)を併せ持つ、便利なハイブリットカーです。大きい子どもがいる家族などでは重宝する車だと思います。

一方、故障や経年劣化による部品交換は、ハイブリットシステムならではの高額な部品交換が必要になることもあります。こういった高額な費用が発生する時、修理・交換するのか、乗り換えるのかは事前に決めておいた方がいいかもしれません。