輸入車の大手販売代理店であるヤナセでは、グループ内で輸入車を購入かつ、自動車保険の契約を行ったユーザーに、様々なサービスを提供しています。ここでは、サービスの具体的な内容を紹介や特色について説明します。
ヤナセでの輸入車購入をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
そもそもヤナセとは、どのような会社?
ヤナセは輸入車の販売代理店であり、国内最大級の規模を有しています。ヤナセは輸入車の販売およびアフターサービスを手掛けており、国内各地に販売代理店があります。
ヤナセが扱っている輸入車メーカーは現時点でメルセデスベンツ、アウディ、BMW、フォルクスワーゲンなど7メーカーあり、特定のメーカーだけを扱っている訳ではありません。
国外自動車メーカーの日本法人からヤナセが自動車を受け取り販売しています。
ヤナセはこれらの日本法人から正規販売代理店としての認定を受けています。そのため、国外メーカーの直営店舗とヤナセとで、販売価格や保証事項などに違いはありません。
ヤナセは正規販売代理店であるため、メーカーの正規保証を受けることが可能です。
一般的な自動車保険の種類
自動車保険には法律で加入することが強制されている自賠責保険がありますが、ここでの自動車保険は、加入が強制ではない任意保険を扱います。
自賠責保険では賠償金を賄いきれないことがあり得ますので、それだけでは万が一の場合の保険としては不十分です。
そのために不足する損害を補償する任意保険があります。車を持っている人の大半はいずれかの任意保険に加入していることでしょう。
任意保険には保険会社によって多くの種類がありますが、おもに次に示す6種類がよく知られています。
対人賠償保険
人身事故で被保険者以外にけがを負わせたり死亡させてしまったりした場合に、自賠責保険の補償額を超過した額について補償が受けられます。
対物賠償保険
事故で他者の財産に損害を与えた場合に補償を受けることができます。仕事ができないことでの損失など、物理的な財産以外も補償の対象です。
搭乗者傷害保険
保険に加入済みの車の搭乗者が事故でけがを負ったり死亡したりした場合に、過失の有無とは無関係に補償を受けられます。
人身傷害補償保険
保険契約の車の搭乗者が事故でけがをしたり死亡したりした場合に、保険金額の最高を超えない範囲で、実際に被った損害額の補償を受けることができます。
自損事故傷害保険
自身の過失が100%であるか、相手がいない事故でけがを負ったり死亡したりした場合に補償される保険です。
無保険車傷害保険
事故で障害が残ったり死亡したりし、相手が無保険車で賠償金を支払う能力がない場合、自身が契約している対人賠償保険と同額の範囲内で不足する賠償金を補償してもらえます。
任意保険には以上のようなものがあります。多くの場合、これらのうちから自身で必要だと考える保険を選択して加入しますが、中にはいくつかの保険がセットとなっている場合もあります。
ヤナセで自動車保険に入ると付加されるサービスとは?
ヤナセで自動車保険に加入すると自動的に無償で付加されるサービス「ヤナセワンナップクラブ」があります。
具体的にどのようなサービスなのか、内容をみてみましょう。
専用のコールセンターが用意されている
深夜や休日に思わぬ事態が生じた場合、緊急の連絡先として利用することができるコールセンターです。
24時間・年中無休、常にバックアップを受けることができるので安心です。
事故が起きた時の受付やロードアシスタンスサービスを必要とする場合に、保険会社への取り次ぎや、加入している保険会社と担当している販売店やサービス工場へ連絡してくれます。
レッカー牽引などのロードアシスタンスサービスが必要となる場合にも、保険会社へ取り次いでもらえます。
オリジナルフロントガラスリペアサービスを受けられる
飛び石などでフロントガラスが損傷した場合、その修理金額を補償するサービスです。規定の補償額まで補償を受けることができます。
補償限度額は3万円で、そのうち3,000円はユーザーの負担となり、サービス限度額としては2万7,000円となります。
フロントガラスの損傷で自動車保険を利用すると、次回の契約時に割引率が変わる可能性があります。しかし、ヤナセ自動車保険に無償で付加される「ヤナセワンナップクラブ」サービスを利用することで自動車保険を使わずに修理を受けることができます。
ヤナセ自動車保険に付加されている「ヤナセワンナップクラブ」のより詳しいサービス内容についてはヤナセ自動車保険を参照してください。
ヤナセで取り扱う各メーカーの自動車保険サービスは?
ヤナセグループの各メーカー正規販売代理店で自動車保険に加入すると、各メーカー独自のサービスを、1年間に1回まで自動車保険を使わずに受けることが可能です。
ヤナセで取り扱う各メーカーで、どのような自動車保険の内容を保証されるのかご紹介します。
メルセデスベンツ
- フロントガラス修理/交換サービス
最大補償額10万円、ユーザー負担額1万円 - タイヤパンク修理/新品交換サービス
最大補償額5万円、ユーザー負担額5,000円
詳細はメルセデスベンツの自動車保険をご覧ください。
アウディ
- フロントガラス補償
最大補償額10万円、ユーザー負担額1万円 - タイヤパンク補償
最大補償額5万円、ユーザー負担分額5,000円 - ドアミラー補償
最大補償額5万円、ユーザー負担額5,000円
詳細はアウディの自動車保険をご覧ください。
BMW
- フロントガラス補償
最大補償額10万円、ユーザー負担額は修理ではゼロ、交換では1万円 - ドアミラー補償
最大補償額5万円、ユーザー負担額5,000円
詳細はBMWの自動車保険をご覧ください。
フォルクスワーゲン
- フロントガラス補償
最大補償額10万円、ユーザー負担額1万円 - タイヤパンク補償
最大補償額5万円、ユーザー負担額5,000円 - ドアミラー補償
最大補償額5万円、ユーザー負担額5,000円
詳細はフォルクスワーゲンの自動車保険をご覧ください。
まとめ
ヤナセから自動車保険に加入することで、これまで説明したような便利なサービスが自動的に付加されます。
保険を使わずに修理や交換を行えるというメリットがあるほか、保険会社への連絡や修理、レッカーなどの手配の窓口をひとつにすることができますので、円滑な対応が期待できます。
ヤナセの自動車保険について説明いたしました。なお、サービス内容などについては今後変更される場合がありますので、最新の情報に関しては販売店などに問い合わせるようにしてください。