車を購入する際、故障しやすいかどうかは気になるポイントではないでしょうか。そこで三菱 デリカスターワゴンは故障しやすいのか、口コミやリコール情報などを調査しました。
目次
三菱 デリカスターワゴンは故障が多いのか?
三菱 デリカスターワゴンに関する故障の声
50代/男性
オイルバンに穴があいてしまいました。長いこと乗っているので、経年劣化かなと思います。長く乗る場合はやはり短いスパンでのメンテナンスが必要ですね。
40代/男性
ある日、足回りをチェックしていると、マフラーが破損しているのに気づきました。部品交換をして事なきを得ましたが、古い車種はこういった注意も必要なのですね。これからは定期的にチェックしたいと思います。
60代/男性
どうにも調子悪いと感じたので修理に出したところ、ミッションの交換が必要だといわれました。劣化が進んでいるため修理ではなく交換となったようです。またオイルの補充などもしてもらいました。
30代/男性
暑い日にガンガンにエアコンをきかせていたのですが、ある日突然壊れてしまいました。そんなに時間と費用はかからなかったのですが、普段からメンテナンスをすることの重要性を再確認しました。
三菱 デリカスターワゴンの故障が多い箇所
工業製品である以上、三菱 デリカスターワゴンも全く壊れないことはありえません。三菱 デリカスターワゴンは故障が少ないといわれています。しかし故障しやすい箇所というのがいくつかあり、次の様な部品は比較的故障が多いとされています。
故障箇所1 オイル漏れ
オイル周辺の部品は、経年劣化によって故障しやすい部分です。オイルバンやホースなどは定期的にチェックしましょう。
故障箇所2 マフラー
マフラーも長年使っていると劣化しやすい部品です。マフラーの劣化は大きな故障に発展してしまいがちです。見つけたら早めに交換しましょう。
故障箇所3 サンルーフ
サンルーフの動きが悪くなる故障です。部品を交換することで修理ができます。サンルーフ関連は錆が発生しやすい部分ですので、こまめにメンテナンスしましょう。
三菱が発表しているデリカスターワゴンに関する故障・不具合・リコール情報
故障1 補修部品のリコール(2008年11月)
前輪用のアッパアームボールジョイント用のダストカバーが補修部品として販売されましたが、異品が混ざって出荷されました。そのため対象となる使用者に連絡をし、正規品と交換されました。
対象車両
昭和61年5月17日~平成7年8月8日までに販売された計41型式、11車種の車両
詳しくはこちらからご確認ください。
故障2 燃料装置の不具合(1999年10月)
燃料噴射ポンプから燃焼が漏れる不具合が報告されました。
対象車両
型式Q-P35W
1999年で生産が終了していることもあり、リコール情報も殆どない状況です。
直接メーカーや自動車販売店に問い合わせてみると情報が得られるかもしれませんね。
三菱 デリカスターワゴン各部品の修理費用
ここでは、デリカスターワゴン各部品の修理費用の相場をご紹介いたします。
部品1 マフラー交換
マフラーを交換する費用は約5,000~6,000円です。さらに部品交換などがあればプラスされます。
部品2 オイルバンの交換
経年劣化によって破損しやすいオイルバンの交換費用は約1万円です。これにパッキンの交換がはいるとされにプラス1,000円ほどかかります。またエンジンオイル交換が約5,000円、工賃が約1~3万円かかります。
部品3 サンルーフの修理
サンルーフは故障の原因によって費用が異なります。錆やパッキンの劣化による故障の場合は約2万円です。モータ故障やスイッチ不良など電気系統の故障の場合は、約10万円と高価になります。さらにガラスを交換すると約3万円かかります。
部品4 エアコンの修理
カーエアコンも故障部品によって費用が異なります。エアコンのガス補充の場合は約3,000~5,000円、ガス漏れの場合は約2~3万円です。エアコンコンプレッサーの不良の場合は約5万円かかるのが一般的です。
三菱 デリカスターワゴンオーナーの評判
評判1 荷物をストレスなく載せられる
とにかく荷物をどんどん載せられるので、荷物をたくさん載せたい方にはおすすめです。車中泊もストレスなくできます。また運転性能も高いのが魅力です。4WDに乗っていましたが、雪道でもガンガン進むことができました。これからも大切に乗りたいです。
評判2 見た目の割に小回りがきく
見た目に反してとても小回りがきくのが気に入っています。加速も早いので、長距離走るのも楽です。なにより荷物がたくさん載るのがいいですね。たくさん載せても安定します。
評判3 快適な走り
ファミリー用にも仕事用にもできるバランスの良い車だと思います。乗り心地も良く、長時間のドライブでもしんどくなりません。また燃費が思っていたより良かったのも驚きでした、大事に乗りたいと思います。
評判4 車内が広い
車内が広いため、大人数が乗っても窮屈さがありません。また荷物も大量に乗せられます。ただ山道になると少しパワーが足りないかなと感じることがありました。他は満足です。
評判5 内装は好みが分かれる
内装はあまり高級感などが無いので好みが分かれるところです。外観も昔の車といった感じです。それらを気にしなければ走りなども良いので、良い車だと思います。
三菱 デリカスターワゴンとはどんな車?
デリカスターワゴンは三菱が生産・販売している車です。ワンボックスカー型の車で、1979年から2004年まで販売されました。
乗用四輪駆動者の先駆け的なモデルとされ、特にアウトドアをするユーザーに人気のあった車種です。
三菱 デリカスターワゴンを中古車で購入する際に気をつけること
三菱 デリカスターワゴンは、アウトドアで使われることの多い車です。そのため車体の裏側はしっかりチェックしましょう。オフロード走行が多かった車は、ダメージを受けている場合があります。
また最低地上高が高くない車種なので、オフロードを走った場合はぶつけることも多いとされています。アンダーガードなどをぶつけていないか、キズはないかのチェックも必要です。修理歴があるならその部分もしっかり確認しておきましょう。
また走行距離も長めの中古車が多いです。クラッチが摩耗していないかなど細かい部品の確認もしっかりする必要があります。
まとめ
三菱 デリカスターワゴン電子部品をあまり使っていないため、故障が少ない車です。また荷室の広さとカスタムのしやすさから、特にアウトドアユーザーに人気です。アウトドアが趣味の方は検討してみてはいかがでしょうか。