車を持っていれば定期的に必ず行わなければならないのが車検です。車検ではまとまった出費が必要となります。ヤナセでは車検に3つのコースを用意しており、その中でも「タイムリー車検」がリーズナブルな費用で済ますことができておすすめです。
今回は、車検とはどういうものか、ヤナセの車検の特長やタイムリー車検をおすすめする理由などを併せてご紹介します。
目次
そもそも車検とはどんなもの?
車検は、自動車が保安基準をクリアしているかを定期的な検査で確認するものです。正式名称を自動車検査登録制度といい、継続検査と呼ばれる場合もあります。
地方運輸局の認定を受けた自動車整備工場で車検整備を実施し、保安基準適合標章が発行されます。15日間の有効期限内に車検証を受け取らなければなりません。
車検の有効期限は車種によって異なりますが、乗用車の場合は新車なら3年間、以降は2年ごとになります。
車検の予約はヤナセでは4か月前から5日前までの間で可能です。
車検に必要なものには次があります。
- 自動車検査証
- 自動車損害賠償責任保険証※以降、自賠責と表記。
- 納税証明書
- 認印
通常、車検証と自賠責は一緒に車検証入れに入っていることが多いです。
また、継続検査の場合は、毎年4月1日に決まる自動車税の納税証明書を提出します。
車検に必要な費用には車両重量と経過年数で金額が決まっている法定費用と、自動車の状態によって変動する検査料と交換部品代、作業料などがあります。
なお、13年を超えた車両の場合は重量税が高くなりますので注意が必要です。
エコカーの場合には割引が受けられますので、車検の際に販売代理店や業者に相談しましょう。
ヤナセの車検とは?
ヤナセでは車検/点検として、次のメンテナンスプログラムが用意されています。
日常点検
この点検は、法律で義務付けられているものではありませんが、ユーザーの意思で行う点検です。給油時や洗車時または車の状況などによって必要に応じて行うことになります。
点検個所は次の通りです。
- 運転席に座って室内で確認できるウィンドウォッシャ、ワイパーなど
- ボンネットを開けてエンジンルーム内のブレーキ液量、バッテリーなど
- 車の外周でタイヤの空気圧、ライトなどを
- 走行してみてエンジンのかかり具合、加速の状態など
法定12ヶ月点検
法律で点検が義務付けられていますが、行わない人も多いようです。法律で決められている点検以外に、車種や使用状況によっては、メーカーが独自に実施する点検もあります。
点検個所は次の通りです。
- パワーステアリング、ベルトのゆるみなどのかじ取り機構
- ブレーキペダル、ホース、パイプ、シリンダ、ブレーキディスクなどの制動機構
- ホイールナットなどの緩みの点検、タイヤなどの走行機構
- クラッチ、トランスミッションなどの動力伝達機構
- 点火装置、バッテリーなどの電機装置
- エンジン本体、潤滑油、エアコンなどの状態
- エグゾーストパイプ及びマフラーの取り付けの緩み及び損傷具合
法定24ヶ月点検
受けることが法律で決まっています。車の状態や装置が法律で定められた基準をクリアしているかを点検するものです。一般的には同時に車検も実施されます。
法定12ヶ月の点検項目に加えて次の項目も点検します。
- 取り付け部と連結部、ショックアブソーバなどの緩衝機構
- ガス排出抑制装置など有毒な排気の防止装置
- 車枠と車体の緩みや損傷
また法定12ヶ月点検と同じ項目についてはより多くの箇所について点検が実施されます。
ヤナセには3つの車検コースがある!
ヤナセの車検では、車の特徴をしっかり把握した整備士が、これまでの不具合情報をもとにこれから起きる可能性のあるトラブルを事前に防止するために、ユーザーに提案して快適なカーライフ楽しんでもらえるように努めています。
ヤナセでは走行距離に応じて3つの車検コースを用意しています。その中でもタイムリー車検は最もリーズナブルなコースであり、おすすめのコースといえます。それぞれのコースの内容は走行距離に応じて次の通りです。
- 5,000キロメートル未満が対象の「タイムリー車検」
法定点検項目について、すみやかに点検整備を実施するリーズナブルな料金のコースです。56の点検項目、日常点検やメーカーテスター点検、完成検査を含みます。 - 1万キロメートル未満が対象の「セレクト車検」
タイムリー車検の点検項目を含み、オイル交換などのメーカー指定の点検項目を必要に応じて行うコースです。エンジンオイルフィルター、ブレーキ、ワイパー、エアコンフィルター交換を含みます。 - 1万キロメートル以上が対象の「プレミアム車検」
セレクト車検の点検項目を含み、オイル交換など、メーカー指定の点検項目を必要に応じて行うコースです。エンジンオイルフィルター、ブレーキ、ワイパー、エアコンフィルター、ブレーキパッド、エアコンチャコールフィルター、バッテリー交換を含みます。
以上の各コースは走行距離別に用意されていますが、必ずしも走行距離別に選択しなければならないというものではありません。選ぶならリーズナブルな価格に抑えることができるタイムリー車検がおすすめです。
セレクト車検やプレミアム車検と比較すると、タイムリー車検では点検項目は少ないですが、法律で決められた検査項目は満足していますから問題はないでしょう。
車検の前の立会説明で安心を
ヤナセではユーザーが車の状態を確認して車検を受けられるよう、「立会説明」を実施しています。タイムリー車検を行うなら立会説明でふだん気になっていることをヤナセのサービスアドバイザーへ気軽に質問することができます。
車検を依頼する店舗に「立会説明希望」と連絡して予約を行います。車検の3ヶ月前から予約することができます。
車検の3ヶ月前から7日前までに店舗に来店し、立会説明を受けます。ここでサービスアドバイザーが車の状況と必要となる作業を説明し、見積もりを提示します。
車検整備に必要な期日は最短で2日です。午前10時までに入庫した場合は翌日の午後5時に引き渡しとなります。
立会説明は無料ですので、タイムリー車検を受ける方は説明を受けてみてもよいでしょう。
まとめ
ヤナセの車検の内容と、タイムリー車検をはじめとする各車検コースについて説明しました。
特にタイムリー車検は法定上必要とされる点検項目のみに絞った車検であるため、費用を抑えたいとお考えの方にとっては最適な車検コースといえます。
また、タイムリー車検を受けるのでしたら、立会説明は無料ですので日頃の疑問点などを解消するにはいい機会と言えるのではないでしょうか。