ランドローバー レンジローバースポーツの故障の多さや修理費用を口コミ・評判から調査！

レンジローバースポーツはランドローバーが製造・販売する高級SUV車です。日本ではレンジローバーよりも人気があり、欲しいと思っている方も多いのではないでしょうか？

しかし、輸入車は故障が多いとも言われますよね。そこでこの記事ではオーナーの口コミなどを元にランドローバー レンジローバースポーツの故障について解説してみます。

ランドローバー レンジローバースポーツは故障が多いのか？

ランドローバー レンジローバースポーツに関する故障の声

ランドローバー レンジローバースポーツの故障が多い箇所

レンジローバーは故障しやすいというイメージがあり、口コミからはオーナーも故障をある程度覚悟の上で乗っている様子がうかがえますね。昔に比べて輸入車も故障しにくくなってはいますが、やはりまだ国産車ほど壊れないということはありませんし、修理費用も高くなります。

特にレンジローバースポーツで壊れやすいと言われるのは以下のような箇所です。

ナビの故障は輸入車で多いトラブルですが、レンジローバースポーツでも走行中に突然画面が真っ黒になったり、オーディオの音が出なくなったりなど不良が多く報告されています。運転には直接関係ないですが、ナビが故障すると色々と不便ですよね。

パワーウインドウの故障は開けたまま・閉めたままの状態で全く動かなくなるという不具合が出てきます。多くの場合、ウインドレギュレーターという部品が原因のようです。

エアサスとは高級車についているサスペンションのことです。空気をエアバックに詰めて車高を上げており、これによりバネ式のサスペンションよりも車内への振動を少なくすることができます。

上の口コミでもありますが、エアサスは走行距離や年式が古くなるほど壊れやすくなります。エアサスが壊れてしまうと、車体のバランスが崩れ、運転できる状態ではなくなってしまいます。そして何よりもエアサスの故障が怖いというのは、修理費がかなり高額になるという点です。

ランドローバーが発表しているレンジローバースポーツに関する故障・不具合・リコール情報

メーターパネルユニット制御プログラムの不具合（2018年４月17日）

メーターパネルユニットの制御プログラムが不適切なため、当該ユニットの内部温度を誤って異常検知し、強制的に再起動することがあります。対策として全車両、メーターパネルユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換えます。

対象車両

二列目座席のシートフレームの不具合（2018年３月14日）

二列目の後部座席において、シートフレームの組付け指示が不適切なため、リクライニング機構が正しく組み付けられてないものがあります。対策として全車両、リクライニング機構を点検し、組付け不良が確認された場合は、シートフレームを良品と交換します。

対象車両

助手席シートベルトのシートベルトリトラクタの不具合（2018年３月14日）

助手席シートベルトにおいて、シートベルトリトラクタ（ベルト巻取り装置）の製造が不適切なため、急ブレーキ時等にシートベルトが固定されないことがあります。対策として全車両、助手席シートベルトを良品に交換します。

対象車両

ランドローバー レンジローバースポーツ各部品の修理費用

ここでは上で紹介したレンジローバースポーツの故障しやすい箇所が修理になった時、いくらくらい費用がかかるのかご紹介します。

ランドローバー レンジローバースポーツはどの部分も純正品を使うと恐ろしい修理費になりますね。エアサスの20万円というのは１箇所の話で、最低でも２本は同時交換する必要があります。全ていっぺんに交換する場合は工賃含め100万円近い修理費がかかる場合もあるということです。

その他の部品も海外からの取り寄せになるので、どうしても修理費は割高になります。

ランドローバー レンジローバースポーツオーナーの評判

ランドローバー レンジローバースポーツは大きい車体を強力なエンジンで動かしており、その力強さが他のSUV車にない魅力のようです。また、高級車だけあって乗り心地・運転のしやすさも評価が高くなっています。

一方、３列目のシートは狭く、荷物があまり乗らない部分は欠点として多く挙がっていました。大人数のアウトドアなどで利用するには不便な部分もあるかもしれません。

ランドローバー レンジローバースポーツとはどんな車？

レンジローバースポーツはランドローバーが製造・販売する高級SUV車です。レンジローバーと比較して走りを重視した作りになっており、日本ではレンジローバーより人気がある車種のようです。

2005年に登場し、2013年にはフルモデルチェンジして２代目となっています。

現行モデルは今年マイナーチェンジされ、ガソリン車、ディーゼル車、そしてレンジローバーで初となるPHEVも登場しました。

ランドローバー レンジローバースポーツを中古車で購入する際に気をつけること

中古車では200万円台のものもありますが、新車に比べて故障のリスクがどうしても高くなります。そのため、高額な修理費用やメンテナンス費用がかかる可能性があることには注意してください。

少しでも故障リスクを減らすためには、年式が新しく走行距離が少ないものを選んだ方が良いでしょう。ただ、状態が良いものは中古車でも1,000万円以上します。

まとめ

ランドローバー レンジローバースポーツは存在感のあるSUVで持っているだけでステータスになるような車です。車が好きな方にとっては憧れの一台でしょう。

しかし、その分車両価格、維持費もかなり高いです。中古車で安く購入できても修理費用などでお金がかかるので、やはりある程度お金をかけられる人向けの車であるのは間違いありません。