中古車の購入をご希望の方で、ガリバーを利用しようとお考えの方も多いと思います。
中古車の購入ではできるだけコストを抑えたいもの。このコストのうち、輸送費が占める割合は意外と多額になる場合があります。希望する中古車が県外など遠方にあると、無視できない額の輸送費がかかります。
しかし、この輸送費は工夫次第で安くできる可能性があります。この記事では、ガリバーで中古車の購入をお考えの方に、輸送費を節約するうえで参考となる情報を提供していきますので、ぜひ参考にしてください。
輸送費の内訳は？
ガリバーで中古車を購入し、納車の際にかかる費用が納車費用として請求されます。この納車費用は、購入した車を自宅まで業者が届けてくれる時にかかる費用です。
納車費用には輸送費が含まれており、そのほか、販売店によっては納車の際の洗車やクリーニング、ワックスがけ、書類手続きの費用なども含まれている場合があります。
輸送費は人件費、登録費用などと合わせて納車費用の中に含まれており、輸送費としては記載されていません。遠方から車を取り寄せる場合には、輸送費とともに車の登録費用も含めて、陸送費と呼ぶことが一般的です。
輸送費には、業者の担当ドライバーが車を自宅まで運転して届けるのにかかる費用で、ガソリン代、高速代、運転していたドライバーが戻るのに必要な費用などが含まれます。
かなり遠方のガリバー販売店から車を購入した場合は、業者がその車を運転するのではなく、トレーラーや航空機、船舶に車を載せて輸送される場合もあります。
中古車の輸送費の目安
ガリバーから車を購入した場合、自分で販売店まで受け取りに行けば、輸送費をゼロに抑えることができますが、そうでない場合はどうしても輸送費がかかります。
遠隔地から車を輸送する場合、トレーラーや航空機、船舶などが使用されると輸送費用がより高くなります。
輸送費としてかかる費用としては、近隣の県から購入する場合と、遠方の県から購入する場合とで、次の金額がおおよその目安となります。
- 近隣の県から ２万円～程度
- 遠方の県から ５万円～程度
東京から大阪まで輸送する場合には、５万円前後はかかると考えておいたほうがよいでしょう。かなり遠方から車を購入する場合には、10万前後となる場合もあります。
輸送費は無視できない出費となりますので、その金額が気になるのであれば、ガリバーの販売店にどれくらい費用がかかるのか、見積もりを依頼してもよいでしょう。
輸送費を安く抑えるには？
近隣のガリバーの販売店から車を購入するなら、販売店に任せずに自分で車を受け取りに行くようにすれば、輸送費を支払わなくても済むはずですので、自分からの受け取りが可能か、販売店に相談してみましょう。
少し遠くても、隣の県などにある車であれば、鉄道などを利用して車を受け取りに行くことで、費用を節約することが可能な場合があります。
ただし、近隣のガリバーの販売店から購入するとしても、車が遠方から取り寄せになる場合には、輸送費はそれほど削減できません。
また、遠方にある取り寄せ先の販売店が、輸送業者に名義変更の代行を依頼している場合があり、この場合には名義変更の手数料の見直しがなされることがあって、結果的にあまり費用が削減できません。
車を自宅に送ってもらうのではなく、自宅近くのガリバーの販売店に送ってもらうようにすれば、輸送費を安くできる可能性があります。
自宅に車を送ってもらうようにすると、日程は週末が多くなり、輸送に日時指定がかかってくるため、輸送費が割高となります。
一方、ガリバーの営業時間内で販売店に車を送ってもらうようにすれば、週末に限るといった制限はありませんので、輸送費の削減が期待できます。
週末になってから、ガリバーの販売店に届いている車を受け取りに行くだけで、輸送費を割安にできる可能性がありますのでおすすめです。
この方法をとる場合は、車を取り寄せるガリバーの販売店に、車を送ってほしい販売店を指定することもできます。送り先のガリバーの販売店に、あらかじめ相談しておきましょう。
ただし、繁忙期だったり、営業方針だったりといった理由で断られることもあるかもしれませんので、その点は注意が必要です。
ガリバーフリマを利用する
個人間の売買を仲介するヤフオクやメルカリなどのサイトがありますが、車の売買では不安を感じるかもしれませんね。
その点で、ガリバーフリマは個人間の売買をガリバーが仲介することで、車の査定から、お金の支払い、車の引渡し、書類手続きなどを代行してもらえるので、安心して取引を行うことができます。
ガリバーフリマを利用するうえでの特長として次の点を挙げることができます。
- 車の売買に消費税がかからない
事業者の売買でかかる消費税は、個人の売買では支払う必要がありません。 - ガリバーで査定が行われている
中古車が出品されるとガリバーによって査定が行われるので、一定の品質をクリアしていることになります。ヤフオクやメルカリで個人から購入するより安心ですね。 - 書類手続きをガリバーが代行
名義変更や車庫証明の申請など、面倒な書類手続きをガリバーに代行してもらうことができます。 - 匿名で取引できプライバシーが守られる
出品者も購入者もお互い匿名で取引ができるので、プライバシーを確保した取引が行えます。
このような特長のあるガリバーフリマですが、車両にかかる費用に関して、業者を通していない分を抑えられるため、輸送費が含まれていても総支払額を抑えられる可能性が高く、割安に車を手に入れられることが期待できます。
こうしたことから、ガリバーフリマを利用することも結果的に費用を抑える方法としておすすめです。
まとめ
今回は、中古車を購入する際にかかる輸送費を安く抑える方法について説明しました。
購入したい車が近隣県など、近くのガリバーの販売店にある場合は、鉄道などを使って自分で受け取りに行けば、販売店からの輸送費がかからなくなるので、費用を少なくできる可能性があります。
遠方のガリバーの販売店にある車を自宅まで送り届けてもらうのではなく、自宅近くの販売店まで輸送してもらい、時間に余裕ができたら、自分から自宅近くの販売店まで受け取りに行くことで、輸送費を削減できることが期待できます。
その他、ガリバーフリマを利用することで、輸送費は変わらなくても業者を通していない分、費用を抑えられる可能性があります。
輸送費をゼロにすることは難しいですが、今回説明した様々な方法で費用を抑えられる可能性がありますので、ガリバーから中古車の購入をお考えの方は、ぜひ検討してみてください。
