プジョー RCZは故障（不具合）が多い？修理費用の目安は？口コミやオーナーの声とともにご紹介！

2010-2016年12月に販売されていたプジョー RCZ。購入を検討している方の中には、故障（不具合）の多さを気にしている方もいるのではないでしょうか？この記事では、プジョー RCZの故障（不具合）や修理費用の目安について、口コミやオーナーのリアルな声を交えながらご紹介しています。ぜひ参考にしてください！

1 プジョー RCZは故障（不具合）が多いのか？
2 プジョー RCZ各部品の修理費用
3 プジョー RCZオーナーの評判
4 プジョー RCZとはどんな車？
5 プジョー RCZを中古車で購入する際に気をつけること
6 まとめ

プジョー RCZは故障（不具合）が多いのか？

輸入車を購入する際に心配になるのが「故障（不具合）の多さ」ですよね。部品も取り寄せになると高額になりがちですから、購入前にある程度、情報を集めておきたいものです。まずはプジョー RCZの故障（不具合）に関する口コミをご紹介します。

プジョー RCZに関する故障（不具合）の声

40歳／男性

個体差があるのは承知していましたが、私のプジョー RCZは比較的、故障が多い方だったと思います。ターボ冷却用のウォーターポンプの故障、水温計の故障による異常警告およびエンジン制御（出力制限）など、３年間で多くの故障に見舞われました。

43歳／男性

故障や不具合が多そうだなと思いつつも、カッコ良さに惹かれてRCZ購入した者です。４年が経ちますが、目立った故障や不具合もなく、今のところ消耗品の交換程度で済んでいます。最近の輸入車はひと昔前と比べて断然、故障や不具合が減りましたね！

30代／男性

プジョーのRCZを街で見かけた時、ポルシェのような迫力に圧倒されて、それ以来虜になりました！２万キロで購入したのですが、故障というか水温センサーの不具合が原因で水温が正常に計測されず、ラジエーターファンが回らなかったことでオーバーヒートを招きました。保証期間内だったので無償で修理できました。

51歳／男性

ダイレクトイグニッションコイルの故障の影響で、エンジン部分の異常振動が発生しました。ディーラーで不具合がある気筒だけを交換したのですが、数日後、同じ現象が発生し、結局残りの気筒もすべて交換することになりました。大きな故障（不具合）はこれだけです。

40代／男性

コンプレッサーを交換しました。原因はエキスパンションバルブとリキッドタンクが詰まったことによるものです。結果、異常高圧状態となり、コンプレッサーが故障しました。30万円コースでした。

プジョー RCZの故障（不具合）が多い箇所

近年の輸入車は、昔と比べて故障（不具合）が大幅に減ってきていると言われています。確かに、以前と比較するとそのようですが、とは言え工業製品である以上、プジョー CRZが故障（不具合）しないということはあり得ません。特に注意したい故障箇所は次のようなものです。

コンプレッサーの故障（不具合）
オルタネーターの故障（不具合）
パワーウィンドウの故障（不具合）
水温センサーに関する不具合

・故障（不具合）箇所1

口コミにもありましたが、コンプレッサーの故障は修理費用も大きくなりがちなため、注意したいところです。コンプレッサーの交換だけでは再発リスクも高いようです。「ガラガラ」という異音が聞こえたら、ディーラーに持ち込んで見てもらいましょう。

・故障（不具合）箇所2

プジョー RCZでは、オルタネーターの故障（不具合）も比較的よく見られます。オルタネーターとは発電機の部品ですから、ここが故障（不具合）してしまうとエンジンがかかりません。経年劣化によるトラブルが多いため、数年乗っている方は気をつけましょう。

・故障（不具合）箇所3

もはや「輸入車あるある」にも近いですが、パワーウィンドウの故障（不具合）も、プジョー RCZによくあるトラブルとされています。原因はパワーウィンドウレギュレーターの故障（不具合）によるものがほとんどです。

・故障（不具合）箇所4

サービスキャンペーン対象となっているのが、水温センサーです。水温センサーが正常に稼働しないことで冷却機能が働かず、オーバーヒートを起こしてしまうというものです。ただし、原因が本当に水温センサーかどうかは、ディーラーで調べてもらわなければ分かりませんので、心配な方はディーラーに持ち込みましょう。

プジョーが発表しているRCZに関する故障・不具合・リコール情報

プジョー RCZは2010年から2016年と販売期間が短いということもあり、リコール情報を確認することはできませんでした。

ただ、販売期間が短くてもリコール情報が多発する車両もあることを考えれば、故障や不具合を起こしにくい車両であると言えるのではないでしょうか。

また、2016年販売終了となっており、販売終了から数年程しか経っていないこともあり、これからリコールが発表される可能性もあります。

新車で購入していればメーカーからリコールの通達が来ることは確かですが、まれに中古車で購入した際に所有者に通達がいかないケースもあります。

プジョー RCZをこれから所有しようと考えている方や、すでに中古車で購入した方は、今後もリコール情報には敏感に反応しておきたいところです。

プジョー RCZ各部品の修理費用

続いて、よくある故障（不具合）箇所の修理費用の目安をご紹介します。実際には、作業工賃が加わるほか、使用する部品や他に付随する作業の有無などによって費用が変わってきます。あくまで目安として参考にしてください。

故障個所	費用
コンプレッサー交換	20〜30万円程度
オルタネーター交換	10〜20万円程度
パワーウィンドウレギュレーター交換	３〜５万円程度
水温センサー交換	無償（リコール対象（厳密にはサービスキャンペーン）の場合。他の原因であれば保証内容・保証期間による）