トヨタ タンドラの故障の多さや修理費用を口コミ・評判から調査!

タンドラは北米トヨタが製造・販売する車です。トヨタ車とは言え、日本では発売していない車種なので、並行輸入するか、中古車くらいしか入手する方法はありません。ですが、そんな限られた入手方法でも一部の人からは結構人気があるようですね。

この記事に来られた方もそんなトヨタ タンドラに興味を持っている方だと思います。この記事では特にトヨタ タンドラを持つ上で気になるであろう故障や修理費用について、オーナーの口コミなどを元に解説していきます。

トヨタ タンドラは故障が多いのか?

トヨタ タンドラに関する故障の声

30代/男性

タンドラの故障箇所を診てもらったら二次エアポンプ固着でした。本国ではリコールかかってるみたいですね。

40代/男性

紹介された店3店舗全てタンドラ取り扱い断られた。困った、来月までに修理完了間に合うかな…・盆明けでまたショップ巡りだ…。

50代/男性

故障の頻度はよほど状態が悪い車でなければ心配する事はないかとは思います。少し古いアメ車でも一般的に言われるほど頻繁に壊れたりはしませんしね。

点検や整備等怠らなければ基本的に大丈夫です。でも、たまに外れの車やパーツなどはあります。

60代/男性

トヨタなので故障も少なく、燃費もまだマシなハズです。
室内空間も結構広いと思います。
予算にもよるでしょうが、高年式、新車並行ならアメ車でもそこまで壊れません。
部品も3ヶ月待ちだとか高額だとかそこまで大げさな物ではないですよ。
国産より維持費重むのも間違いないですけど。

40代/男性

新車並行なら故障が少ないですが、安い中古並行なら何km走ってるかわからないくらい走ってる車もありますから、アタリハズレがあります。
故障が多いのはAT エアコンなどで、エンジン本体は丈夫です。
AT故障すると楽に50万オーバーです。
また中古パーツも少ないので新品パーツになり、修理費用は高くなりがちです。

トヨタ タンドラの故障が多い箇所

アメ車と言えば壊れやすいイメージがある人もいると思いますが、タンドラはそこまで壊れるという評判はありません。北米とは言え、トヨタなので信頼性はあまり変わらないみたいですね。

ただ、並行輸入や中古車といった限られた方法でしか入手できず、特に中古車購入となるとやはり他の車種同様アタリハズレは出てきます。ここでは特にトヨタ タンドラの故障が多いとされる箇所を挙げてみます。

  • エアポンプの故障
  • ATの不具合
  • エアコンの故障

エアポンプは上の口コミにもあった通り、アメリカではリコールが出ており、トヨタ タンドラの中で特に故障しやすい部位となります。ここで言うエアポンプとは排気ガスの有害物質を減らすためにつけられている部品のことです。

エアポンプは2個取り付けられており、どちらか一方が故障するだけでもエンジンのチェックランプが点灯し、修理が必要となります。

ATの不具合とはクラッチが滑ったり、走り出しがぎこちなくなるなどの症状が出るなどの症状を指します。これらの症状が出て、ATの交換になるとかなり高額な修理費となってしまいます。

エアコンは車の中でも比較的早く故障しやすい部分です。これは国産車でも同じことが言えるのですが、トヨタ タンドラの中古車は走行距離がかなり多いものも多く、よりエアコンが壊れるリスクは高いと言えます。

またエアコンの修理費用も国産車に比べて高くなってしまうので、注意が必要です。

トヨタが発表しているタンドラに関する故障・不具合・リコール情報

タンドラはトヨタはトヨタでも北米トヨタの車であり、日本では取り扱いがありません。ですから新車を購入する場合は並行輸入販売店を利用することになります。このような並行輸入車についてはリコール制度の適用がなく、リコールによる修理・点検等が受けられないことになっています。

つまりリコールが出ても、その部分の修理・点検を自費で行わなければならないということです。そもそもトヨタのサイトにもタンドラのリコール情報は掲載されませんので、自分で海外サイトなどから情報収集する必要があります。

トヨタ タンドラ購入時にはこのようなリスクをしっかり認識の上、購入するようにしてください。

トヨタ タンドラ各部品の修理費用

ここでは上で紹介したトヨタ タンドラの故障が多い部分が実際に壊れた場合、いくらくらいの修理費用がかかるのか、目安金額を紹介します。

  • エアポンプの交換:15万円程度
  • ATの交換:50万円以上
  • エアコンコンプレッサーの交換:20万円以上

エアポンプの交換は1つ交換で15万円とかなり高額です。日本ではリコール制度も使えないので実費で直すしかなく、結構痛い出費となります。

ATの不具合はATF交換など数万円の修理で済むことも多いです。しかし最悪の場合AT自体の交換が必要になり、50万円という修理費用になってしまいます。整備不良などハズレの中古車を引いてしまったら交換が必要になることもあるかもしれません。

エアコンの故障も様々な部品が原因となりますが、よく壊れるエアコンコンプレッサーの場合、およそ20万円の交換費用がかかります。国産車のエアコンコンプレッサーだとおよそ10万円くらいの交換費用なので倍くらい値段が変わりますね。

このように修理費用に関してはトヨタ タンドラは高額費用がかかる可能性もあります。そして、口コミにあったように修理できるお店自体が限られており、お近くで見てもらえる修理業者を見つけるのもちょっと大変かもしれません(もちろん、トヨタディーラーでは対応してもらえません)。

トヨタ タンドラオーナーの評判

  • 車体が大きく、とにかく目立つ
  • 横幅があるため車高があっても風などの影響は受けにくい
  • 荷物はいくらでも積める
  • 運転の感覚は他のトヨタ車と変わらない
  • 駐車場探しに苦労する

トヨタ タンドラの一番の魅力は日本にはあまりない車のサイズ感とゴツさです。その見た目が好きになれる人は多少の出費や面倒さを理解していても、購入に踏み切り、満足される方が多いようですね。大きな車体だけに荷物が沢山積め、大人数でのアウトドアなどにも適した車です。

一方、街乗りには燃費や車体のデカさであまり適しているとは言えず、特に街中の駐車場探しには苦労するかもしれません。レジャー用の車と割り切って乗った方がいいかもしれませんね。

トヨタ タンドラとはどんな車?

タンドラは北米トヨタが製造・販売するフルサイズピックアップトラックです。日本にあるような乗用車に比べ車体が大きくなっており、日本の道路事情と合わないと判断されているためか、現在日本のトヨタディーラーでは発売していません。

アメリカの工場で作られ、そのままアメリカ国内で流通しています。初代は2000年に発売され、現在は2007年にフルモデルチェンジした2代目が現役モデルとなっています。

トヨタ タンドラを中古車で購入する際に気をつけること

まず、トヨタ タンドラを購入前にいざという時に修理を頼めるお店を探しておくことが大切です。車を購入するお店でも良いですが、自分が信頼できるお店を選びましょう。

トヨタ タンドラはそれほど多く出回っている車ではないので、球数自体が少なく、あまり選り好みはできませんが、できるだけ交換・修理が少なく済むものを選んだ方が、結果的に安くなると思います。

まとめ

トヨタ タンドラは日本で発売されていない車なので、普通街中で見かけることもなく、一般人はほとんど知らない車です。しかし、その見た目はインパクト抜群で、持っている事自体に優越感を感じることができるでしょう。

しかし、その一方で故障や修理に関しては国産車に比べて結構大変です。特にリコールが受けられない、修理業者が限られるというデメリットに関してはしっかり理解してから購入するようにしてください。